湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

月刊雑誌「少年」新年特大号

2011年01月07日 | 詩歌・歳時記
子供の頃、少年仲間は2派に分かれていた。
栃錦と若乃花、零戦と隼、長嶋と王、鉄人28号と鉄腕アトム、メンコとベーゴマ、矢車剣之助と赤胴鈴之助。
私のお好みは前者だった。それゆえ、月刊誌は「少年」を取っていた。
他には「冒険王」「ぼくら」「少年倶楽部」なんてのがあったっけ。

毎月の付録が一番の楽しみだった。ほとんどが厚紙を組み立てる模型なのだが、
真っ先に組み立て、4、5日遊んで、♪あとはおぼろ……だったな。
エンパイヤ・ステートビル、戦艦大和、野球盤、カタパルト拳銃なんて、今でも覚えている。
そして、ピンホール写真機、幻燈機なんてのもあった。
                    
連載マンガはほかの雑誌とごっちゃになって、はっきりとは思い出せない。
ストップ兄ちゃん、サイコロころの助、海底人8823、誓いの魔球、まぼろし探偵。
絵物語の少年ケニアなんてのもあった。山川惣治だったかな。
読み終わると、女の子の「りぼん」とか「なかよし」なんかと交換したっけ。

10月末にでる「新年号」が特に楽しみだった。豪華36大付録なんて、子供心を巧みに撞いてくる。
いや何、シールだの少年探偵団手帳だの、手を変え、品を変えてのすごろくだの、
細々したものの寄せ集めだったが、少年には確かに豪華絢爛だった。

やがて、月刊誌から週刊誌の時代へと移ってゆく。即ち、「サンデー」「マガジン」である。
世相はまだゆるやかではあったが、その後のせわしない時代の幕開けの、序奏だったのかも知れない。

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1 コメント

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懐かしい少年・少女雑誌 (れんげ)
2011-01-10 10:05:19
「赤胴鈴之助」「まぼろし探偵」は、
ラジオで放送されていましたね。
よく聞いていましたよ。

少女雑誌の付録は、紙で作った着せ替え人形とか、きれいなイラストのペーパーバッグなど・・・。
大事に大事に使っていました。
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