クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

リスペクト

2014年11月17日 | Iwajovi短編妄想小説
尊敬する経営者?

ありきたりだけど、松下幸之助っす。



尊敬する戦国大名?

それは斉藤道三っすな。



尊敬するスポーツ選手?

やっぱりマイケル・ジョーダンっすな。



尊敬するギタリスト?

そりゃジミ・ヘンドリックスっすよ。
鶴瓶じゃないよ。



すんません、私も4コマ漫画やりたくなっちゃって。







妄想ストーリー「秋が来た」最終話

2014年08月12日 | Iwajovi短編妄想小説
終・秋が来た


秋田は結婚後も何人かの女と付き合った。
そうでもしないと人生に飽きてしまうので仕方がない。
それでもそれらの女たちとは一切の関係を持たなかった。
妻の梨音を想ってのことではない。
別に関係を持っても良かったが、その前に飽きた。

女たちにはそれなりに金を使った。
大枚はたいて何もしないというのは割に合わないが、それは男の一般論だ。


秋田疾風の話だ。


件の有楽町の女もその類いだ。顧問先の女だった。
ポルトガルで生まれた日本人で、有楽町里愛(ゆうらくちょう・Rio)という名だった。
惰性でこのままの関係を続けても良かった。そのつもりだった。

その日の夜も里愛は、子猫のような眼差しで言った。
「また会えるよね?」

里愛は何かを感じていたのかもしれない。女の勘というやつだ。


なるほど、難しい話だ。


その言葉で秋田は決意した。
秋田はため息交じりに告げた。
「どうだろうね、里愛ちゃん。」
里愛は目に涙を溜めて聞き返した。
「何で?」
「キミが悪いわけじゃないよ。わかるかな。もう秋なんだよ。」

秋田は戦力外通告を突き付けた。
里愛の涙腺は決壊したが、秋田は身を翻し東京駅に向かって歩き出した。


途中でタクシーを拾った。


簡単な話だ。


数ヶ月後、秋田は有楽町里愛の突き付けたナイフでこの世を去った。

秋田の魂は三途の川で折り返して戻ってくることに飽きた。


実に簡単な話だ。


夏が終わろうとしていた。


そして秋が来た(完)



これで終わりです。
プロットの割には、つまらなくなってしまいました。
細部を肉付けして、シナリオ化して、映画でも撮りますかな。
スマホで書くのは限界ですな。

次回こそはリレー型式のストーリーにしましょ。

妄想ストーリー「秋が来た」5

2014年08月12日 | Iwajovi短編妄想小説
5.秋はまだ来ない


秋田はチョコレート工場を退職後、
警備員、鳶、飲食店、宴会場、文字通り職を転々とした。

莉緒を抱いた後も何人かの女と恋に落ちた。抱いた。
愛することはなかった。
秋田はコーナーに追い込むまでのプロセスを工夫し、楽しみ、そこからは妥協で打ち続けた。とはいえ、女が嫌いなわけではない。


そんな生活が何年続いたのだろう。秋田は数えることに飽きて、自分の年齢すらわからなくなっていた。

流浪の社会人生活を続けていく中で、税理士試験科目のうち4科目に合格した。あと1科目で税理士資格が得られる。
もちろん、秋田が残りの1科目を受験するはずなどない。


簡単な話だ。


秋田は数年前から大森にある税理士法人で勤めを開始した。
そこで、能代梨音(のしろ・Rio)というポルトガル人のクオーターの女と出会い結婚した。
理由などない。
「梨音は飽きなかった。」それだけだ。


複雑な性格の持主の話だ。


そんなある日、飲食店時代の店長の柴又大地(しばのふ)に再会した。
柴又は、秋田にとって上司であり、性の伝道師だった。

彼はプロボクサーだった。
柴又の開設するジムでボクシングを教わることになった。
元々ボクシングには興味があったのだ。


ジムで仲間もたくさん出来た。居心地が良かった。
クリンチーズというデュオをやっている斑鳩翔(いかるが・かける)と性悪な木虎小糞(きとら・こふん)、
警ら隊の男鹿刀根狼(おが・どねろう)、
フードファイターの八郎潟汗男(はちろうがた・あせを)、
落語家の由利本荘P敗利(ゆりほんじょう・ぴー・まけとし)などユニークな仲間達だった。
仲間達のその肩書だけでも飽きなかった。

ボクシングも不思議と続いた。

秋田は、おそらくプロになれない年齢に達していたが、スパーリング大会には何度か出場した。

2分3ラウンズのスパーリング大会だが、最終ラウンドまで戦った事がなく、勝っては負け、負けては勝ってを繰り返した。
連勝も連敗もなかった。


そう、簡単な話だ。


ボクシングは飽きなかったが、試合は途中で飽きた。勝ち続けることにも負け続けることにも飽きた。
女同様、コーナーに追い込むまでで十分だった。
むしろ試合に向けて自分を創造するプロセスだけを楽しんだ。


