500mを越したスカイツリーを撮りに行ってみました。
十間橋で隣に居た、お父さんに連れられた5歳位のお嬢ちゃん「スカイツリーの上はロボットのようだね」と
頭部があって両手がある、、発想豊かな観察ですね。 「ワイングラスの様だね」のおじさんも、、、
第二展望台から上に伸びるゲイン塔と言う百数十メートル部分は下の空洞にしてある所で組み立てて
リフトアップ工法で延ばしアンテナを設置して行きます、ロボットの頭部部分は『制振機械室(TMD)』です。
制振機械室が最上部で、あのまま伸びて行きます、バネに乗った重みが地震等の揺れと反対に動き
揺れを低減する機能なんですね。
第二展望台から下は直径8mの空洞になっていて、そこでゲイン塔を組み立て引き上げていますがゲイン塔
が出来上がれば、空洞にコンクリートの『心柱』を造る。心柱は日本伝統建築の五重塔中心部になぞらえ
『心柱制振』と名付けられているそうです、心柱の内部には避難階段が設置されるそうです。
(ファインダーに入りませんので遊んで見ました)
高所の建築工事では欠かせないクレーン、ここで活躍している3機のパワークレーンも制振装置の付いた
コンパクトでパワフルな、一度に30t引き上げられる特別仕様されたものだそうです。
「制振機械室」の屋根にある避雷針の先が634m。技術者たちの独創的な工法で伸びて行くスカイツリー
未知なる高さへ挑戦する中で、いろんな事を知るたびに興味は尽きませんですね。