動的係り活動とは、法則化知的学級集団づくり研究会が提案した係り活動です。私は、以下の書籍から詳細を学びました。
明治図書・刊 馬場慶典・著 『遊び文化を創る係り活動の提案』
残念ながら、この書籍は現在は絶版となっています。入手するのは難しいでしょう。
この書籍で主張されている動的係り活動は、大雑把に言うと次の5点が特徴となります。
1.やりたい者が、やりたい事を、やりたい時に。
2.やめたい者は、やめたい時に、やめてよい。 ※やりたい者がいない時は、やらない。
3.教師は、ほとんど口を出さない。
4.参加したい者が、参加する。
5.一係一活動
5の一係一活動とは、ある係を作ったら、その係は1つの活動だけを行う…という事です。新聞を作る係なら、新聞を1回発行したら解散します。2回目は発行しません。連続して新聞を発行したい場合、再度、新聞を作る係を結成する必要があります。
この事が、管理職から指導を受ける原因となり、係り活動を会社活動に変更する事となったのです。