次のミッションは・・・・
この春 オープンしたばかりのJR東海 リニア・鉄道館へ向かう事にしました・・・。
今年になって既に数回名古屋を訪問している私ですが 今回が初めての訪問となりました。
名古屋駅から「あおなみ線」に乗って終点の金城ふ頭駅まで所要約25分・・・。「あおなみ線」に乗車するのも初めての事。 午前9時発の電車に乗りましたが ワンマン運転で車内はガラガラ・・・・ステンレス車体の無機質な1000系電車は軽快に走っていきます・・・。 この車両・・・20メートル級車体でありながら3ドアの車体・・・、どことなく我が地元 西武電車のイメージが感じられました。 ドア間にあるロングシートはモケット自体が1名ごとにセパレートされたものであり定員乗車(着席)には威力を発揮する事でしょう・・・。関東の鉄道線では見られない内装デザインにちょっと興味をそそられました。 反面・・・外装は機能美一点張りというか 実に味気ない?デザインで あまり撮影意欲は沸かない感じ・・・・。 車窓に見えるJR名古屋工場やら貨物線のコンテナ車を眺めながら過ごしているとやがて名古屋港が見えてきて終点の金城ふ頭駅に到着・・・。
土曜日 朝の金城ふ頭駅は非常に?閑散としていました・・・・。
駅の案内板に従い歩く事2分ほど・・・・。
ありました。 ここがJR東海リニア・鉄道館!
9時半・・・・入口付近には家族連れを中心に50人ほどの列が出来ており 自分もその列に加わりました。 3連休初日、良く晴れた空の下・・・絶好の行楽日和なのですから当然といえば当然か・・・・。
午前10時・・・予定通りに開館となり館内へと向かいます・・・・。見学客の殆どは運転シュミレーター等の体験展示が目的の様子・・・・大人数なので抽選制を取っているようです。 当の自分は実車展示が見られれば十分なので そそくさと館内へ進んで行きました・・・・。
館内に入ってまず飛び込んでくるのは かつての東海道本線の王者・・・・蒸気機関車C62型 17号機! 往年の特急「つばめ」、「はと」を牽引・・・・、さらには木曽川鉄橋上で 我が国の蒸気機関車で最高速度を記録(時速129キロ!)したレコードホルダーでもあります。
演出的に暗い部屋での展示となっているので 形式写真的な撮影は出来ませんでした。しかしながら・・・憧れの17号機を前にして 何故か目頭がウルウルとしてきてしまって・・・・・本当に感動の対面でした。
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館内をさらに進んでいくと・・・・歴代の新幹線車両が並んで出迎えてくれました・・・・。
先日 ここでも取り上げた300系新幹線・・・・既に一線を退いて博物館で展示されている仲間もいるのです。 まだまだ現役で走り続けている仲間達も もはや終焉に・・・・。
隣りに並んでいたのは同じ300系ですが 先行試作車9000番台・・・・。現役時代は[J1]編成を名乗っていたので「ジェーイチ」と呼んでいました。 試作車ということもあって 量産車より一足先に営業運転を終了し その後は各種新技術の確認用試験車として活躍していました・・・・。 試作車はライト形状とサイド部分の膨らみが見分けのポイント・・・・! 「のぞみ」登場時のTVCMにも出演していましたね・・・・。
シャークノーズの100系新幹線も展示! 後ろには懐かしのダブルデッカーもあります。
その隣には 元祖新幹線である0系が・・・・。やはり新幹線といえばこの顔でしょ!
当地ならではの展示車両・・・・先代ドクターイエローT3編成の先頭車も展示!922形新幹線 電気・軌道総合試験車。子供たちにも人気があるようで このような車両も収納してくれたのは さすがJR東海ですね!
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新幹線車両を一覧したあとは 在来線車両たちも観覧・・・・・。ここにある在来線車両群も今や貴重な車両ばかりが並んでいます・・・・。
名古屋地区ということで 特急しなのに使用されたキハ181系ディーゼルカー・・・・。
昭和47年から投入された日本国内初の振り子式電車381系電車・・・・・。
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そして 今回の訪問で自分が一番逢いたかった車両・・・・・鉄道省モハ52形電車!
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お召し指定機 C57139号機・・・・
名古屋機関区特有のお召し装備が間近で見られる事も本当に素晴らしい限り。
館内2階から展示スペースを俯瞰・・・・
歴代新幹線車両の並びは当館ならではのものでしょう・・・・・。
その他にも貴重な車両が多数収納されており ここで全てを紹介する事が出来ませんが 是非とも一度 足を運ばれる事をお薦めします・・・・。 鉄道そのものに深い興味が無い方でも 十分に楽しめる施設だと思いました。
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と・・・・、約1時間ほど 速足で館内を一巡して見学終了としました。 ここでもっと ゆっくりする事も可能でしたが 何しろ天気が良いもので 次のミッションへ向かう事にします・・・・・。
(part3に続く・・・・)