『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

紅葉の六義園

2010年11月27日 | 紅葉


六義園(リクギエン)の紅葉も今年は少々遅れ気味のようでしたが、色付いていく木の葉も趣ありますよね。

早朝までの雨の跡が残っており、しっとりと落ち着いた江戸時代の大名庭園の風情がありました。

この六義園、元禄14年に築園され、あの龍馬伝の岩崎弥太郎が別邸として居た時もあり昭和13年に
岩崎家より東京都に寄付され昭和28年に国の特別名勝に指定されたと、、、案内にありました。



当方仕事を辞めて2ヶ月たちました、自由な時間は以前よりある訳なのですが?ゆとりがないような?
フットワークにも錆が出て来たようです。
「何時でも出来る」と思っている事が充実しない怠惰な時間を過す事になっているのでしょうか



近頃、本屋さんに立ち寄るとつい、健康本に興味が向いてしまいます。

お医者さん達の内職?で“売らんがため”といろいろ平積みされ、売れているようでした。

いま治療中の人が読んだら担当医の先生との間に疑心暗鬼が生ずるのではないでしょうかね。

ステロイド剤・鎮痛解熱剤・抗癌剤・抗生物質・ワクチン予防接種・・・は出来る限り止めなさい
同じ薬の長期服用は止めなさい・夕食後4時間は寝てはいけない・・・など等 



小生も十数年前、脳のMRI検査によって発見された極小の動脈瘤のためずっと同じ薬を服用しています。
MRI検査を受けたことに後悔することもしばしばです。
ある時担当医に「先生もMRI検査されているのでしょうね?」と尋ねましたら「ないよ!」


最近は血圧も高目と診断され降圧剤の常用です。ある健康本では降圧剤不要範囲なのですが。
「元気な老人は高血圧だ」「血圧を下げるとボケ易く集中力がなくなる」等ともある。



元京大教授で脳研究者の大島清氏の「不老に効く」(?)本にありました『か・き・く・け・こ』

【か】=感動  【き】=興味  【く】=工夫  【け】=健康  【こ】=恋心    を大切に。

こんなところが無難でしょうかね 






晩秋の奥多摩

2010年11月21日 | 山と自然


時々テニスを一緒にして頂いている仲間4名で“2010紅葉狩りハイク”をしよう となりました。

最年長の小生が一応《隊長》の拝命を授かりましたが、さて何処へ、、、

先々週訪れた奥多摩秋川渓谷方面へも個人的には行ってみたくなりましたが隊員の脚力は未知数

『大自然の中で挑戦し頑張って達成感に浸ろう』 衆議一決

十里木-軍道-光明山-馬頭刈山(884m)-鶴脚山(916)-茅倉沢-千足を目指しました。
隊長も始めてのコースで全く不案内ですが山地図頼りに出発
                                        

針葉樹林帯の急登が続き、嶺付近で漸く落葉した林になったが、冨士山は遠い雲が遮っていた。

葉を落とした雑木林の間からは奥多摩の山々が望めたし足下は落ち葉の絨毯を踏むようだ。

茅倉沢に向かう下山道では紅葉した唐松が御前山をバックに眩しく耀いていた。

一気の下りで膝が笑い出した隊員もバス停「千足」が近くなる頃には、前夜の雨で落ちたであろう
真紅なもみじの道の辺りでは、元気回復 無事踏破  所要時間≒5.5h

晩秋の冷気漂う、秋川渓谷の川辺にて“ワインで乾杯” 「今度は何処へ登りますか」

武蔵五日市駅で電車を待つホームから見上げると薄暮のあの山の上に満月近いお月さんが、、、



今回の山行コース、前にも後にも人は居らず山頂付近で行き交った8人だけ 

急な登り下りと針葉樹林で展望がやや少ないためで人気が無いのか・・???

人で混雑する山も興を殺がれますが、人に会わないのも、、、熊じゃ困るし、、、

静かな晩秋の奥多摩を十分堪能出来ました。



人生の黄金期?

2010年11月19日 | 雑感


今朝、猿江恩賜公園をぶらついてみました。銀杏の葉が朝日を浴びて金色に輝いていました。

紅葉した桜の葉もちらほら付いている程度ですが、あの桜花爛漫の頃を偲ぶにたる侘しさを感じます。

木々の葉も終焉の時を迎え精一杯、美しさを誇っているようにも見えました。



先日、小生より一歳年上の御仁と一献交わす機会がありました。その席での話しで、、、

彼が95歳になられる大学時代の恩師とお会いした時、恩師が仰られたお言葉に
「君ね~ 70代は人生の黄金期だよ! 人生でいちばん充実した年代だよ」  と

小生には、あまりその実感はありません。今、不安もありますが僅かな夢もあります。

この夢が膨らんでいったらいいのだが・・・



健康第一で、、、今冬は風邪引かないのが目標です、その秘策(自己流)あるんです。






鳥と遊ぶ

2010年11月15日 | 

〈カワセミ〉

近くの公園の木々も色ずき初めて来ました、小春日和に誘われてカメラに中望遠レンズをつけて
猿江恩賜公園の池の畔で鴨たちを眺めて居ましたら「ピー」の鳴き声と共に10mほど先の石に
カワセミが留まりました。

