2007.09.24(月)(祝)
♪♪Oh~Oh~Oh~wow,wow!横浜ベイスターズ…♪♪
我が愛しの横浜ベイスターズが,阪神タイガース戦(20回戦)に勝利し連敗を脱出^^!…今季「63勝67敗」です…
3対4の1点ビハインドで迎えた8回ウラ,2アウト1・2塁の場面…頼れる「ハマの兄貴・佐伯選手」が,抑えの切り札「藤川投手」からレフト線へ逆転タイムリーツーベースヒットを放ち,劇的な逆転勝利を収めました^^!…
「山形南高校」出身の「加藤投手」が今季8勝目です^^!…
横浜 vs 阪神20回戦(横浜スタジアム)
阪神 000301000 4
横浜 00030002× 5
勝:加藤8勝4敗1S
負:藤川5勝4敗43S
S:クルーン3勝1敗28S
阪神投手:能見(3回1/3)-渡辺(2/3)-ダーウィン(1回)-久保田(1回2/3)-ウィリアムス(1/3)-藤川(1回)
横浜投手:秦(3回2/3)-那須野(1/3)-三橋(1回)-横山(1回)-木塚(2/3)-マットホワイト(1/3)-加 藤(1回)-クルーン(1回)
HR:桜井8号3ラン
2007.09.24(月)(祝)
藤沢周平~負を生きる物語~
(集英社新書,著:高橋敏夫)
藤沢周平の魅力とは何か…武家もの,市井もの,浪人もの,捕物もの…それぞれに,人と時代を見る目の確かさ,深く強く描く「抜群」の小説技法があげられる…
著者は,戦争嫌い,熱狂嫌い,流行嫌いの藤沢周平に「反時代的な憤怒」を読み取り,「荒涼としてなつかしい物語世界を旅する悦び」を語る…「世界は悦びや愉しみや安心よりも,わずかに悲しみや苦悩や不安が多いと感じる」人間に自分を重ね,作品にふれて「これでしばらく生きていける」とつぶやく…
清新な藤沢ワールド・ガイドブックである…
著者の高橋氏は,藤沢周平の小説の「負の要素」に注目してこの本を書いている…藤沢周平はまず,「暗」とも言えるような雰囲気の小説を書くことから作家活動を開始し,そこで自身の暗闇を吐き出すようにして救いのない物語を書き続ける…
その時期が一段落すると,少しずつユーモラスな方向に作風が転調して行いき,そこで青江又八郎を主人公とする「用心棒シリーズ」や同様の連作短編「平四郎シリーズ」などが生まれた…
それでも藤沢作品の根底を流れる「負」又は「暗」的要素が払拭されたわけではなく,静かな日常の中にも拭い切れない「切なさ」や「哀しさ」のつきまとう作風は最後まで変わらなかった…
その傑作が「蝉しぐれ」だと私は思っている… 【本日の体重】 : 90.5kg(ダイエット開始から1年と236日目:-14.2kg)
藤沢周平~負を生きる物語~
(集英社新書,著:高橋敏夫)
藤沢周平の魅力とは何か…武家もの,市井もの,浪人もの,捕物もの…それぞれに,人と時代を見る目の確かさ,深く強く描く「抜群」の小説技法があげられる…
著者は,戦争嫌い,熱狂嫌い,流行嫌いの藤沢周平に「反時代的な憤怒」を読み取り,「荒涼としてなつかしい物語世界を旅する悦び」を語る…「世界は悦びや愉しみや安心よりも,わずかに悲しみや苦悩や不安が多いと感じる」人間に自分を重ね,作品にふれて「これでしばらく生きていける」とつぶやく…
清新な藤沢ワールド・ガイドブックである…
著者の高橋氏は,藤沢周平の小説の「負の要素」に注目してこの本を書いている…藤沢周平はまず,「暗」とも言えるような雰囲気の小説を書くことから作家活動を開始し,そこで自身の暗闇を吐き出すようにして救いのない物語を書き続ける…
その時期が一段落すると,少しずつユーモラスな方向に作風が転調して行いき,そこで青江又八郎を主人公とする「用心棒シリーズ」や同様の連作短編「平四郎シリーズ」などが生まれた…
それでも藤沢作品の根底を流れる「負」又は「暗」的要素が払拭されたわけではなく,静かな日常の中にも拭い切れない「切なさ」や「哀しさ」のつきまとう作風は最後まで変わらなかった…
その傑作が「蝉しぐれ」だと私は思っている… 【本日の体重】 : 90.5kg(ダイエット開始から1年と236日目:-14.2kg)