『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

“ちからびと”に思う

2009年01月18日 | スポーツ

両国国技館前にて(1/17)-1

今、大相撲初場所が熱い 一部を除いて場所中の整理券は完売だ

不祥事の連鎖も日本の伝統文化に馴染めない外国人力士の立ち振る舞い
にもあったであろうが千数百年永らえて来たこの神事と興行の衰退は無い。

昨日午後、立ち見券でもと思い出掛けたが「札止め」であった。
にも拘らず周りは、まさしく祭りの場である。

取り組みの終わった十両力士にサインを要求して群がる人達、、、
付き人を携え雪駄の音をたてて通る力士の姿は清々しく晴れやかだ


両国国技館前にて(1/17)-2

小生、四十数年前お知り合いであったお方が或る相撲部屋の贔屓筋の方と
言う事で時々相撲部屋にお伺いし3名ほどの力士と懇意にさせて頂いていた。

一人は横綱柏戸関の太刀持ちも勤められた事もあった力士である。
お相撲さんは朴訥のようであるが思慮深く繊細で礼儀正しかった。

鍛えられた体は何処に触っても固く張りがあった、プロの肉体に驚いた。
きれいで優しく逞しくまめである、、女性にもてもてである(特に玄人筋)
こんな都々逸を思い出す~♪
 相撲に負けても 怪我さえなけりゃ 今夜はあたしが 負けてやる
ですと・・・


両国国技館前にて(1/17)-3

武器も持たぬ締め込み一本の男と男が同時に立って技の限りを尽くして
戦い、勝負がつくと、さっと分かれて一礼して去る・・・・・
瞬発的な凝縮された勝負、終わったあとの潔さ。

 やわらかに 人分け行くや 勝相撲     知不詠人

(無知のため詠み人知りませぬがチカラビトの優しさを感じ好きな句です)







AIG tennis open 2008

2008年09月30日 | スポーツ

AIGjapan open tennis 2008 (錦織のサービス)

台風15号の影響か雨天が続いている、休日でも小生、家の中で
過すのが不得手である。

そんな折、有明コロシアムで昨日より始まったAIGテニス オープン観戦
のお誘いを受けた、今日は錦織も伊達も試合日である

若干18歳、期待の“日本の星”世界ランキング84位の錦織圭、
対戦相手は世界ランキング100位 R,ケンドリック(米)サーブは200km、
互いにservice keepが続き3セット目で錦織がbreakを取り
7-6、6-7、6-2、で一回戦をものにした。


勝利して観客の声援に応える錦織圭(9/30.有明コロシアム)

目を見張るスピードと正確で強弱混ぜたショットの応酬、
錦織“エアー・ケイ”の見せ場もありプロテニスに感嘆の連続だった。


松岡修造のインタビューを受ける伊達公子(9/30.有明コロシアム)

伊達公子は世界ランキング36位のビアー(イスラエル)に3-6,1-6で
敗れてしまったがサインを求めるフアンは多く人気は凄い、
インタビューでも前向きなチャレンジ精神は若々しく美しい。

錦織圭は松岡修造に2回戦でのロペス(スペイン)について聞かれていたが
何もまだ知らないと、いかにも既に大物の風格を備えているようだ、
冷静で落ち着いた試合運び、ハンサムな好青年、、、

世界のグランドスラムで活躍する雄姿も遠くはなさそうである

野球もサッカーもゴルフもテニスもプロ選手が世界で活躍している
姿は観る人々に爽やかな感動と勇気を与えてくれる・・・
日本伝統の『大相撲』も爽やかな隆盛を願っております









有明テニスの森

2008年06月10日 | スポーツ

伊達公子選手のサービス (6/10.有明コロシアムにて)

火曜日は「有明テニスの森」でテニス練習の日だが雨天に祟って
流れる日が多かった、今日は梅雨の間の快晴。

有明の数箇所のコートではhigh levelな女子がビシバシ打ち込む
練習を眺め驚嘆した。ヘボテニスの小生、それを見て入り込んだ
訳では無いが本日、イマイチ乗れずじまいのblue tennisだった。

メンタルな部分の弱点を露呈した訳である。

そんな気分を払拭するのにタイミングよく、有明コロシアムで
『東京有明国際女子オープン2008』が開催されていた。
(あの娘たち、出場選手の練習だったんだ)

第二試合にはあの伊達公子さんが出場とあり、観戦した。
対戦選手は愛甲霞さんというお嬢さんだったが、格が違った。

全豪・全仏・全英4位、全米8位の“世界の伊達”から放たれる
ライジングショットは速く・鋭く突付き刺さる威力を感じた。
試合結果は6-0、6-1、だった。

 ヘラオオバコ?(6/10.有明テニスの森にて)

(この雑草、最近方々で見かけますが外来植物ですかね?)

どんなスポーツでも頂点に立つ人たちの技・迫力はすばらしい
目前での実感溢れた迫力に感動した。