湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

初めての 「ビートルズ」

2013年06月16日 | 詩歌・歳時記

小学生の頃 「♪ だから言ったじゃないの あんた、泣いてんのね♪」 なんて歌って・・・

「お前はませてる」なんていわれて、先生に叱られた。

三橋美智也、美空ひばりの時代でありました。そんな古い歌謡曲の時代のなかでも、

守屋弘の「僕はないちっち」や、松島アキラの「湖愁」に新しさをかすかに感じていたんだ。

    

そして昭和39年、西郷輝彦デビュー。 僕のなかのもやもやしていた、古い文化・しきたり・・・

すべてを新しい価値観へと衣替えしてくれた。 でも、西郷さんはもうひとつ上を行きました。

デビュー二年目に出した、4曲入りのコンパクト盤「テルの涙のチャペル」に収録された、

「ロック アンド ロール ミュージック」・・・・。

これが、ビートルズを初めて知った虹の架け橋であったのだ。

勿論これは、アメリカのチャック・ベリーのヒット曲をビートルズがカバーした曲である訳だが、

西郷さんは歌詞の半分を日本語で歌っている。

歌謡曲しか知らなかった私に、「ラ・ノビヤ」「涙のチャペル」・・・・まったく新しい歌の世界を

次々に教えてくれた彼。

この次はこの俺が、なにかお役に立ちたいものですね。


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