EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

震災

2008年01月20日 | 日記
少し日にちがたってしまいましたが、
実は当日も日記を書いたのですが、なんとなく掲載は止めたのですが、
震災の日から13年目。つい最近の事のように、
当日の事はよく覚えています。
私も関西人なので。

まだ沢山の人が思い出には出来ずに居る事、
亡くなった沢山の人々のご冥福をお祈りします。


先日ブリュッセルの友達の家に遊びにいきました。
近くにトラムが走り、部屋がトラムが通ると結構揺れるので、
通る度に敏感に反応していて、彼女も関西人。
やっぱりあの恐怖は忘れる事が出来ないのだな。

当時私は受験戦争の真っ只中、中学3年生でした。
私の家は幸い食器が割れて、家の中はめちゃくちゃになりましたが、
私の住む大阪の北摂地域は、道路が割れているくらいで大きな被害はありませんでした。

それでも、幾度か地震が来るたびに、思い出します。


ベットにもぐりながら、壁が今にも自分を押し壊すように
突進してきそうで、必死に壁を押さえながら、
ぐらんぐらん揺れる天井の電気を見て、地震が収まるのを待つしか
なんにも出来なかった当時を。



「あ、私死ぬんだ。」

と思いました。

自分は、死にたくないとは思わず、
意外にあっさり死ぬのか、、、と感じた事を
後から色々考えたりした当時を思い出します。


なんの本だったか忘れましたが、
死にたくないと思う人は、助かる、生命力の奇跡が現れる
とかなんとか。

絶望の危機にあっても、死にたくない、
悔いが残る!!!と強く思えるそんな意思は私には無いのかな。。。。

ベルギーは地震は無いけれども、
つい先日もテロ関係で、年明けの花火を急遽延期したとか。
自然災害で沢山の人が亡くなっているのに、
人為的災害があるなんて。
何処に平和な場所が在るのでしょうか。
自然災害を目の前にすると人間は本当に無力な事、
みんな知ってはずなのに。
1月17日は湾岸戦争勃発の日。
前年はロサンゼルスで大地震。
同じ日におこった阪神淡路大震災。



先ほどトラムで帰宅途中、鈍い音と当時に、目の前で4台玉突き事故。
うわーと乗車してた人が問題かと思われる車の運転席へ。
すごい険悪の現場を横目に私を乗せたトラムは走り去りましたとさ。。。
信号待ちの車だったので、一大事にはなっていないと思いますが、
殴り合いとかになってたらどうしよう・・・
めっちゃドキドキしました・・・