自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

分別と分別

2014-07-08 08:03:25 | ひとり言
「いい分別のある大人が、、、、」に続く、言葉がたくさんある。


歩きながらケイタイやスマホに夢中になる輩


電車の中で、携帯ゲームに夢中になっているサラリーマン


同じく電車の中であたりかまわず電話でしゃべりまくるオヤジやおばはん


公衆浴場で、カラダを洗い流さずにそのまま湯船に入るやつ


現代人の分別はいったいどうなっているんじゃ!と、思いつつ、待てよ。


この分別は、ごみの分別と同じ漢字を使う。


分別ごみは、分別のある大人がわけるから分別ごみと書くのか???


なんて、どうでもいいようなことを考えていたら、なんとこの「分別」は、仏教語だった。


何度か紹介している玄侑宗久さんの『さすらいの仏教語』から引いた。


これを読むとビックリ。


「本来の分別は、どうしても凡夫がしてしまう間違った判断のことだ。反対語である『無分別』の智慧こそ、悟りの智慧なのである」


なんですって。


生きることは、分別を身に着けることではなく、その分別を捨てること、だと言う。


ということは、世間に振り回されることなく生きること、が修行ということになる。


確かに、自分を殺して周りに合わせたり、周りに迎合しながら生きることは、自分を生きることにはつながらない。


だからと言って、周りに迷惑を変えるのも嫌だ。


ただ、自分の信念を生きる人たちは、周りへの影響を感じながら、その先にある多くの人たちにとっての絶対的幸福を目指しているとも言える。


やっぱり、人生は選択と決断。


この学びをしてみたい人は、どうぞボクの「4つの力を学ぶ」講座へ。


ちゃっかりと宣伝につなげた、今日のブログでした。







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