『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

あレ! もうコスモス?

2015年07月08日 | 公園
    

梅雨の真っ最中水元公園に出掛けてみた。ちょっと遠く時間も掛かるが
この公園は自然の中に溶け込めるような懐かしい気分になれる。

花は菖蒲も紫陽花も終わり端境期の感もあるが、これもまた落ち着いた
雰囲気だ。


  
(サムネイル画像はクリックで拡大します)

水郷公園という事もあって釣りを楽しむ人が多い。
もちろんcatch and releaseだが、鳥に餌やり禁止の札もあった。

太公望おじさんと鷺のペア! 小川の端で、、、
おじさんが小魚を釣り上げるとと一旦バケツに入れる、それを
傍で待っていた鷺が「ごちそうさま」と即座にバケツから頂く。
release and catchかな? 鷺は“濡れ手で粟”だよな~ 

微笑ましい風景だった。


清澄白河

2015年06月16日 | 公園
    

当方2昔ほど前までは、清澄一帯はは商売地でもあり馴染みがある。
都立清澄庭園は下町のこじんまりした回遊庭園で静かさを感じる。

江戸時代の豪商紀伊国屋文左衛門の屋敷跡で明治時代に三菱財閥の
創業者岩崎弥太郎が買取り後に遍歴をへて都立公園になったとか!。

  
(ブルーボトル コーヒー) (オールプレス)

最近この界隈が様変わりしているようだ。
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線が開通して「清澄白河」駅が出来た。

小生ごときには感心ない事だが、外国の有名コーヒーショップ出店だ!
今年の春先アメリカ カルフォルニアから「blue-bottle coffee」
ほとんど同時にニュジーランドから「allpress espresso」どちらも
1号店と聞く、ブルーボトルは2号店を青山に3号店を代官山に出店したとか。

元材木屋や倉庫跡のような所に殆ど外装もせずに、、高度なビジネスマン
はどんな魂胆があるのだろうか?現在も客の待ち行列が出来ている。

我が家の暇住人が1時間ほど並んで待って、買って来たので飲んでみた
当方愛飲しているインスタントコーヒーと変わりなく戴いたが?

商売とは、難しく面白いもんですナ~

のんびり♪水元公園

2015年05月23日 | 公園
      
   (ムギナデシコ) (スイレン)
       

水元公園は都立公園の中ではでは最も広範囲な水郷公園では?

以前はバイクで手軽に行っていたが免許もバイクも返上の身
電車・バスでトボトボ・・・と。
身軽さもありメインの道を外して藪に入って行くとまるで原生林!
信州山村育ちの子供の頃の血が騒ぎゾクゾクワクワクした。


静寂の中で釣り糸を垂らす人
三脚立てて一眼に超望遠レンズで野鳥(?)を狙ってる人
水郷風景を写生してる人(上手な方だったなー)

時間がゆっくり流れているような、のどかな雰囲気だった。

  
       (コウホネ)

赤いコウホネが一輪咲いてました、珍しいのでは?

アヤメ?ショウブ?カキツバタ?・・・は咲き始めかな?ボツボツ






綿帽子

2015年04月27日 | 公園
 

タンポポが沢山咲いている所を見ると、金銀財宝に恵まれる
前兆に違いないと思い今年も沢山の所で眺めたが、、、?

春を明るく彩ったタンポポも綿帽子になって旅立ちを待っている
綿毛も風の吹くまま気の向くまま、、、
漂った先にどんな運命が待っているのか“神のみぞ知る”だ!
 
当方の先行きも“神の領域”だ。

木場公園

2015年04月17日 | 公園
   
(ネモフィラ)       (ムラサキハナナ)

「ひたち海浜公園にネモフィラが広大な丘一面に咲いている見事だよ」
と花好きな御大が教えてくれた、でも常陸はちょっと遠い。ネモフィラ?
近くの木場公園にありはせぬかと探してみたらありました、片隅に、、

花壇のボランティアらしき方にお聞きしましたら「そうですネモフィラです」
「あちらは国営公園ですから・・」都立木場公園のボランティアさん方
ご苦労さまです、ありがとうございます。

『国営ひたち海浜公園』のネモフィラは〈みはらしの丘〉に450万株とか

空の青、(海の青?)とのコントラスト!眺めてみたいですね~



好きな花

2015年01月30日 | 公園



暫くです!人生追い詰められた時、気に入った花たちは心癒し慰め励ましてくれますね。

一昨年か(?)豊住公園で出会ったバラですが、なにかホッとさせてくれます。


   散りぬべき時 知りてこそ 世の中の 
             花も花なれ 人も人なれ      
                             細川ガラシャ(光秀の三女)

葛西臨海公園

2013年02月01日 | 公園
昨年から思いもよらぬ境遇に遭い、つい出掛けそびれれて居ましたが、近場に出かけることは
気分転換にもなり思考・情緒でもいいことですね。 葛西臨海公園に出かけてみました。

鳥類園に向かう途中、仄かな香りを放ちロウバイが沢山咲いていました。
田舎者の私、蝋梅を知ったのは20年ほど前の事でした、その頃「老梅」と思っていました。
蠟細工のようだから「蠟梅」だと知ったのは、ず~っと後でした。
近頃の小生だと『狼狽』が合っていますかね?



