クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

グリーン車、ゆとり座りの法則2

2023年05月31日 | あの頃 朴は若かった
今朝、拙宅から2時間以上かけて千葉市まで出向く。大船から成田空港行き総武快速線直結の横須賀線グリーン車に乗車
窓側席にマスクを着けずに座ってみる


戸塚、東戸塚から乗り込んだ乗客が席探し。お、やはりマスクをしてない私の横には座らない。お、マスクをしてない他の客の横にも座らず

ゆとり座りの法則が生きてるかもしれない


保土ヶ谷
お、ええやん
やっぱり来まへんがな


横浜からたくさんの乗客が乗り込んできたが、私ともうひとりのマスク無着用客の隣には座らず


そして、新川崎!
空いてる席は僅か二席
仕方なく私の横に女性客が腰を落ち着ける


品川で何名か下車!
隣りの女性は慌てて空席へ移動する!

あみんさま、
ゆとり座りの法則は有効かもしれません


史上最強の上司のお話 20(山口さんリターンズ)

2022年07月11日 | あの頃 朴は若かった
2016年に拙ブログで連載していました『史上最強の上司のお話』シリーズのヒーロー『山口さん』に本日10年ぶりぐらいに再開してしまいました。



私、朴竜は7月1日より某証券会社の営業企画部に勤めているのですが、山口さんはある金融商品を売り込みにきたのでした。


訪問を告げる電話をとり受付に伺うと、なめし革のような顔肌、捨てられた大型の保護犬のように落ち着かない眼差し、タバコのヤニがたっぷりと染み込んだスーツによれよれのワイシャツ!

見間違うはずもない!生の山口さんがボーっと立っているじゃありませんか!


おー
山口さん、お久しぶりです!朴竜です。
お元気でしたか?と訊ねると


おー
朴ちゃん?朴ちゃん、
びっくりしたぞー
と、山口さん節炸裂!
って、嬉しいの分かるけど、ペタペタと私に触らないで下さいな。部下もいるし、まだコロナ禍だし、汗凄いし。


山口さんと出会ったのは22年前。
現在72歳!

凄い!

だって相変わらず何言ってるのか、わからないプレゼン、呂律が回ってないトーク、皆無にちかい投資運用知識、質問してもトンチンカンな回答。突然、5オクターブ上の声で奇声を発したり。

同席した部下もどう対応して良いかわからず、困惑している。

何故その会社は山口さんを雇っているのかさっぱりわからない。絶対取引に結びつかない。でも、しっかり雇っているわけだ。


もっとすごいのは72歳で頑張って営業をしている山口さんだ。健康なんだな。素晴らしいな。

結局、本日の訪問の目的や話の内容はさっぱりわからなかったけど、なんとなく勇気をもらったような気がして、少し嬉しくなりました。



50円玉のノスタルジー

2021年06月06日 | あの頃 朴は若かった
昨日は14時間爆睡
疲れが取れず、少し食べてはまたうとうとの繰り返し。

今日は久しぶりのジムトレ。
朝10時は私一人だけ。
ジムの自販機に200円投入!
お釣り50円


なんとなく裏を見たら、昭和50年生まれの50円。


私が昭和37生まれだから、こいつは私が13歳の時に産まれたんだな。


だからこいつは今46歳なんだな。


46年間で何十万人の人の手に渡ったんだろう。


何億人なのかな?


昔々、もしかしたら私の財布に一回入ってたことがあったりして。


巡り巡りジムの自販機に押し込まれていて、待ちに待って、また明るい場所に出て来たんだな。


なんだか不思議だなぁ。


とか思いながら、インターバルでの水分補給時に100円玉ひとつ、あとこの50円を自販機再投入!デカビタシーを飲むわけです。


真っ暗な自販機で眠るわけですな。



朴竜の人生は千本ノック 13

2020年03月22日 | あの頃 朴は若かった
金曜日に湘南T-Siteの蔦屋書店に行ったところ、直ぐに目が止まったのが写真の2冊の文庫本



いわゆる青春ボクシング小説ですが、百田尚樹氏のボックスとはまた違う筆致瑞々しい描き下ろしです

白の篇と赤の篇の2部構成

良く練られた構想だなあと思いながら一日で一気読み



この2冊にはボクシングの練習のあり方、メンタルをどう強くしていくのか、トレーナーや仲間との信頼関係とは何かなど、基本がギュッと濃縮されていて、読後無性に練習や試合がしたくなりますよ


どちらか一冊読んでも楽しいし、どちらから読んでも面白い。

私としては白の篇から読んで正解って感じ。

おすすめです。



吉田定男くんのこと 後編

2019年07月12日 | あの頃 朴は若かった

吉田定男(さだお)くんは、さだおの「だ」を取って、みなからダーくんと呼ばれてました。

ダーくんは4人兄弟の三男、下にダーくんにしては可愛い妹がおりました。

ダーくんは動物好きなのでワンコを飼いたいのですが、4人も子供を作ってしまった両親がそれを許しません。

それでも動物好きな優しいダーくんはあきらめません。

そしてある日の放課後に私を家に誘うのです。

パクちゃん、可愛い動物飼ったから見においでよ? でもね、ワンコじゃないよ。

え? じゃあ猫?

