湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

水害は「天」の怒り!だ。

2015年09月12日 | 詩歌・歳時記
茨城、宮城のこのたびの河川決壊による水害は、目をおおうばかりの大惨事で、
特に鬼怒川が破れた瞬間の映像には、身震いするばかり。言葉もなかった。
あの「白い家」に流されて引っ掛かった瓦屋根の上のご夫婦。電柱にしがみついて助けを待ったおっちゃん。よくぞ頑張りましたね。

風吹けば風にしたがふ萩の花
白の素直さ
紅の健気さ
この2、3年。地球温暖化のゆえに天変地異が続き、年ごとに被害が強くなっている。はたして?そうであろうか?
ボクには「天が怒っている」としか思えないのだ。
鹿児島の川内原発が再稼働した時、「桜島よ」怒れと祈り、大噴火を願ったのだ。これはまさしく、我が国を戦争国家へと導く安部政権への「怒り!」でなくてなんとしようか。

今の世にこそ、親鸞さんや下村湖人のごとき、素晴らしい偉人の出現が待たれるのである。
ひとことも発せぬ骨や曼珠沙華