小学生の頃 「♪ だから言ったじゃないの あんた、泣いてんのね♪」 なんて歌って・・・
「お前はませてる」なんていわれて、先生に叱られた。
三橋美智也、美空ひばりの時代でありました。そんな古い歌謡曲の時代のなかでも、
守屋弘の「僕はないちっち」や、松島アキラの「湖愁」に新しさをかすかに感じていたんだ。
そして昭和39年、西郷輝彦デビュー。 僕のなかのもやもやしていた、古い文化・しきたり・・・
すべてを新しい価値観へと衣替えしてくれた。 でも、西郷さんはもうひとつ上を行きました。
デビュー二年目に出した、4曲入りのコンパクト盤「テルの涙のチャペル」に収録された、
「ロック アンド ロール ミュージック」・・・・。
これが、ビートルズを初めて知った虹の架け橋であったのだ。
勿論これは、アメリカのチャック・ベリーのヒット曲をビートルズがカバーした曲である訳だが、
西郷さんは歌詞の半分を日本語で歌っている。
歌謡曲しか知らなかった私に、「ラ・ノビヤ」「涙のチャペル」・・・・まったく新しい歌の世界を
次々に教えてくれた彼。
この次はこの俺が、なにかお役に立ちたいものですね。
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