肌を焼き焦がすような日射しとともに、秋田は妻とボクシングに恋い焦がれていた。

いや、飽きなかっただけだ。

夏だから。



いつかにつづく


次回最終話です。

妄想ストーリー「秋が来た」4

2014年08月11日 | Iwajovi短編妄想小説
4.やはり秋なわけで


秋田は高校を卒業して、大田区のチョコレート工場に就職した。
チョコレートメーカーだけあり、女性の登用を積極的に行なっていて、工場の向いに立つ本社には女性が多かった。

秋田は女を知らない。
興味がないわけではなかった。
スパンキーを率いていた高校時代に何人かに想いを告げられ、その後に付き合うこともあったが、それまでだった。

簡単な話だ。

入社後、秋田が最初に惹かれたのは、自身を含めたその年の人事採用担当をしていた福島恭子だった。
恭子は大卒4年目なので、7年年上になる。
恭子はモデル体型のロングヘアーで、かつ知的な雰囲気を兼ね備えていて、その存在に男性社員、いやこの世の男性のほとんどが虜となった。


スパンキー時代のツレの山形が言っていた。
「何ちゃらは3日で飽きるけど、美人は飽きねえよ。」

しかし、入社以来、恭子とは接点がまるでない。
ある時工場で噂を耳にした。
「恭子さんは営業部のエースと言われる男と結婚を前提に付き合っている。」

秋田はその噂を耳にすると、その衝撃に呆然となった…わけはなく、やはり恭子への想いが成層圏に達する程弾けては消えた。
秋田に失恋などない。

何とも簡単な話だ。


時は流れ、入社して半年経った頃だった。その日の業務終了後、秋田が工場を出ると、小走りで秋田に近づいて来る女に声を掛けられた。
「秋田くんだよね。久しぶり。同じ会社なのになかなか会えないよね。」

女の事は知っていた。
同期入社で、福島恭子と同じ人事部に配属された角館莉緒(かくのだてRio)だ。
大卒なので秋田の4年年上になる。
確かポルトガル人とのハーフで、秋田の印象では美人というよりチャーミングだ。
年上だが人懐こい。

「莉緒さんっすね。久しぶりです。」
必死に笑顔を製造した。その笑顔はおそらく仕損品だった。

莉緒がすかさず続いた。、
「同期なんだから莉緒でいいよ。よし、今日は飲みに行こう。」
「はあ。」
秋田は莉緒の勢いに負けた。喧嘩は強いが、女には弱いらしい。

2人は意気投合し、あくまでも莉緒の印象だが、それでもその夜秋田は莉緒を抱いた。

それでも秋田は秋田だ。
積極的に奉仕をする莉緒の中で何度か折れた。緊張ではない。
そして、マウントポジションをとる莉緒の下で、思い通りに、独りよがりに爆ぜた。


勿体ないが簡単な話だ。


その後、秋田はチョコレート工場を退職した。

それは簡単な話だ。


出雲に出かけてしまい、神がいない月の事だった。


いつかにつづく


長くてすみません。






妄想ストーリー「秋が来た」3

2014年08月09日 | Iwajovi短編妄想小説
⒊血まみれの秋


秋田が17歳の時のことだ。

秋田はスパンキーという喧嘩チームを率いた。
何処の枝にも属さない独立したチームだった。

ある時、参謀的存在の山形が言った。
「疾風は縄張りを広げる気はないのか?お前がその気になれば俺らはついていくぜ。」

秋田はメビウスを吸っては投げ捨て答えた。
「年中喧嘩して何になる?飽きるぜ。売られた喧嘩だけ買えばいいよ。青春を謳歌しようぜ。」

簡単な話だ。

そんな存在のチームだから、他のチームはスパンキーを傘下に治めようと躍起になった。


そして、抗争は必然性を帯びてやってきた。
スパンキーとアンタッチャブルの抗争だ。
決戦の舞台は横浜市金沢区の「海の公園」だった。
アンタッチャブルは宮城という頭が率いる兵卒50人。スパンキーは20人。

