『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

除夜前夜

2007年12月30日 | Weblog

12/30、tokyo fantasia2007 (日比谷公園公会堂側より)

大晦日、365分の1日なれどやはり特別な一日だ。

今年も猛暑、水害・・・地球温暖化の影響だと言われるが
世界的な対策に足並みが揃わないのは困った事だ。

小生、My箸・MyBag・アイドリングstop・リサイクル・・・などなど
〈ごまめの歯軋り〉かも知れぬが続けている。


今年は社保庁、防衛省、食品偽装、騙され続けていたものが
発覚したり気分の悪いニュースが多かった。
国の政治も捻じれているのか曲がっているのか迷走中?。


12/30、tokyo fantasia2007 (日比谷公園皇居側より)

我が家では40年近く家族の健康を守って下さっていた主治医の
先生がご逝去され哀しく心細くなり寂しくなった。

8月には内孫として男児が誕生した事は明るい出来事だった。

今年の漢字は【偽】だったが
来年は【誠】とか【真】とか言うような漢字を
清水寺貫主さんに揮毫いただきたいものである。


12/30、tokyo fantasia2007 (日比谷公園公会堂側より)

除夜の鐘までは反省、後悔、感謝だが鐘が過ぎれば夢、希望で
再出発の気分になる、軽薄で能天気で楽天的なんだな拙者は。


 除夜の鐘 過ぎてこころが 華やげり  
 

 《今年もBlogにお寄り頂きましてありがとうございました
   どうか良いお年をお迎えください》







お湯や

2007年12月27日 | Weblog

12/24.晴海トリトンスクエア (海中のイルミネーション)

冬場は街中の銭湯へ時々出掛ける。
冬至や大晦日は“お湯や”が特にいい
それも入った事のないお湯やさんがひとしおだ、
一見で非日常の新鮮味さがこれまた楽しい。


お台場観覧車

見知らぬ他人同士が、こともなげに全裸で同じ場所に居る、
互いに完全無防備で、思えば不思議な光景だ。
自分の体も見苦しいものであるが、他人の体も遠慮なく
ながめられる

中若年層は別にして高齢層の体を眺めていると顔と同じで
千差万別面白い。
しわ・しみ・体毛・発疹・手術跡・肉付・力肩こぶ・・etc
中には若者のような瑞々しい体もある


お台場 ビーナスポート

日頃の食生活、運動、睡眠、、、等に因る差だろうか

『男の顔は履歴書』と大宅壮一先生はおしゃったが

《男の裸は健康の履歴書》かも知れない







和田倉門

2007年12月22日 | Weblog

12/21. 新丸ビルの一隅

初めて訪れた地でちょっと酒を飲んだり食事をする時の店探し
も楽しいもである「この店はきっと感じも良く旨い」と嗅覚を
働かせる、あまり外れた事はない、はばかりながら小生の
特技かも知れない。

昨日知人のお誘いで東京駅の新丸ビルで食事をしたが
店選びにも苦労する、特技である嗅覚が働かないのだ。
店の歴史も表の磨き具合も暖簾の風合いも感じられない。

近頃大型集合店舗ができ、立地も歴史も同じフラットさの
中では特技のカンは機能しない無味な店選びになってしまう。
列に並んで順番待ちする気にもならないし結局ビールと
イタリアンで済ませた。


12/21. 皇居和田倉門

ほろ酔いで表に出ると和田倉橋、噴水公園がLightUpされて
お堀にも映し出されていたが志茂田景樹先生の髪のようで
皇居にはもっと落ち着いた彩色にしてはと思いましたね。


12/21. 皇居噴水公園(いちばん手前はアグネスチャンさん)

噴水の脇には“明かり絵”という地元小学生と各界著名人
が書いた絵の灯籠のような灯りが並んでいる薄暗い一画は
落ち着いた雰囲気がありました。


photo〈RICOH caplioGX100〉









ワイン音痴

2007年12月17日 | Weblog

12/17 お台場Decks 2Fデッキより

この度、赤ワイン2本を戴いた、このワインを何時いただこうか
迷っている、先方のお気持ちを深思にと、、、合った肴料理は?
気分良い日に、、等思うのだが、当方全くのワイン音痴である。

