月・火曜は学校教育話です。今回は、諺カードについて。
最近の私は、2年生以上では俳句を読ませたり、書かせたりしていますが、1年生では俳句を扱いません。1年生では諺を言わせる活動をしています。これは、最近の1年生に俳句を教えるのはハードルが高い事と、諺の方が食いつきが良くて喜ぶ事が理由です。
諺は、「くもん」さんの諺カードを使っています。基本的な使い方は、
1.短い諺から5枚選ぶ。
2.諺全部(裏面)を見せて追い読みさせる。
3.表面を見せて、諺の前半を教師が読み、後半を子供たちに言わせる。
4.覚えてきたら、ランダムに言わせる。
5.完全に覚えたら、新しい5枚を選び、また1~4を繰り返す。
…です。新しい5枚を選ぶ時は、徐々に長い諺にしていきます。
これだけでも盛り上がるのですが、このパターンだけだと諺の意味が十分に伝わりません。
そこで、「ダウトゲーム」っぽい方法を混ぜてみる事にしました。ルールは以下の通りです。
①基本的には通常と同じ。
表面を見せて諺の前半を教師が読み、後半を子供たちが言う。
②事前に意味を伝えた諺が出た場合、子供たちは「ビンゴ」と言う。
実際にやると、こんな感じになります。
教師「次は、良い事はサッサとやりましょう…と言う諺の時にビンゴです」
子供「はーい」
教師「(諺カードを見せながら)急がば」
子供「回れ」
教師「(同じく)餅は」
子供「餅や」
教師「(同じく)善は」
子供「ビンゴ!」
単純なゲームですが、これで少しは諺の意味を意識してくれるのではないかな…と思います。まぁ、何とも言えませんが…。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。