ん〜 ニャンコでもないよ。

それ以外に動物が思いつかない私は興味津々でダーくんちに行きました。

薄暗く狭い子供部屋に二段ベッドがふたつ。
だって4人兄弟だからね。仲がいいね。

でも、動物の影かたちも鳴き声も聞こえません。

そしてダーくん、目を輝かせて嬉しそうに二段ベッドの布団をめくってみせるのです!

ほーら、パクちゃん、めんこいべ?

なんとなんと

めんこいハツカネズミが10匹くらい布団に埋もれいるのでした。

ダーくん、やるぅ!

さて、そのハツカネズミはどこから仕入れたかというと、お兄さんがテキ屋でして、昔、縁日でね、チュー太郎レースっていう、ハツカネズミの徒競走みたい賭け事があったんだよ。

地元での縁日を終わってテキ屋のお兄さんが違う街に行くのにハツカネズミが邪魔になったんだね。

さてさて、時は流れて朴竜20歳の頃に帰省して街をぶらぶらしていたら

あ、パクちゃん?
え、ダーくん?

ダーくん、マイルドヤンキー!
横にいる可愛い女性もマイルドヤンキー!

あ、これ、カミさん。彼は幼馴染のパクちゃん。お互いご挨拶。

可愛い奥さんの腕には赤ちゃんが眠っております。

ダーくん、赤ちゃんの頭を愛おしそうに撫でながら

パクちゃん、子供はめんこいぞー
パクちゃんも早く結婚して子供作ればいいしょ!

よくよく見ると可愛い奥さんのお腹が大きいんですねー

ダーくん、20歳でふたりのパパになるんだね。すごいなぁと感心しながら、

遠い昔、二段ベッドの布団をめくってくれた少年を思い出したのでした。




さて、パクちゃんはどの子でしょうか?


吉田定男くんのこと 前編

2019年06月27日 | あの頃 朴は若かった
あ、久しぶりの若かったシリーズです。

とはいえ、超短編です。

朴少年小学5-6年生の頃、クラスに吉田定男(さだお)くんがおりました。

定男くんちはちょい貧乏、定男くんちは兄弟がたくさん、定男くんは勉強があまり得意じゃありません。

定男くんは心優しく動物が大好きでした。特にワンコが大好き!


そんな定男くん、漢字の書き取りテストで
「太郎くんは誕生日にプレゼントをもらいオオヨロコビでした」の「オオヨロコビ」を漢字にするのですが、

あまりに動物が好きなので、
犬喜び!

と間違えてしまいました。

そこまでワンコが大好きなんですが、今度は「好きな動物は?」という卒業文集の質問に対して、
太!と答えてしまいました。

定男くん、どうしてるかなぁ?
もう45年もあってないなぁ。

そういえば、定男くん、同じ野球チームでショートだったよ。朴少年はセカンドだったなぁ。

定男くんいつもバット犬振りしてたなぁ。


お母さん、ごめんね。ありがとう!

2018年07月24日 | あの頃 朴は若かった
夏の北海道、実家のある街の今日の最高気温は24℃、最低気温17℃と過ごしやすいですよ。



母が逝き、父が入院してもう恐らく帰ってこれないだろう実家に泊まりましたが、眠れなくて朝4:30から起きています。

徒然に私が生まれてから3歳くらいまでのアルバムを見ていました。

白黒の写真や焼けてセピア色になった写真の一枚一枚のその下に母の一言が書いてありました。

弘ちゃん可愛い

目が可愛い

小さな口が可愛い

可愛い 可愛いって
どの写真にも書いてあります。

ハイハイして可愛い

初めて歩いて可愛い

いつもニコニコ笑って可愛いって

そして生まれてくれてありがとうって、アルバムいっぱいに溢れていました。

母の想いがありがたくて、切なくて、寂しくて、
色々な後悔が巡って

泣けてきました。
声出して泣いてしまいました。

きっと母は私の肩越しから一緒にアルバムを見ていて、生まれてきてくれてありがとう。身体大事にしてね、と56歳になった息子をずっと想ってくれていたように感じています。