令和元年にあたり駄(✕)洒落川柳を
考えてみた。今しかできない、今だ
から出来る句を応募したら何やらお
情けで選んで頂いたような気がする。
それでも没よりは大変うれしいです。
佳作
元号が国書から出た例はない 作道 正 (東 京)
前例は無い令は皆予想せず 富岡 桂子(神奈川)
国書由来での前例はない「令和」 村上 健 (千 葉)
国書初先例は無い令和です 大森 征子(山 梨)
元号の礼は聞けない考案者 松本 宗和(愛 媛)
平成の礼は令和で返します 安部花御里(宮 城)
令和でも日本の礼は忘れない 上野 楽生(大 阪)
【選後感想】
三十年余り続いた平成も幕を閉じ、令和が幕を開けた。宮
中松の間での退位・即位両儀式は厳かにして質素で、本来
の日本のイメージそのものを感じた。今回の投句では「令
和」に関するものが多くあり、「例は」「礼は」が多かっ
た。滅多にない機会でもあり、佳作の冒頭から七句を敢え
て同想も含めてそれらに充てた。 ー以下省略ー
(2019年6月・川柳マガジン・駄(✕)洒落川柳・津田 暹選・佳作)
本日の歩数 3,717歩(休み)