朴竜文庫 51（骨を彩る）

彩瀬まるさんの作品を初めて読みました。

この「骨を彩る」は2013年に幻冬舎から出版され2017年2月に文庫化されたもので、当時、本の帯に小泉今日子が大絶賛していたので手に取ってみたのですが、他の小説を読んでいくうちに、この作品を買ったことすら忘れていました。

今週月曜の出勤前に何か読み残したものはないかと本棚を漁っていたらこの「骨を彩る」を思い出したのです。

さて、ここには5編が収められているのですが、どれも素晴らしい（言葉の紡ぎ方や文章が切ないくらい美しい）ものばかり。

気になってググってみると多くの読者の方達が2017年読んだ小説のベストスリーに入ると書評していました。

5編の作品の主人公のいずれも心に「ない」ものを抱えていてもがき苦しんでいます。

「喪失感」に一歩が踏み出せないのです。

例えば「指のたより」で主人公は10年前に29歳の妻を亡くしているのですが、夢に出てくる妻と何か語ろうとするのですが、夢で見るたびに手の指が一本ずつ減っているのです。

遺された主人公は罪悪感から新しい出会いに一歩踏み出せないでいたり・・・

どの作品もどの主人公もひりひりとした「欠けたもの」を抱えて生きていて、それを埋めようとして、新たな人とのかかわりの中から気づきを得ています。

僕らもそんなことたくさんありますよね。

今「マウス」の村田沙耶香さんに嵌っていますので、一通り読んでみたら、次はゆっくりと彩瀬まるさんの作品に触れて行きたいと思います。

おはようございます！

物流関係の仕事をしている身として明日からの天気が気になります。

ついでに電車の隣の席で激しくスマホを指で叩いてゲームに興じる男も気になります。

もっと気にしないといけないコトがあるのは分かっちゃいるんすけどね。

朴竜のDay Dream Believer

朝方に現勤務先をクビになった夢を見ました。

外資系金融機関ですから自身のパフォーマンスが不振だったり、グループ全体のヘッドアカウントを減じる際の対象となったり、もっとも酷いのは使いやすい知り合いを採用したいがために何ら落ち度のない人を切る・・・と理由は様々です。

ですから夢の中で慌てたりしてないのですが、どうしてクビなのかを問うと、社長からはコインチェックから仮想通貨が580億円流出したことと何か関係があるとのことです。

私もビットコインそのものも理解できていないし、そもそもコインチェックでクビになるとしたら出川哲郎くらいじゃないか？と問い詰めると、ビットコインを私と同じくらい理解できていない社長が、そりゃそうなんだけどねぇ。良く分からないんだけど一応シンガポール本社からの話なので・・・とふわふわ喋っています。

社長は面倒見がよく義理人情に篤い好人物。

金融業界に顔も広いんです。


「じゃあ朴君、次の先は僕が紹介するからそこの面接受けてみるか？」と早速電話をしてくれています。

「あ、私ですけど・・・　うちの営業部長で、あ、はい、優秀なのがおりまして、え？英語？海外駐在の経験もあり、業界でも実績を残しているので全く問題ないです。え？これから？今すぐ面談？　あ、ちょっと待って！」と受話器を手のひらでふさいだまま

「あ、朴君、いまから直ぐに来てくれって。大丈夫？」　

頷く私。

「はい、じゃあ今から行かせますわ。無理言って申し訳ない！お礼で今度蕎麦でも喰いに行きましょう！」と電話を切ります。

「じゃあ朴君、頑張って！」

「ありがとうございます。じゃあ早速行ってきますが、どこに行けばよいのですか？」　

「えっとね、オバマ平和財団の広報担当官のポストが空いてるらしいよ。オバマは前アメリカ合衆国大統領のオバマ氏です。たまたまミシェル夫人と来日してるんだってさ。」

「大丈夫っすかね俺なんかで？」

「大丈夫大丈夫、朴君なら絶対通るから。推薦状はオレが書くから大丈夫！で、特技にボクシングって言うんだよ。」という感じで早速面接に行き無事採用となりました。

何だか良く分からない夢でしたが、コインチェックやら意識的・無意識的にインプットされた一日の情報と転職願望（逃避願望）が一緒になって夢の中で突飛押しもないストーリーになったんですねぇ。