海外駐在勤務の多かった友人が殊の外ワインに造詣が深かった
こともあり、薀蓄を聞きながら嗜む機会はよくあった。

なれど小生、千円のワインも一万円のワインもとんと区別が
分からない。


12/17 お台場Decks 2Fデッキより-2

TVの推理ドラマで、そのワインは何時何処で出来た葡萄から
だと判断して事件の謎を解いて行くのがあった。

ソムリエと言う職業・資格もある。
“神の舌”を持った人達なのだろうか(ハッタリ半分かな)


12/17 お台場Decks 2Fデッキより-3

日本酒ならこの50年お付き合いが続いているので凡その
味の違いは分かる、肴料理とまで言わぬともごく簡素な
物でも良い、出来ればその地の地酒をその地の肴で
その地の風を受けながら一献やっつけたいですね。


《余録》お台場海浜公園 X"masツリー
  コンピュター制御されたLEDでしょうね目粉しく変わる
  模様が夜景を引き立てていました。
  人出は多かったですがお熱いカップル達の邪魔せぬ様に
  移動も控えて撮りました。




アコーディオンの音色

2007年12月15日 | Weblog

12/15 横網公園にて

春以来、久しぶりにカワセミを撮りに3時間ほど待機して
やっとの事で現れはしたが一瞬にして飛び去ってしまった
ダイブを狙っていたのだが

この歳になると何事にも悠然と構える落ち着きが備わって
よさそうなものであるが数年前よりもせっかちになって来た
のかチャンスを待って半日・一日待つ忍耐力が無くなった。

功を焦るのか?人生の残り時間が少なくなって来たのか?
体験したい事・見聞したい事・挑戦したい事・・・
欲深い事なのかな?しわい爺は見苦しいですね


12/11.猿江恩賜公園にて

夕方の公園でアコーディオンを弾いている小難しそうな御仁を
今日も見かけた、NHKのど自慢などでお馴染みだった横森良造
先生ほどではないが、どんな歌を演奏しようとしているかは
推測できる腕前である

アコーディオンの音色って哀愁がありますね。
左右両側に鍵盤があり難しそうだ、いまメジャーな楽器では
無い様だがアコーディオン弾いている小父さん雰囲気あった
この先輩ステキでした


“傍を気にせず漫然と我が道を行く”
来年のテーマにしようかな







『末期の眼』?

2007年12月10日 | Weblog

12/8.昭和記念公園にて

東京の街にも陽を受けたイチョウが黄金の耀きを放っている。

60数年見て来た風景だが今年のイチョウは一際耀いて華やか
に見える、、、ふと!思い出した事がある。

名前は忘れたが著名な作家の書いたもので(随筆か?)
『末期の眼』というのがあった、オボロゲな記憶であるが、、、

《その年見た桜の花が例年の花とは違って魂を奪われる如く
華やかで清らかに目に映った、、、(見納めか?)
“来年もこの花を見ることが出来るだろうか” 》 と。

「この世は美しい、人の心は甘味である」と言って釈尊は
最後の旅に出発したという、釈尊の“末期の眼”か???

愚かな小生、来年は耀くイチョウの写真をもっと美しく撮ろう


12/8.昭和記念公園にて

神社や公園、街路樹として代表的な銀杏だ。
東京都がシンボルマークとしている扇形の葉や美味しい
ギンナンも採れるし排ガス・病虫害にも強いのだろう
台風で倒れたり虫に喰い荒されている風景は見た事がない。


18.12/2.神宮外苑にて

銀杏並木が街の風景を引き立たせてくれている。




高尾山

2007年12月05日 | Weblog

12/5.高尾山々頂より

Slow Lifeとして休日の朝寝をむさぼったが窓の外は心地良い
冷え込みに天高く朝日が眩しい。

そそくさと身支度を済ませ高尾山へ向かった

紅葉も過ぎ葉が落ちた静かな樹木の中で一汗かき運良ければ
冨士も眺められる期待があった

出足の遅れを取り戻すため登りはケーブルカーを使った


12/5.高尾山ケーブルカーより

今年の紅葉はやや遅れていると聞いていたが薬王院近辺でも
しっかり紅葉している樹も多かった


12/5.薬王院参道付近

頂上からは真っ白な冨士山も眺められアリガタ~イ気分になった

時間が許せば陣馬山縦走も良いのだが今回は稲荷山コースで
高尾山口へ下りた。


12/5.稲荷山コースにて

高尾山には7通りほどのウォーキングコースがあり四季折々の
自然が楽しめる。
麓で入った蕎麦やさんの手打ちとろろ蕎麦も美味しかった。