『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

呆けの始まり?

2008年07月31日 | 

残照(7/28.東京江東区より)

*近頃“これは!”と思った事を記憶したつもりなのに時間は
 さほどたっていないのに思い出せない。
*暫く会って居ないか見ていない人の名前が出て来ない。
*時間の逆算に誤差が出て慌てる事が多い。
*・・・
*・・
脳の老化現象だろうが呆けの前兆なのだろうか


アガパンサス(7/29.竪川遊歩道)

一昨日昼のNHKTV「スタジオパーク」に出演された脳科学者
茂木健一郎先生の”脳の働き”のお話に依ると、、、
①脳は朝目覚めた時がいちばん整理されていて記憶するにも
 発想するにも大方の人はむいている。
②常に本に親しみ、大切な事は何度でもそれを繰り返す、
 生活も行動も同一パターンが望ましい。
③脳の中には沢山の引き出しがある(読破本の多い人は特に多い)
 時々は楽しかった思い出の引き出しを引き出してみると新しい
 素晴らしい発想が生まれるでしょう。


アガパンサス(7/29.竪川遊歩道)

脳の各部名称や分泌される物質名、その他詳細な事については
記憶にありませんが、呆けについてのコメントは無かった。

小生この方意識もしていなかったし何一つ実行もしていなかった
誠に失礼ですが、このブログも晩酌が入らないと書けないのです。
アルコールのしみついたこの老体、建て付けも悪いし中身も僅か、
引き出しも錆付いて居るようだし、困ったもんだ


浜木綿(7/26海浜植物が運河の橋の脇で一株咲いていた誰かが、、)

著作にメディアに超お忙しい茂木健一郎先生の貴重なお話だったが
3日前の出来事を呆けかかった老人が思い出し肉付けして書いた事です。
あまり参考にされない事がよろしいでしょう。


涼風鱧会席

2008年07月26日 | Weblog

7/25.築地治作

人生己の身の丈に合った分相応の事をしているのが無難であるが
「無難」という奴はときめきもないし面白くも何ともない。

時には背伸びしたりリスクを承知で挑戦してみる事で、しょぼくれて
来た昨今の我が身にに【喝】となるのではないだろうか

猛暑続く昨夕、友人達と築地治作の『涼風鱧会席』で暑気払い。
料亭《治作》も初めてだが《鱧(はも)料理》も初めてだった。


7/25.会席の一部

【鱧】は魚偏に豊の字の如く滋養もあり美味しい魚との事である。
鱧料理は京都が本場か関東ではあまりお目にかからない、小骨が
多く本職料理人の手にかからないと食べられたものではないらしい。

昨夜の膳に上がった鱧は九州天草産、細かく骨切りされているので
こりっとした歯ざわり感、身も柔らかなふわっとして美味しい。


7/25.会席の鱧なべ

献立後半に中骨を焼いてとった出しに鱧の身・鱧の卵・うど・牛蒡・
茸・水菜・溶き卵・・等での鱧なべがいけるし其のあとの鱧雑炊も
酔いの回った体にやさしいご馳走だった。

築地治作の2階座敷から納涼船行き交う隅田川にlight upされた
勝鬨橋を眺めながらの《分不相応》な体験は、ばて気味な体に
活を与えられたような貴重なひと時だった。





上野公園

2008年07月23日 | Weblog

7/23.上野不忍池(蓮池)

暑い日が続いている“参った”!日中東京は32~33度で悲鳴だが
舞鶴などは今日38.6度を記録したとか、どんな暑さなのだろうか
この程度は涼しいと思はねば


7/23.上野不忍池(蓮池)

この時季、冷奴が美味しい、おろし生姜に多めの薬味もいいが
刻んだピータンに胡麻油か辣油も刺激ある味わいでいけますね

豆腐は春夏秋冬いずれの季節にも似合ったお好み料理が出来る
のだが、いつも買っていた豆腐やさんが今月で店を閉めると言う。

その豆腐屋さんの豆腐は大手スーパーの豆腐とは、格段に違う、
原料高もあるだろうが使用ニガリの規制も厳しくなったとか

子供の頃豆腐を買っての帰り道、つまずいて鍋に入れていた豆腐が
散らばってOUTになった時、お袋が哀しそうな顔をしていたっけ
(今夜は豆腐を奢ろうと奮発したのに)悔しかったのだろう


7/23.上野不忍池(ボート池)

早朝に上野公園一帯を散策したが、不忍池の蓮は予想外に花が
目立たなかった。代わりにベンチや所々に『自由人』の人々が
寝て居る姿が多かった、缶酎ハイ・ワンcupの空き缶を並べて。

