外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

部屋探し

2012年02月20日 | 日記
2月20日(月) 晴れ

今朝の外気温が0度。毎日少しずつ下がりつつあった温度計の表示が今日は一気に5つも上昇。
0度ですから暖かいという表現は合わないかもしれませんが、5度の変化は暖かく感じるに十分
でしたね。昼には8度近くにまで上昇し春の気配さえ感じさせてくれました。

今日は午前中に周が遊びに来ました。
3年生ですから既に卒業なのですが、編入試験の準備のため学校の近くに部屋を借りています。
今日はその部屋の相談でした。
彼女が住んでいるのはある若夫婦が借りている部屋の一室を友達と一緒に間借りしているものですが
1月に話をした際に、2月に入居するまでの間荷物だけ先に置かせてもらうということだったのだ
そうで、その期間は家賃は無料という話だったはずが、いざ入居してみると荷物を置いていた間の
家賃も払えという話になったのだそうです。
話が違うということで支払いは拒んだそうですが、ならば半月分にするからと再交渉を求めてきた
のだとか。それも拒むと1月の時点で払った前金の1か月分の家賃を荷物を置いた期間で半分相殺し
残りの家賃分は入居してからの2週間分で相殺するから早く次の住まいを探せと迫っているのだ
そうです。
「言った言わない」の交渉ですから、何も証拠がない現状では貸主に分がありますね。
周とその友達はその住まいを出て、学校内の寮に内緒で住む予定だと話しておりました。
とても悔しそうでしたが、これも勉強です。

先学期にひと悶着あった編入試験受験者を校内の寮に住まわせるかどうかという問題、学部側の少々
厳しい規則にも住むことを決心した学生たちはさほど厳しい規則もなく住むことが許されているそう
です。どうやら職員が学生に諦めさせるために提示した規則のようです。
しかし、その後寮に住むことを希望した学生は悉く拒否されているようで、周も職員に相談はせず
隠れて住むのだと話していました。周が伝え聞いた話では、学校側が残り半年分の寮費を学生に返還
することになっており、改めて寮費を徴収するのは手続きが面倒になる、というものだそうです。
事務経験がある者からすれば開いた口が塞がらなくなるような真に下らない言い訳ですね。
しかし、学校という組織である以上、学生は学校側の言い分を飲まなければいけないのです。
周から話を聞いて憤りを覚えはするものの、交渉しようとしても適当に逃げられそうです。

上を目指す学生をサポートすることは学校のPRにもなると思えるのですけどね。
専科大学とはいえ国立の学校であることに胡坐をかいているのか。
学生数が減っている現状、学生がいなくなれば仕事がなくなってしまうという状況がまだこの学部の
職員には想像できないのでしょうね。
コメント
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