伊根の船屋
各地に出撃しては、四季折々に創っている短歌・俳句は、スマホに書き溜めている。
「メモ帳」にある程度溜まったら、それを「白い本」に書き移しているのだが、
最期のページも一杯になってしまった。
年末から正月にかけて、書店の「日記コーナー」で探し、買い求めた、新しい
「白い本」へ書いたところが、何か? 変!! 万年筆の滑りが悪い。そして、ナント裏映りする。
ひと株のリラに出逢ひて
麗しの
君の五月はここに始まる
即、出版元の「二見書房」の営業部へ電話した。 ナント。去年から「紙質」を替えたとか。
あのなぁー、値段を上げてもいいからさ、紙質を下げるなよ。がっかりしたのも束の間!!
でね、アマゾンを検索!! あった、ありました。
天空の城・竹田城址
以前の古い版の「白い本」を、みっ~け!! 即、発注。ペンの乗りもよい昔ながらの白い本を、
手に入れました。
枝垂れ咲く
道誉ざくらの儚さは
いのちにも似て淡きうす紅
次の日、今度は俳句用の「白い本」を発注!!
あれれ・・・去年の版ではないか!! 万年筆を立てて細い字を書いて、裏映りしないように
注意深く・・・・・文字を書いている快感なんて、ありゃーしない!!
二見書房さんへ、社長さんへ、いやさ、社長!!。 たとえ1050円が2100円になったとしても、
昔の紙質の「白い本」なら、わたしゃぁー喜んで買うんでござんすですよ。
白鷺の低く飛び去る
湖はいま
覆ふ黄砂に彩をうしなふ
出石・辰鼓楼
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