車で遠乗りをすることが、好きだった。 滋賀を中心に放射線状にあらゆる処へ行きました。
50歳を過ぎた頃から、何故かトンネルを潜り抜けるのが怖くなっていた。
地下へ斜行していくような、不気味な感覚にあわせ、対抗車線を来る車が怖い。
初雪の山の頂きはるか見て
長き試練の時を
思えへり
今回の笹子トンネルの崩壊事故は、福島原発とまったく同じ人災である。
昭和39年、新幹線開通とともに華やかに開かれた、わが国のいけいけドンドンの成長戦略が
肉体的疲労の限界の、とどめを刺したのだ。 前兆はあったのです。阪神・淡路の大地震での
高速道路のあの瓦解!! 福島原発の建屋のあの惨めな惨状!!
技術力にまかせて造るだけ造り、あとのメンテナンスには労力を惜しむ・・・・これは、自民党の
驕り高ぶった政策のつけが、今頃・・・形として顕われたのである。
日本人が総懺悔し、反省しなければいけないこの時期に、絶妙のタイミングで結成された、
嘉田由紀子の「日本未来の党」は、来るべきして現れた・・・救国の団体である。
野も山も
枯葉のいろの深まりて
散るも散らぬも風にしたがふ
もう、急速な国の発展を願う「劇薬」はいらないのだ。由紀子ちゃんが提唱する「漢方薬」こそが
明日の日本を救うのである。 おだやかに、ゆっくりと・・・・足元を確かめながら、歩くことこそが、
私たちの、子や孫の世代への約束切符になるはずである、そう確信いたしますよ。