一昨年頃にはマニア達がこの池に小魚を小さな固定した駕籠に入れて水中に置き、小魚を目掛け
ダイビングして餌さを銜えて飛び立つカワセミの写真を撮ろうとアマチュア カメラマンが押しかけていました。

私もそのグループの一人に誘われて狙った事もありましたが、駕籠に当たってか?羽が欠けたり
下嘴の先が欠けたカワセミを見て興味を殺がれ退散しました。

批判もあったのか今は特別なマニアの人たちも押しかけず静かな鳥の遊ぶ公園になっています。


〈コサギ〉

蓮池にはコサギが降りてきて器用に足で水をかき回して小魚(?)等を追い出して捕餌していました。

未だ茶色い羽のゴイサギの子供は置物の様に動かず、餌さを狙って居るのでしょう。

木の上ではヤマガラが撮れました。一瞬で飛び去りましたが親近感ある鳥ですね。

 
〈ゴイサギの幼鳥〉                〈ヤマガラ〉

そろそろ北国から冬鳥が渡って来ます、公園の池や運河でも賑やかになりますね。

鳥は姿も色も美しく、機敏で敏捷で、ちょっと弱々しくて気品がある、、、

鳥を観察するのもいいもんですね。

《何れもnikonD80 nikkor18-200の手持ち撮りでした》



大岳山

2010年11月08日 | 山と自然


老人性早朝覚醒症ですか?夜も明けないのに目が覚めてしまう事が最近時々あります。
昨日もそうでした、天気も良さそうですし郊外の空気でも吸って来ようと開き直りを決めそそくさと
リックに着替えと地図とカメラを押し込み秋川渓谷方面を目指しました。

武蔵五日市駅からバスに乗り養沢に向かいましたが、大岳鍾乳洞入り口の看板があったところで
ふッと降りてしまいました下車客は私ひとり、沢沿いの道を奥へ々々誰もいない山道に朝日が
眩しかった。この辺りの紅葉には未だ2週間位掛かるのだろうか



小一時間歩いたところに鍾乳洞入り口の案内板がありましたが、人気のない鍾乳洞は薄気味悪い
ですよね。その先からは登山道、上を見上げれば朝日が錦繍を輝かせている『大岳山(1266.9)』

20年数年前?登りましたが記憶は斑です。《御岳山ー大岳山ー御前山だったかな?》 
マップに依ればこの先、馬頭刈尾根まで2時間近くの急登とあった、水ok・飯ok・体力?・・

日曜日だというのに 何で人が見当たらないのだろう?天候も登山道の整備もgoodなのに  

沢沿いに登る、老いぼれには少々hardな急登でしたが2時間を切って尾根に辿りつきました。             



金色の風景の中、実になった花や秋の花・・時々顔を出す富士を眺めながら大岳山直下へ、、、

一汗かいて大岳山頂上。秋川界隈徘徊予定が、どんな弾みか1266mに登ってしまった。

 

感動するような紅葉だったとは言えないかも知れないが山登りでかく汗の快感を思い出したようです。

そしてマップ記載の所要時間内で歩けた事が老体に幾許かの活力がついたようにも思います。

 

帰りは大岳神社から御岳山を経て青梅線御岳駅より帰還しました。



東京スカイツリーpart6

2010年11月03日 | 東京スカイツリー
 

10月13日にスカイツリーでライトアップの試験点灯があったんですねー、翌日知りました。
甚だふがいない  スカイツリーウオッチャー失格です

まア~マニアックな情報には疎いため、老いぼれ爺の眺めたススカイツリー程度でご勘弁下さい

 

当方、仕事を退いて1ヶ月、これと言って生産的な事は何もしていないせいなのか?足が地に着かない
様で安定しません。

見たい・読みたい・遊びたい・体験したい・・・人生の残された時間が少なくなって来ているためか
欲深で貧乏性なんでしょうね、生来の性が。 

 

景気も雇用も外交も、、、明るい話は少ないですが、いま東京で元気な所は

毎日成長しているスカイツリーと、日に日に変貌しているその周りです。

見物に訪れる人達も感嘆の表情で生き生きとして見えます。