両軍入り乱れての乱闘。
キリがない殴り合い。
そんな最中、秋田の性格を知る山形が秋田に近づいた。
「疾風よ、もう飽きたろう?宮城とケリつけてこい。」

山形曰く、簡単な話だ。

山形の計らいに、秋田は飾られた言葉の御礼など言わない。
すぐに声を荒げた。
「宮城ぃ出てこいや。」
その刹那、宮城が秋田に体当たりをした。

秋田は一瞬何が起きたかわからない。しばらくして生暖かい液体が、腹部から下半身に伝った。
「宮城ぃ、それがお前の喧嘩か?」

刺された。

「痛えじゃねえか。」
秋田の顔はみるみると生気を失い、ゆっくりとその場に倒れた。その瞬間、乱闘が収まった。

山形が必死の形相で駈け寄り、秋田を抱き起こした。
「疾風え。」
叫ぶ山形に、か細い声で秋田が答えた。
「山形、もう痛えのにも飽きたし、血の野郎も流れる飽きたみたいだよ。」
秋田の顔に生気が戻り血が止まった。

意外と簡単な話だ。


「秋田疾風に近づくな。あいつには勝てない。三途の川の中程で、飽きて帰ってくる。」
横浜市金沢区一体にその噂が広がった。

その抗争から数日後、秋田はスパンキーを解散した。

それは簡単な話だ。


奇しくも季節は秋だった。



いつかにつづく



ラブストーリーに方向転換しよっと。
てことで、秋田の筆下ろしかな。
本当つまらないストーリーだけど、もう少し続けていいですか?

「僕、カッコ良かったですか?」
いやいや、そんなこと聞く前にロマゴンと戦いなさい。


因みに週末は休載します。


妄想ストーリー「秋が来た」2

2014年08月08日 | Iwajovi短編妄想小説
2.秋田疾風


秋田は感情が欠乏している訳ではない。
むしろ熱しやすいという点で、人よりも多感な方なのかもしれない。
ただ沸点への到達が、尋常ではないスピードで訪れるだけのことだ。

簡単な話だ。

飽きが来たところで、そこで消えないのも秋田の特徴だ。忍耐強さを兼ね備えている。
件の有楽町の女にしても飽きは来ているが、そこで崩壊するわけではない。

気に入ると、そこに居続けるというのも秋田の特徴だ。
現在居住している湘南も5年が経過しているし、妻との結婚生活もだいぶ長い。

そして何より秋田は日本を愛している。ナショナリズムとかそういう次元ではなく、単に四季があるから飽きないのだ。

それこそ簡単な話だ。

「俺はこの国に生まれて良かった。それぞれの季節によって別の顔になるのが美しい。ジ・アザーサイドだな。」
割と普通の感性の持ち主だ。


秋田の「飽きた」伝説はその青春時代に幕を開けた。


いつかにつづく



何か書いていて本当に飽きてきました。
続けるのやめよっかな。

性格もだいぶブレてきました。
ひとつ決めているのは、秋田疾風はおっさんボクサーです。


妄想ストーリー「秋が来た」

2014年08月08日 | Iwajovi短編妄想小説
1.有楽町で飽きましょう


有楽町駅の改札前で2人の男女が別れを名残り惜しそうにしていた。
どこの駅でも良く見る光景だ。

女が言った。
「ねえ、今度はいつ会える?」
子猫が何かをせがむように甘える表情だった。

男は素っ気なく答えた。
「いつでも会えるよ。日本は狭いしな。」
正直、女の表情が不快だった。この女を手に入れる為に相当の金をつぎ込んだ。
それで満足だったのだ。
もちろん女を愛していた。今後も愛を育んでいくだろう。
だけど終着駅には既に訪れていたようだ。
簡単な話だ。

飽きた。それだけだ。

男は秋田疾風(あきたはやて)と名乗った。もはや何年生きてきたかも覚えていない。
それも簡単な話だ。

数えることに飽きた。それだけだ。

女は改札を通ってから何度も振り向いて手を振った。別にこの女に限った行動ではないだろう。
その都度秋田は右手を挙げた。途中から左手を挙げた。

女がエスカレーターに乗り、エンドロールの様に秋田の視界からフレームアウトすると、瞬時に身を翻し東京駅に向かって疾風の如く歩き出した。

秋田はKITTEの前で立ち止まり、メビウスに火を付けた。肺に煙を勢いよく送り込んでは、気だるく吐き出した。
それを2~3度繰り返してからメビウスを足下に落として踏みにじった。

東京駅は目の前だ。
タクシーを拾った。


それも簡単な話だ。



いつかにつづく



目が冴えてしまい眠れない最中、急に思いついた設定。
何でもすぐ飽きる男が主人公。
途中で飽きそう。
ボクシングとどう絡めればいいんだろうう。
あと、はやてって秋田に止まらないような気が…。
ま、いっか。






みんな

2014年03月28日 | Iwajovi短編妄想小説
ふむふむ。稟議も通ってますし、で これで手続き完了です。



おいっ、イワジョビ、コイズミんに融資受けたのか?
そんなに財務状況は悪くないだろ!幾らだ?

8億っす。あくまで個人的に借りただけです。もう使っちゃったし。


8億って何に使ったんだ?


