少し前に行ったイギリス15世紀中世音楽のコンサート。
英語の美しい響きをフランス語圏で生活すると格別に感じた良い経験になりました。
15世紀中世からルネサンスに移り変わる時代の音楽が特に興味深いと私は思います。
びっくりするほど技巧的知的美の芸術です。
私が住むベルギーは当時フランドル楽派という西洋音楽の礎、多声音楽、ルネサンス音楽を発展させた重要な作曲家を生み出した地域なのですが、それはそのまだ前の時代、中世音楽にも多大な功績を残した作曲家を生み出した地域です。
現在、ブリュッセルにて、中世、ルネサンス、バロック音楽を専門に活動しています。
フランスは、トゥールという、現在話されいるフランス語の発祥地となった地域で、現在はルネサンス音楽の研究が盛んに行われ発信地ともなっている音楽院で中世、ルネサンス音楽の勉強もしています。
そして去年から働き始めたコンセルヴァトワール、バンシュという地域。
ど田舎ですが、私の好きな、中世音楽の作曲家、ジル・バンショワ の生まれ、活躍した、土地です。
今年の成績評価が良く、来年は代々続く中世フェスティバルに音楽院の生徒達が参加させてもらう事になりました!
12世紀のシャペル礼拝堂でも演奏します。なんとも興奮します。生徒達はその地域に住んでいるので私程興奮はしないかな?
来週は年度末最後のレッスン、成績評やら配布で、二ヶ月の長いバカンスに入ります。
一昨日、中世音楽のコンサートが終わり、私も来週で夏休み。
日本から知人が3組来てくれるので楽しい夏休みをベルギーで過ごす事になりそうです。
日本より随分早い夏休みですよね?
あああ待ちに待った夏休み、うれしい!!