スイミン不足

平日はほぼ毎日夜中に起きてしまい、睡眠不足です。

まぁ過度な飲酒が原因なんでしょうね。

そろそろ50の声も聞こえてきたので気をつけなければ。

50になるまでの１年8ヶ月は好きなように暮らしますが。

スイミング

一昨日、バンド練習して飲み会やって帰宅したのが22時くらい？
帰宅後すぐに睡眠。


午前1時に目覚めて、サッカーやら映画やらを観てたら、再び睡魔に襲われ翌日8時まで睡眠。


朝食後、先週分の大河ドラマ「西郷どん」を観なきゃと思って再生したら、またもや睡魔に襲われ12時まで睡眠。


昼食を摂りながら、ボクシング中継のホルヘ・リナレス戦は何とか観たものの、メインのマティセが始まる頃にはまた睡魔に襲われ、17時まで睡眠。


先週分は諦めて18時から今週分の大河ドラマ「西郷どん」を観たかったけど、テニスの全豪OP決勝があったので、夕食を摂りながらそちらを観戦。
「西郷どん」は20時から地上波でやるからいいやと思っていたら、テニスの試合がフルセットまでもつれて観られず。

フェデラーが優勝インタビューをする頃には完全に意識が朦朧としてベッドへ。
本日、朝の5時に起床するまで爆睡でした。


そんな感じで小分けにしつつ、最後は一気に長時間の睡眠でした。


医学的だか何だか忘れたけど、寝溜めはできないと聞きました。
ところが、今日は非常に調子が良く、仕事は相変わらずできないので遅くなりましたが、全然ペースが落ちませんでした。

今ライナー乗車中なので、今日は睡眠時間がとれずに今週の残り4日はキツくなりそうですが。


ウェナメナ、ウェナメナ、ミスターポストマン

朴竜文庫 50（マウス）

この村田沙耶香さんの「マウス」は2008年3月に講談社から出版されたのちに文庫化されたものです。

村田さんはその後、2009年、『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞。

2013年、『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞。2014年、『殺人出産』(これも超面白い！)で第14回センス・オブ・ジェンダー賞少子化対策特別賞受賞。

そして2016年、『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞受賞しました。

まだ38歳の新鋭の作家で、この「マウス」を読んで頂ければその瑞々しい才能とセンスが感じられると思いますし、私は村田さんの作品が肌に合っています。

タイトル「マウス」(mouse)は「ねずみ」のことですが、合わせて「内気な女の子」「引っ込み思案な子」「かわいい子」という意味もあるそうで、主人公は小学校5年の「内気な女の子」で、「内気でおとなしい」という立ち位置でクラスに居場所を作っているのですが、もうひとりの主人公はもっと特異な女の子で、その子との係りでなかで自分と云うものを見つけだそうと苦しみもがきながら大人になっていくというお話。

アイディア、着眼点、言葉の選び方、ストーリーの展開、何より心の内面を滑らかながら深く描く力に感動した作品です。

おはようございます！

１週間で一番ツラい月曜の朝。

今日はさっさと仕事片づけて、すっかり浮き輪が付いたような腹回りを何とかしたいっす。

日曜日、ジムメイトのお二人ありがとうございました！

14時にジムに到着。
誰もいない日曜日。
ルーティーンこなしてしばらくするとジョン隊長と元アマHさんが姿を見せました。

ジョン隊長に久しぶりにドラを持って頂き2ラウンド、隊長のディフェンスに2ラウンド付き合い、元アマHさんとボディ打ちだけの当てマス2ラウンド。

それなりに動けた日曜日でした。

ジムメイトのお二人、ありがとうございました。

ジョビ君に告ぐ！

本日！

だって！

バンドのお勉強のために如何！？
イオ○スタイルのエントランスです。

本日はザ・クリンチーズのスタジオ練習！

あ、ポール朴ッカートニーです。
本日はザ・クリンチーズのスタジオ練習日。

ちなみにクリンチーズとググってみると、まだ有名じゃないし、露出もなく、誰もリツィートするレベルではないので、クリームチーズやクリームチーズを使ったレシピが並んでいるんですな。

今に見てろよ！


さて、クリンチーズは大森からスチュアート竹クリフがメンバーに加わって2回目の練習です。

Please Please Meだけはあと一回スタジオに入ればステージで披露出来るレベルになりそうです。

あと2曲！
3曲引っさげて6月にデビューします！

妖怪朴竜の影

あ、朴竜です。

接待帰りの昨夜22時過ぎの自宅近く、近所の石塀に妖怪の影？

一瞬ビビる朴竜、よく見ると俺？

しかし、すげーぇ、
別の生き物みたいだ。

寒すぎる空気の影響もあるのかな？

あわてんぼうのギタリスト

職場で色々あって色々考えて帰宅すると、本日はスタジオ練習があることを思い出し、あわててギターの練習。

一曲覚えると一曲忘れる
僕の悪い癖。
プリーズプリーズミーは、違う弾き方を覚えたのは良いものの、他の曲をまた忘れてしまった。
ユーチューブ見ても全然わからないから少し適当なリードギターになりそうだ。

大丈夫かな？

結構眠いぞ。

朝起きたらまた練習しよう。
コーラスは絶対できないっすな。

朴竜のビジネス淫語 Lesson 2

連日しばれますねぇ・・　

あ、朴竜です。

ところで、我が家の与太郎も4月よりようやく新社会人。

これから働くこと、その対価を得ることの厳しさや楽しさ、人間関係の煩わしさ、それらを通じて自分がどうあるべきか、どうするべきかを考え悩み、イイ男、カッコいい大人になって欲しいものです。

