2007.04.11(水)
岐阜県大垣市の小学校の校庭で,ロープを使った遊具で遊んでいた児童13人が転落してけがをした…遊具は約9メートル離れた2本の木製柱の間に3本のロープが水平方向に張られていて,ロープにぶら下がったり,ロープを渡ったりして遊ぶものだが,児童の何人かが一番下のロープを揺らしていたところ,柱の1本が根元から折れて転落したものだ…
この遊具の高さは,約4m…学校内や公園内の遊具の中には,「滑り台」や「ジャングルジム」など,結構高さの「高い」遊具も多く存在する…
「労働安全衛生規則」では,「高さ2m以上の個所で作業床が設けられない場合は,『安全帯』を使用しなければならない」というルールを事業責任者と作業員に義務付けルール化されている…
【安全帯】
労働界では,高さ「2m」の高さが危険だといってるのにも係わらず,子供たちの遊具の世界では,高さ「4m」であっても何の安全対策が行われていない…同じ日本,同じ人間なのに,「法規制」に乖離が生じているのは「なぜ?」なんでしょうか…
今回倒れた遊具や,遊具でお馴染みのジャングルジムは「床」が無い…労働界では,安全帯を使用しないと昇降できないことになっている…
最近では,「1メートル」=「一命取る」というゴロ合わせで,1mの高さでも安全帯を使用している作業現場があるというのに…
遊具の安全について,真剣に見直すべきなのではないだろうか…
【本日の体重】 : 89.9kg(ダイエット開始から1年と70日目:-14.8kg)