EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

春間近

2014年03月20日 | 日記
今日は小春日和で真っ青な空、すがすがしい風で、こんな日のブリュッセルは格別です。
日もずいぶん長がくなり、このまま春が来てくれるといいなあ。
晴れるだけで、みんな上機嫌、結果オーライです!
こういう日は、テラスで昼間っからビール飲みたくなりますね。
働きたくなくなります。。。。




今年ベルギーに雪がありませんでした。
こんな冬は私にとっては初めて。去年は、大雪で電車がなくて、ドイツの方まで教えに行く途中、電車がストップしてしまい、
隣町で降ろされ、家に3時間雪の中電車を乗り継ぎ、最後は歩いて帰宅したり、苦い思い出がいくつかありました。
そういえば、階段から落ちて足をくじいて、足を弾きづりながら、雪の中ハープを背負い、フランスまでコンサート旅行に出かけたことも。
ちょうど、昨日の写真、ルネサンス舞踏会の一年前です。


まだ今年はそこまで寒くありませんでしたが、年末はお湯が出なくなり、水風呂でした。
ベルギー生活で二度目です。新年あけて、新しい湯沸かし器に取り換えてもらったので、
来年はシャワーも暖房の心配もいらないです。





少しヨーロッパの歴史について気になる事があってちらりと本を読んでいたのですが、
ヨーロッパは、昔の家もそのまま残っていたり、昔の絵画と現在とほとんど変わらない街並みも多く残り、
何百年も、風景も人もあんまり変わっていないよなーと思いながら読んでいると、
ふと、ちょんまげ姿のお侍さんが頭の中に登場してきたので、
客観的に、外国人からすると、相当、この事実って奇妙な姿だろうなと思いました。

ちょんまげ、着物、腹切り、
そして、それはそこまで昔じゃないのに、今はすっかり日常からは離れて、
別の風景が広がっている、日本って不思議な国ですよね。

姿や風景もあまりに変わったので、価値観もヨーロッパのそれとははるかに違いがでるのではと想像します。

・・・・とか色々気になると、不思議過ぎて眠れなくなってしまいました。

ちょんまげって、兜が蒸れるから前頭部を剃ったところから始まったそうですよ。


世の中が大きく変わるように、音楽も沢山の変化があります。
50年とかそれくらいの小さな周期なのに、劇的に変わったり、
落ち着いてみたり、また国によって、政治によって、宗教や戦争によっての変化を見ると
面白いですね。美術やコスチューム、建築物もそうですものね。

時代に翻弄されながらも、芸術家たちの
自分の中にある物を表現する、また、新しい物を生み出す時のエネルギー、
その頃の音楽が得に私は好きです。

今住むベルギーはまだ国が出来てからはちょんまげがなくなった頃と同じころですが、
新しい者を沢山生み出してきた地域なのですよ。

日本人もそうですね。。。。。

・・・・・・



寝ましょうね。

明日も晴れますように、良い事がみなさんに訪れますように、お祈りします。






オペラ

2014年03月20日 | 演奏会
二月に、最初のオペラの一つ、m.da.galiano のダフネのコンサートにハープで参加しました。貴重な作品であるのは言うまでもありませんが、通奏低音をすこしづつ楽しみ始めた今日この頃。