“♪~上野はおいらの心の駅だ~♪♭”をくちずさんじゃった。
 (コノキモチ ワカルカナ~? ワカンネ~ダロ~ナ~)



木槿(ムクゲ)

2008年07月19日 | 

アメリカフヨウ (7/17.木場公園、花の直径≒20cm)

関東地方の梅雨も明けたようで厳しい暑さの日が続く毎日、
健気に咲く夏の花たちが元気を与えてくれているようだ。

先日の事故で全壊の羽目になったバイクの代替車が遅れているので
至極不便を感じている。「失ってその有り難さを知る」例えか?。


ムクゲ? (7/17.江東区東雲)

真夏元気に咲いている花の中に、芙蓉・木槿(むくげ)・・等があるが
小生なんぞそのはっきりした区別が分からない。
葵・ハイビスカスのお仲間なんだろう、南国にお似合いですな


ムクゲ? (7/17.江東区北砂)

ムクゲもフヨウも早朝に咲いて夕方には萎んでしまう一日花。
ヨイマチグサやキスゲのように、《一日に全てを賭けて散る》
潔くもあり儚くもあり、、、

それがしも 其の日暮らしぞ 花木槿   小林一茶



八重芙蓉? (7/17.江東区塩浜)

 〈小型軽量優先にてコンパクトデジカメ使用〉

「他人が撮った下手な素人写真なんか、誰もみたくないものだが
 それをwebなんかで見せるのは暴力的写真展だ」と思っています。













大賀蓮

2008年07月16日 | 

オオガハス 7/16.千葉公園

事後「執行猶予」期間中と己に課し反省すべきは反省して
『沈思黙考』謹慎しておりました。一週間過ぎ一部に不便は
ありますが日常の動作には然して不便もなくなった。

お見舞いのコメントも頂き恐縮至極に存じます。


オオガハス 7/16.千葉公園

【大賀蓮】の咲いている千葉市中央の千葉公園に出掛けてみた。

古代蓮とも呼ばれているこの蓮は1951年千葉市検見川で東京大学の
故大賀一郎博士によって発見された2000年前、弥生時代の種子を
発芽させたもので現在では全国に広まっている。

考古学にも至って無知ですが、太古のものに何億・何千年・・と
年代測定されるが何時も感心させられている。(ホントカイナ)
学問を究められた学者博士のこと確かなのだろう。


オオガハス 7/16.千葉公園

泥の中に育ちながら、それに汚されず清々しく咲く“蓮の花”
《泥沼のようなこの世で、それに染まらず気高い姿でありたい》
との願いからかインド大陸でも古代から崇拝されていたようだ。

蓮華咲く極楽浄土に往生した者の座る《蓮華台》レンゲのウテナとか


オオガハス 7/16.千葉公園

根はおなじみ、見通しよくなる縁起野菜のレンコンですよね。
古代蓮の蓮根って美味しそうではないですね、弥生時代レンコンは
食していたのだろうか?

二千年前の太古に思いを馳せて静かに花を観賞する、、、
蓮の花は早朝に咲き、陽が上に来る頃には閉じてしまう、
まだ蕾も沢山あったし一週間くらいは見頃だろうか

 揺らぎては 刻あおあおと 古代蓮      鍵和田秞子





『サンキュウ事故』

2008年07月10日 | 雑感

ハクチョウソウ (7/2 東御苑にて)

昨日午後4時10分都内三つ目通りのとある直進2車線の交叉点、
青信号の外側車線を小型バイクが法定速度内で通過しょうとした時、
内側車線のダンプの前から突然、対向のワゴン車が急右折か?
一瞬目の前に黒い幕が張られたかと思った。

バイクのブレーキも間に合わずワゴン車の左側面に激突、後続の車は
急停止で二重事故は回避されたがバイクは前部損壊の事故だった。
そのバイクに乗っていたのは私でした。


ミズキンバイ (7/2 東御苑にて)

衝突直前、何分の一秒か錆付いている脳でもいろいろ考えるものだ、
“右に避けようとしたがダンプが居た!駄目だ!これで終わりか!”
衝突の瞬間は途切れたが気がついた途端“大丈夫だった!!”

