忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

すてきな掛け軸ができました。その2

2014-03-07 14:40:36 | 教室
まだまだ春は遠く、寒い日が続いています。
でも、今日は気持ちの良いお天気に恵まれました。

遊びに出かけたい気分ですが、
まだまだやらなければならないことが溜まっているので、
朝からせっせと頑張っています。

先日麗川会の教室での課題「2文字熟語を書く」の
掛け軸作品を3点をご紹介しましたが、
本日は4点ご覧いただきます。

どの作品も、すてきな掛け軸です。

     
Aさんの作品「寿祥」
温かで堂々とした文字です。


     
Mさんの作品「静寂」
「静」を左へ 「寂」を右へと、二文字でも流れが意識されています。


     
Hさんの作品「無我」
独自性を意識して、工夫が見られます。


     
Yさんの作品「飛雲」
李嶠詩の書風を意識した熟練の作です。

もちろん書も素敵ですが、
軸装にすると、なおさら良く見えます。


書道は競争ではありません。
その人なりに適した書、その人が楽しめる書を
見つけていくことが大切です。

漢字のすべての書体、仮名も詩文もすべてが書ける、
すべての作品が一級品である人は、一握りだけです。

これから書を学ぶにあたって、
自分が何を書くべきか、
どんなものが適しているかを探っていただきたいと思います。

そのためのお手伝いを私はしていきたいと思います。

色々なものを書いてみること、チャレンジをしてみてください。
あなたの隠れた才能が見つかるかもしれません