ミッシングワーカー、他人事ではない・・・

NHKスペシャルで放映された「ミッシングワーカー」

とても他人事とは思えない現実でした。

４０代、５０代の働き盛りの人たちが、非正規労働や親の介護などで

働けなくなってしまった人を「ミッシングワーカー」と言い、

４０代、５０代の「失業者」が７２万人に対し、

ミッシングワーカーは、１０３万人もいるという。

ミッシングワーカーは、求職活動をしていないので「失業者」には入らないとの事。

親の介護で職場を辞め、親の年金で暮らしていても、親が亡くなった後も働かない、いや働けない現実・・・

 

労働市場から排除された状態が長く続き、「ミッシング・ワーカー」となってしまうのだ。

さらに深刻なのは、独身中高年が増えていること。

４０代、５０代の独身中高年は、６５０万人。親の年金などに依存していると、その実態が見えにくく、支援が行き届かないまま深刻なケースになってしまう事が続出しているとか。

番組では「ミッシングワーカー」の実態に密着ルポして、解決の糸口を探るのだが、なかなか現実は難しく、家族だけではとても解決できない問題だな～と感じました。

子どもに頼らない老後を送りたい、子供は子供の人生を送って欲しいと親は切に思うけど。。。

社会保障が充実していかないと、少子化に加えて労働力も不足していくんだろうな～～と、考えさせられました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

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