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イタリアの校長先生の素晴らしいコメント!

2020年03月05日 | ニュース

イタリアで新型コロナウイルス感染予防で休校になっている校長先生が、生徒に向けて素晴らしいコメントを書いておられ、

ほんとにそうだな~~と納得した次第です。

 

毎日新聞より

「外国人に対する恐怖やデマ、ばかげた治療法。ペストがイタリアで大流行した17世紀の混乱の様子は、まるで今日の新聞から出てきたようだ」――。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校しているイタリア・ミラノの高校の校長が、学校のホームページ上で生徒に向けて書いたメッセージが話題になっている。

 メッセージを書いたドメニコ・スキラーチェ校長は、イタリアの文豪マンゾーニが19世紀、ペストが流行した様子を描写した国民的文学作品「いいなづけ」の一節を紹介しながら、社会生活や人間関係を「汚染するもの」こそが、新型コロナウイルスがもたらす最大の脅威だと説いた。

「いいなづけ」では、「人々が不安になっている時には、話を聞いただけで見たような気になってしまうものだ」などと、パニックに陥った時の人間の心理を描写している。

 スキラーチェ校長は「感染拡大のスピードは、昔は少しゆっくりだったかもしれないが同じで、それを止める壁は存在しない」としたうえで、「目に見えない敵からの脅威を感じている時は、仲間なのに潜在的な侵略者だと見なしてしまう危険がある」と指摘した。

 ミラノでは休校が8日まで延長されることが決まり、スキラーチェ校長は「こんな時にこそ良い本を読んでほしい」と勧め、「集団の妄想に惑わされず、冷静に、十分な予防をしたうえで普通の生活を送ってほしい」と呼びかけた。

元気ならば、普通に散歩をして、こんな時こそ良い本を読んで欲しい・・・

というメッセージ。

納得