さて、働き方改革やIT技術の革新によって業種によっては雇用の在り方が随分と変化してきていますね。

雇用の形態が変化するということは、恐らく面接のあり方も従来とは違ってきているかもしれませんね。

今日の「朴竜のビジネス淫語　Lesson２」では、今後、面接時に数多く交わされることになるであろうワードについてお話致します。

それは「カセイホウケイ」。

「休暇」「成果」「報酬」「契約」の4つの熟語からひとつずつ漢字をピックし繋いだものが「カセイホウケイ」。

面接官「では、何か質問、聞いておきたいことはありますか？」　

学生「御社のカセイホウケイについて教えてください。」　

「当社のカセイホウケイですが、国際会計基準を採用していますから有給を消化しない場合、それが負債として計上されてしまいますので業務の閑忙等を考慮しながらどんどん休んでもらいます。」「また、成果主義でそれが報酬と結びつきます。契約形態は正規社員、契約社員等両社の話し合いによって結ぶようにしましょう。まあこれが当社のカセイホウケイですが・・。要すればライフバランスを大切にする会社ということになりますね。」

「分かりましたありがとうございます。やったらやっただけ、そして休みも裁量というカセイホウケイですね。」

「そうです、そういうカセイホウケイです。被る時は被る、剥く時は剥く。こうあらねばならないということではありませんので、被るなり剥くなりも自己で判断し責任を負うということですね。」

ということになっていくのではないでしょうか。

出来たら女子就活生とこんな面接をしてみたいですが、セクハラで訴えられね？

おはようございます！

久々にロングコート着ました。
何だか時代錯誤なカンジが結構好きです。

さてもう金曜なんすね・・・まだ歌詞覚えてません・・・

朴竜のビジネス淫語 Lesson 1

あ、朴竜です。
超くだらなくて、どうでもいいことを思いつきましたので、何回かに分けてアップしたいと思います。

既に死語でありながら、ビジネスの基本であるワードに「ホウレンソウ」があります。報告・連絡・相談のアタマを合わせたものです。

私も33年前の某証券会社池袋支店配属時にはよく佐藤先輩から「いいか、朴ちゃん。ホウレンソウだぞホウレンソウ、必ず守れよ！」と言われましたが、そういう佐藤先輩は支店長への報告も連絡も適当だし、相談と言えば支店長にお金を融通して貰う時だけだったわけです。

日本相撲協会や東芝、その他不祥事続きの旧態依然とした組織は上から下までホウレンソウがなされていないどころか、上になるほどこっそり隠蔽するクセが付いているように見えますね。

死語になったと感じるのはそういうこと。っていうか、ホウレンソウってネーミングがそもそもダサくね？

そこで朴竜が考えたホウレンソウに代わるビジネス用語を説明したいと思います。

⑴「デカチン」ってどうでしょう？

これは「出かける時にはキチンと机の上を綺麗にすべし！」の略。

すなわち、コンプライアンス上の「クリーンデスクポリシー」に則しています。机の上には名刺や名簿など第三者の個人情報の漏洩に繋がるものやビジネス上の内部資料を置いたまま離席してはいけないという時に使うのです。

「あ、社長！○○証券の○○専務との打ち合わせに行ってきます！」

「お、了解！ ところで朴君、デカチン？」

「あ、立派にデカチンです！」

と出かけて行くわけです。



次に

⑵ 「ナカダシ」というのも使えそうです。

これは「中途半端に出しゃばるな」の「中」と「出」を取り上げたものです。

私の前勤務先と同じく、概ね腐った組織と言うのは上が下に責任を押し付け、都合が悪くなると逃げ、うまく行きそうになると、一枚噛んでおこうと途中からしゃしゃり出てきて、成果を独り占めしようとする輩が蠢いているものです。そして、結局はデリケートな案件を滅茶苦茶にしてしまったりするものです。

「なあ、朴君、今度のディールの前祝いで○○証券の○○社長と一席設けてよ」

「まだ、ディールはDoneしていませんよ。今、そういうことは先方も金融庁の手前、受けたがらないですし、特に銀行系証券や運用会社はコンプライアンス上の接待贈答の管理がうるさいんです！」

「そこんなんとか、ディールを確実なものにするために社長と飲むんだけどねー」

「今はそんな時代じゃあありませんよ。先方だって会社の中で他の人から無い腹を探られたくないんですよ。せっかくですが、ナカダシはやめてもらえませんか⁈」

と使うのです。

デカチン
ナカダシ

新しいビジネス用語として皆さんもお試しください。

あ、でもこれ、セクハラで訴えられちゃいますな。