2007.04.17(火)
先日のことでした…中学2年の息子がお世話になっている硬式野球チーム「山形中央シニア」の練習を観戦中,女性部長さんから差し入れで手作りの「くじらもち」をご馳走になりました…
そこで妙に気になったのが,その「ネーミング」…なぜ「くじらもち」なの?「くじら」??…確かに子供の頃から「くじらもち」と呼んでいましたが,先日ご馳走になるまで,「くじらもち」という言葉に何の抵抗もなく生きてきました…
まず,山形県外の皆様向けに「くじらもち」を紹介しましょう…
「くじらもちは」山形県新庄市の代表的な銘菓のひとつで,保存期間が長くお土産品として広く普及したお菓子です…「もち米」と「うるち米」をベースにつくり,白砂糖味・黒砂糖味・みそ味・しょう油味・よもぎ味・飴味など,豊富な種類の「もち」のような?「ゆべし」のような?お菓子なのです…「もち」といっても「雑煮もち」のように煮たりしないで下さい…そのまま食べるのが最良で,固なったものを適当な厚さに切って焼いて食べたりもします…
江戸時代初期から「新庄藩」の兵糧食としてつくられたのが始まりだという説もあり,少し前までは,一般家庭でも「手作り菓子の定番」として一般的なお菓子でした…
さてさて,「くじらもち」の名前の由来ですが…漢字で書くと「久持良餅」なんだそうですネ…「鯨餅」ではなかったんですネ…「久持良」は,久しく持ちが良い食べ物という意味で,「保存食」の意味と,その形が「鯨肉」に似ているという見た目の様相から「くじらもち」となった…というのが有力らしいです…
【本日の体重】 : 89.7kg(ダイエット開始から1年と76日目:-15.0kg)