「晴れ時々曇り、所によっては雨が強く降り落雷や竜巻が起きる」という天候が続き、1日のうち何でもありという日は、予報が難しそうです。
天気予報の結果を過度に気にすることはなく、前向きに受け止めるべきですが、事前に予報が難しい「線条降水帯」で被害を受けられた人にとっては、災難以外に何ものでもありません。
事故や犯罪なら、犯した罪を償わなければなりませんが、自然災害なら責任を追及できません。もし責任を負わねばならないとき、どの様な対応をしたらよいか考えさせられます。
言い訳は、何らかの事情で窮地に追い込まれたとき思わず出てくる言葉で、「できなかった理由」「やらなかった理由」をやたらと考え出して披露するものです。「言い訳」の前には「説明」が求められ、「言い逃れ」とは別物と考えたいのですが、勘違いも多いようです。
人の感情を無視して正当性を伝えれば、難しくするだけで、ここ日本では、少なくとも双方に非が明らかであれば「ご迷惑・ご心配をおかけしました、本当に申し訳がありませんでした」から始まるのが良さそうです。
日本では謝罪からスタートすれば、人の感情を鎮めることになり、許す、許さないは相手の度量が問われます。これをすっ飛ばすと、どの様な説明も「言い逃れ」と受け止められることがあります。その次に言い訳をしないと「非を認めます」と思いこまれます。
中国を旅したとき、乗ったバスが乗用車と接触し、互いの運転手が激しい口論を繰り返していて、「こちらの言い分を強く主張」しないと犯人の扱いを受けるとのこと、簡単に非を認めない事を学びました。国民性かもしれませんが・・・・・・。
人間ですから、幾ら注意をしていても失敗する場合があります。それだけに謝罪と人間関係の修復は社会人として必要で、重要なスキルではないでしょうか。