これらの写真は2017年4月に愛犬を亡くした日の午後に撮ったものです。
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葉山の仙光院へ火葬に行く前、近くの長久保公園へ最後の散歩へ出かけました。
わずか2週間前は同じ場所で一緒に楽しく桜を見上げていたはずなのに、桜が散るように魂が抜けた小さな小さな身体を抱いて、いつもの散歩道に咲く花々を眩しく愛でました。
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かわいい小さな卵型のお骨入れになって我が家に戻ってきました。
お骨入れを住職から受け取った時「早くご自宅へお戻りくださいね。そうすれば生まれ変わってまた戻ってくるのも早くなりますよ。」と言ってくださいました。
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我が家には亡くなった愛犬の娘がいます。
でも、それで十分です。別れがこれほど悲しくて息苦しいものだなんて知らなかったから。
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だから「何に生まれ変わるのだろう?」と思っていたら、長女や長男の子供として生まれ変わってくるかもしれないとのことでした。
私以上に打ちひしがれている長女はいうのです。
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「早く結婚して子供を産もう。先に弟に子供が出来たら私に戻ってこないから・・・」。
朝、私は卵型のお骨入れを撫でて心の中で「今日も無事を祈っていておくれ」と唱えます。
心が折れそうな日、朝の湘南ライナーの中、財布に忍ばせたちいさなビニール袋に入った愛犬の胸の飾り毛を頬に当て愛おしい日々を思い出します。
よく散歩に行きました。そして、湘南の風に揺れる野辺の花々を一緒に愛でました。
綺麗な花を見ると、ね?綺麗でしょ?と振り返り私の眼を見たものです。
そうだね、綺麗だねって、私は声に出したものです。
夜はずっと一緒に寝ていました。かわいい寝息を立ててずっと側にいてくれました。
あれからずっと帰宅すると朝と同じく「無事に帰ってこれたよ。ありがとう。」と報告するようにしています。
みなさんもご自宅に小さな家族がいらしたらもっともっと愛してあげてくださいね。
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飼い主様に愛されて幸せでした。
ウチは昨年、猫を一匹亡くしましたが、深大寺の動物霊園に眠っています。
もうあちらに行った筈なのに、ペットロスなのか、家の中で未だに気配を感じて仕方ないです。
何年たっても忘れられないと思います。
気配するのは一緒にいるからです。
私もたまに感じます。
亡くなった母犬の娘犬もいま15歳でして、自宅にて隔日で点滴を打ってます。毎日毎日ハラハラして心配でなりません。