『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

鳥と遊ぶ

2010年11月15日 | 

〈カワセミ〉

近くの公園の木々も色ずき初めて来ました、小春日和に誘われてカメラに中望遠レンズをつけて
猿江恩賜公園の池の畔で鴨たちを眺めて居ましたら「ピー」の鳴き声と共に10mほど先の石に
カワセミが留まりました。

一昨年頃にはマニア達がこの池に小魚を小さな固定した駕籠に入れて水中に置き、小魚を目掛け
ダイビングして餌さを銜えて飛び立つカワセミの写真を撮ろうとアマチュア カメラマンが押しかけていました。

私もそのグループの一人に誘われて狙った事もありましたが、駕籠に当たってか?羽が欠けたり
下嘴の先が欠けたカワセミを見て興味を殺がれ退散しました。

批判もあったのか今は特別なマニアの人たちも押しかけず静かな鳥の遊ぶ公園になっています。


〈コサギ〉

蓮池にはコサギが降りてきて器用に足で水をかき回して小魚(?)等を追い出して捕餌していました。

未だ茶色い羽のゴイサギの子供は置物の様に動かず、餌さを狙って居るのでしょう。

木の上ではヤマガラが撮れました。一瞬で飛び去りましたが親近感ある鳥ですね。

 
〈ゴイサギの幼鳥〉                〈ヤマガラ〉

そろそろ北国から冬鳥が渡って来ます、公園の池や運河でも賑やかになりますね。

鳥は姿も色も美しく、機敏で敏捷で、ちょっと弱々しくて気品がある、、、

鳥を観察するのもいいもんですね。

《何れもnikonD80 nikkor18-200の手持ち撮りでした》



花鳥にも春が

2010年01月14日 | 


強烈な寒波が南下して来て日本海沿岸は北海道から九州まで冷え込みと降雪に見舞われて居り
ますが、反面の太平洋側は雪も降らず日本海側の皆様方には申し訳ないような気持ちです。

正月頃からぐずつかせた風邪も漸く抜けかかって来ましたので、春を探して《皇居東御苑》に
出掛けてみました。雑木林zoneの日陰を歩くと霜柱を踏む心地良い気分を久しぶりに味わい
ました。陽が昇ってくるまでの一時ですね、帰りには見られませんでした。

 霜柱

早咲きの梅でしょうか、三分咲き(?)程度の開花のようでした。この時期を待ち焦がれていた
のでしょう、メジロが忙しく蜜を吸い回っていました。

ヤマガラは野鳥の中でも比較的、人を警戒しない鳥なのでしょうか?5・6m位迄寄れました、
シジュウカラ・ジョウビタキ・オナガ・・等も見られましたが装備不足で撮れませんでした。



皇居東御苑は宮内庁の管轄で立地柄、外国の方の入園者が多く見られます、皇宮警察もある
事からか「済寧館」からは武道稽古中の気合の入った掛け声も響いてきますし「音楽堂」からは
雅楽の練習中(ちょっと調子の外れた)の音も聞こえて来ました。

警備の皇宮警察官が常時巡回しており苑内の手入れも行き届いていて気持ちの良い公園です。
何よりも入園料無料という事もいいですね。











バードウオッチング?

2009年02月03日 | 

ツグミ(2/3.葛西臨海公園鳥類園にて)

野鳥の写真には興味も持ち幾度か挑戦を試みた事もあった。
そんな時バードウオッチングを趣味としている人方にお会いするが
「飛んでる鳥を眺めるだけで何が面白いのだろう?」と思っていた。

葛西臨海公園に行き出して何かその真髄・奥義なるものに触れられた
ような気になってきた。

『餌で誘き寄せて』には・・・はしたなさを感じる。


アカハラ(2/3.葛西臨海公園鳥類園にて)

野鳥「を脅かさない」「の住みかを荒さない」「の環境を乱さない」と、、
『やさしさ』の理念が根底にあるように思う。

『あるがままの姿をあるがままの環境』で観察する事によって環境全体を
楽しみ大自然の光景に感動できると言う訳である。

野鳥は機敏で弱々しくて綺麗で、、、警戒心が強い。  だから
姿を確かめ、更にその姿を撮れたらまた楽しいのだろう。

練達してくると鳴き声を聞き、どんな鳥がどの辺に居るか分かるとか


ジョウビタキ(2/3.葛西臨海公園鳥類園にて)

野鳥観察には双眼鏡やフィールドスコープが必需品のようだが、最近は
『デジスコーピング(デジスコ)』がブームのようである。

フィールドスコープにデジタルカメラを接続したセットである。
超望遠のため接眼レンズ・ブラケット・アタッチメント・・三脚・雲台
と、、、初期投資も懐の痛む話である。くわばらクワバラ、、、

小生如き貧民はデジタル一眼に80-400レンズで質素に静かに美しい野鳥を
追っかけて見よう。どんな鳥さんが写ってくれるかな~









梅に鶯?

2008年03月16日 | 

メジロ 3/15.浜離宮 梅園にて

『梅にうぐいすホ~ホケキョ ~』早春の定番であるが。

梅が咲いている枝に鶯が停まって居るのを見た事ありますか?
早春に梅園の近くでホ~ホケキョ聞いた事ありますか?
本物のうぐいす見たことありますか?

(私はありません。生きてる鶯、見たことありません)


メジロ 3/15.浜離宮 梅園にて(花蜜採取中)

晩春から初夏の頃、山歩きすると本調子の鶯のさえずりが聞ける
疲れた体に爽やかな一服時の清涼剤である。
その頃、笹の茂った林の中を好み産卵子育てをするらしい。

鶯の色は、、、《うぐいす餅》《うぐいす黄な粉》???
本物うぐいすは茶褐色らしい。ならば、、、、


メジロ 3/15.浜離宮 梅園にて(飛来)

浅学非才どころか無学無才の小生の拙い推測で恐縮だが、、
その昔、絵に描いたか?詠ったか?ぴったり嵌ったのだろう
《梅に鶯》が。

でも、その鶯はメジロだったのではないだろうか


メジロpair? 3/15.浜離宮 梅園にて

「目白押し」っていう言葉もあるから、昔は隙間無く押し合って
並んでいるほどメジロが居たんだろうか?そんなメジロでは絵に
ならないから鶯になったのだろうか?。
目白を霞み網で捕獲していた頃もあったと聞くが現在は禁止されて
いる。機敏に小刻みに飛び回りなき声も心地良い。


   見えかくれ 居て花こぼす 目白かな   

 (開園直後のまだ人気ない梅園、風も無いのに花びらが
  舞っている、、そんなところに目白が飛び回っていた)