湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

詩 ・ 「西郷輝彦」

2012年12月03日 | 詩歌・歳時記

私は西郷輝彦を知っている

電燈を消した空間に

私とステレオが向かい合う時

部屋はひそかに息づき始める

    

私の耳に響きあうのは彼の命

私の肌につきささるのは彼の情熱

電気メカニズムを通して達する声を

魂へと甦らすのはまさしく私だ

 

私は西郷輝彦を知っている

一滴の血を沸騰させるほど

音楽を肉体に圧して聞く時

時間と距離を超えて二人は対面する

     


嘉田由紀子ちゃんの手の平。

2012年12月01日 | 詩歌・歳時記

買い物籠をとって、母と歩いたスーパーへの入口で、飛ぶように走ってきた女性がいた。

県会議員選挙の応援にみえた、嘉田由紀子知事だった。

「〇〇さんをよろしくお願いします」と、母の手を握って頭を下げられた。

   

「〇〇さんは、この息子の同級生ですやわぁー」と、母が言う。

嘉田さんはすかさず、私の手を握ってくださり「お願いいたします」とおっしゃった。

そのてのひらの、柔らかく・・・あったかく・・・ちっちゃな女性が、急に大きく見えました。

そのお方が、政党を立ち上げたのだ。

          湖の風吹けばふくだけ落ち葉かな

私は「日本未来の党」を、とことん信ずる。嘉田由紀子ちゃんの手の平の、あのあったかさを

信ずる。小沢一郎という、後ろ盾があればこそ、その「あったかさ」は、まさしく政治に

完璧に反映されると、信ずる。 嘉田さんをお願いいたします。