世の中を見ていると、フリーマーケット等で販売しようと、歌集を出版する人が多く、この場合販売方法は流動的だから、インターネット書店で新品として販売されるケースもある。
彼らはそれを「私家版」と称しており、私家版と称することが戦略でもあるように見える。既存の流通システムに乗ってないので、こうして売りに来ましたのでどうかよろしく、と相手の人情に訴えるがごとし。
しかしそれは言葉の誤用で、誤用が市民権を獲得する例も多いとはいえ、この場合混乱を招いてしまう恐れがある。
多くの人は、私家版と聞けば非売品と理解するからである。
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