バイクは情けなく前の方に部品が飛び散り倒れている。
体中痛いが周りの様子は見えるし手足も動く、人が駆け寄って来る、
怯えるような顔で携帯を掛けている女性が居る、恐々と抱きかかえ
ようとする青年の手を払って路肩まで歩いたが震えが止まらない。

いつの間に来て居たのか救急隊員の誘導で救急車内の応急診断と
隊員との会話で落ち着いて来たのか震えも止まった。
《たらい回し》もなく救急病院での検査・診察。骨等には異常なし。


ヤブレガサ (7/2 東御苑にて)

車を運転していた青年もひとまず安堵の様子。一緒に本署で事情聴取。
原因は
渋滞により交叉点内で大型ダンプが停車、その運転手が右折の対向車に
手を振って右折を促す仕種をした、右折ワゴン車は『サンキュウ』と
外側車線もあるのに急右折、外側車線のバイクはダンプの先は見えない
ので直進で衝突。

救急隊員も警察官も『サンキュウ事故だ!』  よくある事故らしい。

青信号直進バイクにも何十分の一かの過失責任はある、担当警察官曰く
「道交法に交叉点は安全を確認して通過せねばならない」とある。

救急隊員も警察官も「あの事故でかすり傷で済んだとは奇跡だ」
「受身が出来ていたのだろう、柔道の心得でもあるのですか?」と。

(頭も軽いが身も軽いのです、財布も軽いし口も軽い軽躁人間です)


ハンゲショウ (7/2 東御苑にて)

突然の災難ではあったが当事者のご夫婦も救急隊員も警察官も
病院のスタッフも・・・皆さん思い遣りの心で的確に迅速な行動で
対処していただけた事に感謝の気持ちです。

首試験

2008年07月04日 | Weblog

タテハチョウ (7/2.皇居東御苑にて)

仕事場でのお客様でテニスをやられるお仲間がいらっしゃる。
先日ひょんな事からお誘いを頂いた、お話から推測するに可なり
上級者の面々とお見受けした。拙者如きのヘボテニスでは

テニスはある程度levelが合わないと迷惑をかけてしまう。
何と申しても皆様はお客様、「私でよろしいですか?」
昨日、首実検ならぬ“首試験”と相成った。


タイワンツバメシジミ (7/2.皇居東御苑にて)

聞きしに勝る、否!予想に勝る、曲者(癖者)揃い、老練の技
前後左右へ動かされ手厳しい洗礼を享ける羽目になった。

“お客様に喜んでいただく!”と言う体に染み付いた本能(?)が
受身のテニスとイージーなボール運びになってしまった。

『お客様方は大変ご機嫌麗しうございました』


ナツアカネ (7/2.皇居東御苑にて)

会を重ね気が置けないお仲間として認知して頂けたなら、遠からず
その暁には、、、、否、々・・・

先輩方々にご指導いただいて多少でもテニス上達できたらいいなァ~


《赤とんぼの代表アキアカネは赤くなるのは背の部分だけだが
 このナツアカネは全身赤い、アキアカネより数は少ない》






健康は食にあり

2008年07月02日 | Weblog

7/2.皇居東御苑

今日夕方のNHKTVでも高齢者の食事について取り上げていた
孤食の改善と共食の勧めである。

昨年の統計による日本女性の平均寿命は86歳で長寿世界一だという。
因みに男性は79歳で世界二位である。(この違いはさて置いて、、、)
研究者の調査の結果、日本人の長寿は日本の伝統食にあるらしい。

学問的な難しい事は分からないが、、、
主食が米食である事と、それに伴い摂取する“副菜”にあるようだ。


アサザ 7/2.皇居東御苑

健康によい副菜を並べた語呂合わせに『孫はやさしい』があった。

「ま」-豆 「ご」-胡麻 「は(わ)」-若布・海藻 「や」-野菜
「さ」-魚 「し」-椎茸・茸 「い」-芋 。 だが
これらの副菜にもウイークポイントがある、塩分過剰とカルシウム不足だ
その弱点を補うものに牛乳、又はヨーグルトが良いらしい。


ノリウツギ 7/2.皇居東御苑

主食の「こ」-米 「よ」-発酵乳のヨーグルトを加えて、
『孫こは優しいよ』に改定して、積極的な栄養摂取をはかりましょう。

以上は京都大学名誉教授 家森幸男先生の記事を参考にさせて
頂きました。


ミズキンパイ 7/2.皇居東御苑

「医食同源」と言うとおり“健康は食にあり”ですね、バランスよい
食材で、願わくば楽しい会話を交わしながら、、、
もし、一人暮らしになったらテレビと会話しながら、、

《皇居東御苑は両陛下のお住まいになられている皇居の一角にある
 庭園で日本在来の樹木・草花が手入れ良く美しく安らぎを得られた》