月~水曜の学校教育に関する話です。昨日(R5.7.18)に続けて、会社活動の例示をする話です。
令和5年度の会社活動を始める時も、やはり幾つか例示をしました。
「折り紙を折って、教室の掲示板に貼っていた会社がありましたね」
「休み時間、鍵盤ハーモニカで演奏を聴かせていた会社もありました」
「そう言えば、休み時間、お笑いをしていた会社もありましたね」
「休み時間で言えば、学級のみんなでドッジボールや鬼ごっこをした会社もありましたよ」
ここで大事なのは、できるだけ具体的な様子を伝える事です。だから、どんな些細な事でも質問してもらい、可能な限り詳細に答えるようにしていました。
例えば、教室を飾る掲示物を作る会社についてであれば、「どこの掲示板に貼って良いのか」とか「いつ貼って良いのか」「足が届かない時はどうするのか」「何を使って貼るのか」等々、本当に色々な事を質問されます。それに対して、「他の掲示物が無ければ、どの掲示板のどの場所を使っても構わない」とか「休み時間なら、いつでも貼って構わない」「教室に常備してある台を使って構わない」「画鋲でも粘着テープでも、使いやすい物を使って構わない」等々と答えていく訳です。
こうやって最初にガッチリ教えると、取り敢えず会社活動は動き出します。まぁ最初は、例示した通りの内容の会社しかありません。
でも、少しでも新しい要素の入った会社が成立したら、その事をメチャメチャ褒めます。多くの先生方が仰る、「価値づける」です。