『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

山ひとり歩き

2007年07月19日 | Weblog

今朝7:00頃の後ろ立山連峰(天狗原より)

梅雨の間隙をぬって山に登ろうと白馬岳を目指した
白馬は高校に入った初めての夏休み上級生に誘われて
登ったのが最初だ、半世紀を越す昔の事である。

その後5~6回縦走を含め登っているが今回は栂池から
登ることにした、気ままな単独行である。

気象予報は今日は晴天、明日は曇り時々雨、であった
今日、目一杯楽しんで明日は早目に下山の目論見。

途中、前にも後ろにも人はほとんど居らず静かであった
急登・石ごろ・雪渓・・・ピッチを上げた。


今朝9:00頃の白馬大池

白馬大池で一息入れていると乗鞍岳方面よりガスって来た
『疾きこと風の如し』か、一変して周りは真っ白
山の気象の変化は早い特に梅雨前線がある、2439m地点
風も出てきた【勇気ある撤退】(?)をする事にした
腰砕けか、焼きが回ったか、勝手気儘なひとり旅
引き返した、(山友達には話せない、敵前逃亡だ)


アカモノ(天狗原付近にて)

登る時は気が付かなかった花たちをも帰りは余裕か?
ゆっくり愛でたり写真も撮りながらの下山だった。



ツマトリソウ(中の原登山道付近)

予定外の行程で歩行時間6時間余りとなった、
達成感にはイマイチ悔いが残るが心地良い疲労感と
無事に山と対峙出来た爽快感があった。

バスを待つ間、栂池高原は暑く陽が射していた
振り向くと山は雲が低く覆っていた。









STONE

2007年07月16日 | Weblog

伊豆川奈磯石(清澄庭園)

都立清澄庭園は国内各地の銘石が多い
石を眺めていると“心定まる”という心境には程遠い小生だが
昔、V9の監督さんは石に心酔し造詣深かったと言う記事を
読んだ事がある。


(清澄庭園)

何時の日か(そう遠からず)石の下に居を構える事になるのだ
が今回は我が体内に石が出来たらしい

夜半に腹痛が始まり、痛みは増すばかり已む無くタクシーを探し
ER(緊急救命)都立病院になんとか辿り着く

小児喘息や救急車の患者で1時間程待ったが脂汗流しながら
の時間は途方もなく長く切なかった。

鎮痛(?)処置で落ち着いたが諸検査の結果特に異常なし

「結石が膀胱に落ちたようだ服薬で様子を診よう」の診断

4日目になるが快調だ、台風一過の今日の空のように

身体が未体験の痛め付けや思わぬ惨めさを味わうと心身共
に気弱になり慎重になり過ぎてしまうのでは、そんな事が
精神的にも老化に繋がって行くのだろうか。

《Stop the Ageing》好奇心旺盛に楽しくやらねば
       残りの人生

 いま地震があった
 震源は新潟・長野北部、長野北部は生家もあり親戚・友人
 も多く居る、が通じない、募る心配
 
 






ほうずき市

2007年07月11日 | Weblog

ほうずき市(7/10.浅草寺境内)

四万六千日の縁日、ほうずき市も雨の中賑わっていた

浅草は何故か東京の観光地として影が薄くなった様に思うが
つくばエクスプレスの開通で人出も増えて来たらしい

外人のお客様の多い様子は今も変わっていないようだ。

祭り・縁日・映画演劇街・商店街・料理屋さん・デンキブラン・・・
大道商人・夜逃げやさんの前で半日過した事も・・・

浅草に行くと田舎の坊主(私)が上京した頃の良き時代(?)
を回想し落ち着ける何かが確かにある

昨日はその後、友人が後楽園ドームのシート券が有るとの
誘いで【巨-神】を観戦したが贔屓【横】では無いこともあり
気楽に爽快感と生の臨場感を満喫しも亦結構だった。



朝顔市

2007年07月07日 | Weblog

朝顔市(7/7.入谷鬼子母神)

映像等の趣味も多様だが友人が嵌っているビデオ編集製作
がある、同好の会で催される恒例の発表会が昨夜あった。

この会の面々は新聞社等のコンテストに幾度も入選されている
兵揃いである、何れの作品からも伝わって来る物を感じた。

帰りの電車の中、目を瞑ると残影がスライドショーとなって
流れて行った、お見事だった。


朝顔市-2(7/7.入谷鬼子母神)

朝顔市は朝でなきゃ~と入谷へ今朝、なのに凄い人出だ
大勢のおまわりさん達も拡声器持って大忙しの態。

江戸情緒もあり粋な風情、行灯仕立ての朝顔もこれからが
咲き本番なのだろう、青系が人気だとか、早々に退散。

朝顔の はっぴはちまき 市の女(ひと)  


かいつぶり

2007年07月03日 | Weblog
                             
かいつぶり(7/3清澄庭園)餌get


“馬鹿しかひかない夏風邪”その通りしっかり証明して養生
していたが梅雨空が明るくなるとカメラと一緒に外に出たくなる。

近くの『清澄庭園』を訪れた、盛りを過ぎた紫陽花、冬鳥の
去った池とこの庭園主題の日本各地の《名石》それぞれが朝
迄の雨にしっとりと濡れた情景は落ち着いた静けさがあった。

そんな静かな池にかいつぶりが小魚を捕り池中程で待つ雛に
運んでいた、体は鳩よりも小さいが潜水が得意の水鳥のため
カメラで追っていても何処に浮上するか予想が出来ない。


雛に餌(小魚)を渡したところ

雛が小さい頃は背中に乗せているらしいがその時期は過ぎた。

3羽の雛達にも規律を教えている様子も見えた?集団行動を
とらない習性で自然界を生き抜く厳しい躾だろうか?

大正記念館脇にあった七夕飾り短冊に駄作一句さげ帰る。

かいつぶり みな潜りたり 池しずか