鳥類園では珍しい野鳥たちを見ることは出来ませんでしたが、しっかり腰を据えて待たなくては
珍しい冬鳥たちに逢うことは無理ですよね~。







葛西臨海公園のハクセキレイもメジロもツグミも他の野鳥たちも、特に動きが素早く躍動的だった。





猿江恩賜公園の朝

2011年11月14日 | 公園
  

昨夜、曽野 綾子さんの著書《引退しない人生》を読んだ。その中に“見苦しい年寄りが、身なり気を使わないなんて「公害である」”とあった。

晩年は感謝して明るく生きるが基本だが、心の中は不満だらけでも表向きは明るく振る舞う義務がある!
大切なものは『愛』となるが性も身分の差も超えた愛の蓄積である・・・と

  

そんな気分が錯綜してる想いの中、9月頃より始めている晴天早朝のウオーキングに出掛けた。                                   老若男女馴染みの顔は多かったが、ウオーキング中の先輩らしき人に抜かれると抜き返したくなってしまう。

紅葉の便りも南下中、猿江恩賜公園の秋景色もマ~マ~だったが早朝の公園はひと際趣ありました。

曽野綾子氏曰く「晩年に美しく生きている人とは、“一人で生きることを考えている人である”」と、、、

《添付写真の撮影日時2011.11.21⇒2011.11.14にご訂正願います、スミマセン



武蔵丘陵森林公園 ~秋~

2011年11月09日 | 公園
   《写真はクリックで拡大します》
〈カエデ〉〈サルビア〉〈スイレン〉

是のところ暖かい日が続いていたが、漸く昨日頃から秋らしい陽気になって来たようだ。小生今年は種々の事情があり山行きを控えていた。奥信州の山村育ちのせいだろうか、無性に山の中に入りたくなるときがある。誰も居ない、風のささやきと鳥たちの囀りだけがいい。

  
〈センブリ〉〈キチジョウソウ〉〈ミヤマダイコンソウ?〉

国営武蔵丘陵森林公園は、大方自然は残されており起伏もありメインの道から細い脇道に逸れて進むと獣道のようで楽しいし、我ら高齢者には公園内のため《安全・安心》がいちばんいい。

   
〈コウテイダリア〉〈リンドウ〉〈ユウガギク〉〈ユウガギク〉

年々年を重ねると殊の外、森や昆虫が愛おしくなる?複雑な視点を持つようになるのだろうか?
若い頃は活力の発散!とばかり走り回ったが、歳をとるのもまんざらでも無いな~ 


 この池の 浮葉の数や 冬に入る     高野 素十





向島百花園~秋~

2011年10月08日 | 公園
 

北の山からは初雪の便りもあり、今年の冬到来は早いのだろうか?東京の空も澄みわたり秋らしくなって来ました。
その秋を求め「向島百花園」に出掛けました。

近くにスカイツリーも聳え、終わりかけた「芙蓉」の花が、その威容さに微笑みかけているようでした。
「ススキ」は矢張り名月に団子が似合うのでしょうか?昼の「薄」はイマイチですか?

  

秋の花たちも可憐に咲き、蝶や蜂たちも忙しそうに飛び「ハナトラノオ」には「モンシロチョウ?」が、「フジバカマ」「アザミ」にはタテハ蝶たちが・・・急がしそうでした。

   

「ツルボ」や「ゲンノショウコ」には蜂たちが蜜を求めているのでしょうね。
「ゲンノショウコ」は腹痛や下痢の常備薬として子供の頃は乾燥させたものを煎じて服用していました、馴染み深い薬草です。

 

花の名札には「シオン」とありますが、野菊の一種ですよね?
「野菊」、、、伊藤左千夫の「野菊の墓」、斑呆けした記憶がよみがえって来ます。
政夫と民子の淡い恋を厳しい現実が引き裂く【悲恋物語】。たしか舞台は信州(南信)?

「ヒョウモンタテハ」蝶、悩み疲れ傷つき、、、野菊に停まりました。
『野菊の如き君なりき』 あの物語にオーバーラップして感傷的になりましたデス・・・

「民子さんはノギクのようだ」 「政夫さんはリンドウのようです」