近ごろ、新聞を購読していて気になることがあります。それは新聞広告で、織り込み広告は無料ですが、新聞に印刷されている広告は、私が購入する新聞代金に含まれていると思えば、広告もお金を払って購入しているという事です。
もちろん、新聞社が掲載企業から広告料を得て発行していますから、その分読者は安く読むことができると考えれば、やむを得ないことかもしれません。「ケチな考えは休み休みにしなさい」と言われればその通りかもしれません。
コロナ禍以前は広告掲載率が3割以上を占めていた海外旅行でしたが、最近では「3年ぶりの海外旅行へ」と、再び旅行広告が増え始めました。
この3年の間は、膝関節や腰の傷みに効果のある健康補助食品や健康器具、生命保険など、高齢者向けのカラダに関する宣伝広告が増え、「全面広告」のページも目立ちます。
経済新聞なら多少広告が多くても理解できるのですが、一般紙に広告が多いのは少々気がかりです。新聞社の広告掲載収入という経済的な事情もあるのでしょうが・・・・・。
メデイアの中で新聞情報の信頼度は高いことは確かで、次にNHKテレビ、民放テレビ、ラジオ、ネット情報の順でしょうか、ニュースなど情報の速さでいえばネット、民放テレビ、ラジオ、NHKテレビ、新聞と、真逆の順だと思うのです。新聞は情報の信頼度で群を抜き、やはり購読は欠かせません。
新聞広告も信頼度が高いといえますが、ページ数とのバランスも考えてほしいものです。
岡崎市・南公園にて梅林を望む 2023.2.28 撮影