『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

萩の花

2010年09月30日 | 公園


雨の少なかった猛暑の夏が過ぎたら肌寒いような秋雨の日が続いている中の昨日は貴重な
天高い晴天日向島百花園に出掛けました。

開花が遅れていた萩も漸く満開状態だったが名物「萩のトンネル」の中は五部咲き程度かな

 

長雨の中の晴れ間とあってか、写生する近所の学校の小学生達や花を愛でる人達や写真を撮る人たち・・・

なかでも、この公園ではよくお見掛けする句会らしき、ちょっと昔のお嬢様方が静に澄んだ眼差しで花を愛でて
いらっしゃる、、、お似合いなんですこの公園に。どんな名句かな? お手元を覗いてみたくなりますね~



久しぶりの秋晴れにヒョウモンチョウの三姉妹か?ノアザミに舞っていました。

   白露を こぼさぬ萩の うねりかな      松尾芭蕉


   頬なでる 紅白の萩 くぐり抜け       詠人不知
  




酷暑の終わり日に

2010年09月23日 | 公園


小生、山国育ちだった習性か?無性に深い森の中や人気の少ない自然な所が恋しくなる時があります。
昨日、暑さで名高い熊谷に隣接する『武蔵丘陵森林公園』に出掛けましたが暑かった 人も疎ら。

庭園樹見本園をコリウス(しそ科の観葉植物)が幾何学模様を描く一画は木々の落とす影と相まって
落ち着いた雰囲気でした。



今年の真夏日は71日、昨日で新記録だったとか、今朝はそれが嘘のようですね。
“暑さ寒さも彼岸まで”と言いますが彼岸の中日でお天気も暦に義理を尽くしたのでしょうか

猛暑は秋の果実や花にも異変をもたらしているようです、萩・彼岸花・コスモス・・・もちょっと変です。

日高市の巾着田でも早咲きが漸く咲き始めたとTVに映っていましたが例年より10日ほど遅れているとか。

 

「葉見ず花見ず」と言われるヒガンバナ科の植物は花が終わって葉が出る、葉と花は逢わないのです。
花の後、葉は冬までにしっかり養分を球根に蓄え翌年の花に託すのでしょう。

秋の彼岸頃に燃えるように真っ赤に咲く彼岸花も忌み嫌われたときもあったのですね。
臭いや球根に毒がある事からでしょうか、今は彼岸花で「町おこし」の地方もありますし。

花の名前も多い事では他に例をみない程とか、曼珠沙華・キツネバナ・キツネノタイマツ・ステゴグサ・シビトバナ・・・

 


生垣見本園の道路東側に低木の百日紅が咲いて居ましたが、その木陰に腐生植物のギンリョウソウ
かと思しき花がひっそり咲いていました。

検索してみましたら「コルチカム」というユリ科の植物であまり手を加えなくても育つ健気な花でした。

夢の中の花・・・コルチカム、 花言葉は「美徳・悔い無き青春」

 


   曼珠沙華 あっけらかんと 道の端       夏目漱石

   曼珠沙華 抱くほどとれど 母恋し       中村汀女

とほほ、、、

2010年09月16日 | 

《狗尾草&秋桜》(今年は木場公園のコスモスも生育できず猫じゃらしが蔓延っていました)

今年の秋の花は遅れ気味のようですね。例年ですと向島百花園の「萩のトンネル」は見頃を迎える頃で
しょうが今年はまだちらほらでした。

彼岸花もお彼岸過ぎころでしょうか?気温が引締まって来ないと、、、猛暑の影響が秋の花々にも。

 《女郎花》

二三日前の夜のテレビに、あの怖そうな顔の「ユニクロ栄えて国滅ぶ」と言った同志社大学教授の浜矩子さん
が現在の円高について「50円時代も来るだろう、日本人は華僑になって外に出て稼ぎ日本に還元せよ」と。

不肖私、4年ほど前、爪に火を灯す如くにして蓄えた極僅かなヘソクリを銀行に勧められ外債を買いました。
当時の為替相場が1ドル=111円、サブプライム や リーマン等の荒波に耐え忍び「止まない雨はない」
「明けない夜はない」と念じていました、されど変わらぬ円高基調に「菅首相は円高容認だ!」の噂

50円台になると5割の為替差損、晩酌でほろ酔いの愚かで無知な小生、いささか慌てふためきました。
“気長な事を言ってられない先の短い爺だ”  早速パソコンを開き、損切り 「解約」決定

 《藤袴》

昨日のニュースでは政府・日銀「円売りドル買い電撃介入」85円台に

悔しさよりも己の醜態に呆れて可笑しくなりました、情けない とほほ、、、
所詮貧乏人のやる事はこんなものですね。

優秀明晰な人はこんな時も冷静沈着に対応し着実に利益を得ているのでしょうね。

最近、私の周りに予期せぬagainstの風が吹いて来ます、落ち着いて冷静に、、、。
  




秋よ来い!

2010年09月07日 | 健康


この厳しい残暑は何時まで続くのでしょう?。つい暑さのため外出も控えて居ましたが、身体を動かし一汗
かかないとストレスが溜まる貧乏性のため夕方片道2.5kmほどの荒川河川敷辺までウオーキングでひと汗

空は秋の気配を感じさせる雲のようでした、明日頃から関東を横断する台風9号が秋を連れて来てくれるかも?



熱中症で搬送者○万人とか死者○百人とか正確な情報は錯綜しているようですが、一昨日頃からの
ニュースで医大病院での新型耐性菌の情報には、一老人弱者として背筋が涼しくなる想いでした。

小生『健やかに老い 安らかに逝く』が願望です。最近いろんな先生が著された健康本を5・6冊拝読し
何時でも手に取れるように置いてありますが、西洋医学+自然医学・東洋医学・免疫治療・・・と
各先生のご指南が必ずしも一致しません、逆なものもありました。

それだけ人の身体は神秘的なほど各々違い、お医者さんでも分からぬ事の方が多いのでしょう。

でも各先生が仰る、日々実践すれば身体に良い事の中に重複する事も沢山ありました。

生体実験に使用するには古いしょぼくれた身体ですが、実践して「これは良い!」と実感出来ましたら
その時このBLOGに投稿させて頂きます。



東京スカイツリーpart5

2010年09月01日 | 東京スカイツリー
 

熱帯夜連続49日新記録   政局はちょっとしらけましたが、、、メディアも暑い

スカイツリー周辺の見物人出も何時に無く静でした、新学期も始まりましたからですね。

今日の表示は【438m】 第一展望室から上は鉄塔中心部の空洞で組み立てて「ところてん」式に
押し上げているそうです。(自称スカイツリー解説おじさんの話です、裏を取ってありませんです)

 

源森橋では、夕日を受けて東武特急スペーシア「きぬ」が浅草に向けて通り抜けました(17:41)

柳島歩道橋では、スカイツリーの彼方に沈む寸前の残照を眺めました(17:52)

スカイツリーを挟んで西から東へ夕方の渋滞をバイクですり抜け走行して同一日の写真を撮りました。