いちいち覚えてねえっすけど、例えば熊手とか。




ならよし!


ゴースト

2014年03月26日 | Iwajovi短編妄想小説
シバゴーチさん、もうこんなことやめましょう!


イワガキくん、何言っているか聞こえないよ。


嘘だ、アナタは聞こえているハズだ。


だったらどうだっていうんだ?
君はもうバナナ大使になったんだ。共犯だ。


だけど私はもう嫌だ。アナタの代わりに書いたバナナ論文はコピペだし、そもそもあれは私が渡したバナナじゃない!



あの2人うるさいな。私は罵那那大師。

クイズ王

2014年03月25日 | Iwajovi短編妄想小説
シバノフQの決勝に残ったのはこの個性的な4人。


努力と知力のHYS。
THE漢・アニキ。
ゆるキャラ・ラルフ。
個性がないのが個性・イワジョビ。
栄冠は誰の手に?!



さあ、この問題で王者が決まります。

シバノフ(出題者)「問題。きいろ…」
ピンポーン!
おっ、イワジョビが押した。速い!




イワジョビ「バナナ!」


正解!


とうとう、決まりました!
バナナ大使!


えっ?クイズ王じゃないの?

シバノフの推理日誌

2014年03月24日 | Iwajovi短編妄想小説
シバノフ「犯人はこの中にいます!」

イワジョビ「そうそう、この中にいるっつーの。しかし眠いな。」



あれっ?俺もリストに入ってんの?


犯人はお前だよ、バナナの傀儡師、いや、イワジョビ!


えっ?俺?



容疑者確保!


なぜわかったんだ?

シバノフ師匠はラーメン屋じゃなかったのか?


新継承者

2014年03月24日 | Iwajovi短編妄想小説
麺やシバノフを飛び出し、自分探しの旅に出たイワジョビは、とある村に立ち寄った。


くぅ~!
この1本の為に生きてるって感じだなぁ~!
本当、仕事の後はこれだよなぁ~!



シバノフ村のバナナ大使の発表です。
GG湘南所属、イワジョビさんです。


えっ、俺っすか?バナナ食っただけなのに?
しかし美味いな。泣けてきた。



それでは村長と写真撮影です。


若人よ、我が村のバナナを頼むな!


あれっ?師匠?
ラーメンはどうしたんすか?



未来予想図

2014年03月04日 | Iwajovi短編妄想小説
2014年3月21日、ライトスパーリング大会に出場したラルフとjoviは見事に勝利をおさめ、サウナで疲れを癒やしていた。

「ジョビさん、2人とも勝って良かったですねえ。」
「ほんとっすね。私が勝てたのもラルフさんのおかげっすよ。」




「ラルフさん、キツくなってきたっす。そろそろ出ませんか?」
「まだまだですよう。ゆっくりしましょうよぅ。」





(いかん。意識が朦朧としてきた。視界も怪しくなってきたぞ。ラルフさん、まだサウナにいるつもりなのか?これが噂の新用語、「ラルフる」ってやつか)

継承者4

2014年02月24日 | Iwajovi短編妄想小説
じょびはシバノフの元を離れ自分探しの旅に出て、そこである男に出会う。



この国では、ダ◯イ・ラマ、パン◯ェン・ラマ、そして私、コイズミん・ラマが拝められています。
でも、そんな事は関係ありません。
愛する兄弟姉妹よ、私の愛は平等にあなたたちに届きます。



ラルフさん、アイツめっちゃいい事言いますねぇ~。俺、泣けてきたっす。



ホントそうですね~。でも、じょびさん、アイツは失礼ですよ。それにラーメン関係ないですよ~。



「麺やシバノフ」シリーズ番外編は、今後の連載にやや不安があるため、続きのネタがおもいうかばなければ終了です。

目覚めし者たち3

2014年02月24日 | Iwajovi短編妄想小説
「麺やシバノフ」ののれん分けしてもらったものとして、1人1人が自覚を持つべきでがすよ。


アセさん、つまりあれっすか?アメーバ何ちゃらの人が良く言うフィロソフィーってやつっすか?


微妙だけど多分そんな感じでがす。じょびくんは足使って、あっしはジャブを軸にいくでがす。
今マスの動画見せているでがす。



な~る~!勝ちてえっすね。師匠も真剣っすよ。


どれどれ。
ん?この動画は何だ?何か大事なことを思い出しそうだ…


おお、そうだ、そうだった。ボクシングだ。
それぞれの特徴を活かしたボクシングをさせなくては。ラーメンは関係ねえや。


「麺やシバノフ」シリーズ3rdシーズンは、作者が背中の筋肉痛のため、連載終了となります。
ご愛読ありがとうございました。

さすがに4thシーズンはキツイかな。