湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

白い本

2012年06月18日 | 詩歌・歳時記

                伊根の船屋

各地に出撃しては、四季折々に創っている短歌・俳句は、スマホに書き溜めている。

「メモ帳」にある程度溜まったら、それを「白い本」に書き移しているのだが、

最期のページも一杯になってしまった。

年末から正月にかけて、書店の「日記コーナー」で探し、買い求めた、新しい

「白い本」へ書いたところが、何か? 変!! 万年筆の滑りが悪い。そして、ナント裏映りする。

          ひと株のリラに出逢ひて

          麗しの

          君の五月はここに始まる

即、出版元の「二見書房」の営業部へ電話した。 ナント。去年から「紙質」を替えたとか。

あのなぁー、値段を上げてもいいからさ、紙質を下げるなよ。がっかりしたのも束の間!!

でね、アマゾンを検索!! あった、ありました。

 天空の城・竹田城址

以前の古い版の「白い本」を、みっ~け!! 即、発注。ペンの乗りもよい昔ながらの白い本を、

手に入れました。

          枝垂れ咲く

          道誉ざくらの儚さは

          いのちにも似て淡きうす紅

次の日、今度は俳句用の「白い本」を発注!! 

あれれ・・・去年の版ではないか!! 万年筆を立てて細い字を書いて、裏映りしないように

注意深く・・・・・文字を書いている快感なんて、ありゃーしない!!

二見書房さんへ、社長さんへ、いやさ、社長!!。 たとえ1050円が2100円になったとしても、

昔の紙質の「白い本」なら、わたしゃぁー喜んで買うんでござんすですよ。

          白鷺の低く飛び去る

          湖はいま

          覆ふ黄砂に彩をうしなふ

 出石・辰鼓楼

 


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