クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

朴竜の最強上司伝説!8 愛媛銘菓

2020年08月31日 | ちっちゃいおっさん

山口さんと一緒に四国は愛媛県の第一地銀に出張した時のことです。


本人によれば、なんでも、山口さんは前職時代に随分と面倒をみた先で、山口さんとの取引に前向きとのことで、期待の持てる出張と思っていたのです。


ところが、いざ応接室で担当者と向き合うと、「山口さん、それ本当の話?本当に面倒みて感謝されていたのかよ?」と疑いたくなるほど冷たい態度です。


テーブルを挟み刺々しい雰囲気がひしひしと伝わってきます。


それはいくら空気を読めない山口さんでも分るほどのもの。


話題に詰った山口さん、話を盛り上げようとして


「あ、私、四国銘菓の『一六モルト』大好きなんですよ。あれ、美味しいですよねぇ。『一六モルト』」


https://shopping.jtb.co.jp/products/92311?utm_source=GooglePLA&utm_campaign=product&utm_medium=display&gclid=CjwKCAjwnK36BRBVEiwAsMT8WB28bP4JGJ2SYXCTsx3KqopUu0O6EzK2uvOoSDyIZbOHM7jO2jae-hoCLP4QAvD_BwE


と媚びるように『一六モルト』を連呼する山口さん。


それに応えるように表情が徐々に厳しくなる担当者。


さて、散々な目に合って、松山空港に向かうふたり。


タクシーの中では


「いやいや、参ったぞ!あんな態度取られて。びっくりしたぞ!」

と分る分るその気持ち。

https://pbs.twimg.com/media/CMgJN8sUcAAG1BP.jpg

それでも「いやいや、『一六モルト』は美味しくてびっくりするからお土産に買っていきなさいよ!」と煩いくらい。






「モルトってウイスキーですか?愛媛ってウイスキー有名でしたっけ?」


「朴ちゃん。何言ってるの?『モルト』だって!」


「だからウイスキーでしょ?」

と話が繋がりません。


で、空港へ着いてお土産屋に直行すると山口さん。


「いやいや、お姉さん。この方に『一六モルト』を見せてやって!」と得意気です。


そして店員さん

「それって『一六タルト』のことですか?」


「え?『モルト』じゃないの?いやいや、びっくりしたぞ!」 


はい、みんなあなたにびっくりしてますってば!



写真は愛媛県とは全く関係ない昨日夕方の藤沢市長久保公園



走れ朴竜!24 七里ヶ浜行合通攻略!

2020年08月30日 | ちっちゃいおっさん
日曜日
雨の気配全くなし!
蓮池からスタート


昨日の密の状態をカルガモ警察から言われたのか


この時間、3羽しかおりません。


光と蓮の葉の緑、青空を映した水面が綺麗だなぁ。


今日も飽きずにパイニー坂。水を被りながら一気に登り、片瀬中学校を右折し


片瀬山の頂上まで休みなく登り切りました。


湘南白百合の東り乙女坂を駆け下り、いつものお寺さま


もう一つのお寺さま


ついでに竜口寺


汗まみれのTシャツで不謹慎ながら境内へ


その後、腰越方面へ駆け抜ける途中に


路面を走る江ノ電の風情に嬉しくなって


小腹が空くもそこは我慢して


小動の海岸に出てきました。


その後、鎌倉高校前を駆け抜けて七里ヶ浜に。


手を伸ばせば届きそうな江ノ島。


ぷかぷか浮かぶサーファーたち
ここまでは昨日と一緒。


今日は行合橋を左折して、七里ヶ浜の住宅街の坂に挑みます。


登っても登ってもずっと坂。
坂坂坂坂坂坂坂坂坂坂坂坂。
登り切るまで2キロはあるな。


本当は鎌倉山に合流したかったんですが、迷子になり断念!やっと登り切った坂道を今度は駆け下りるハメに。

途中の公園で頭から水を浴びて


再び七里ヶ浜へ。ここから、江ノ島、鵠沼海岸を通る復路!


そんなこんなで20キロ弱かな。
ブーツレッグさん、今度この長い坂に挑戦してみましょうね。

帰宅後計量のところ、スーパーライト級での試合ができる体重になりました。

一週間かけてスパーリングができるならいつでも試合に臨める仕上がりです。と言っても試合はないんだけどね。







朴竜の最強上司伝説!7 大仁田厚を倒す!

2020年08月30日 | ちっちゃいおっさん

どこの空港かは忘れましたが、待合室で羽田への便を待っていました。


横には山口さんが落ち着きなく後ろを振り向いては首を傾げています。



「いやいや、朴ちゃん。後ろにいる男性、何処かで会ったことがあるんだけど、何処で会ったのか、名前なんだったか全然思い出せんのよ。誰だったかなあ。」


と不躾な視線を絶えず送り続けます。

どうせマダラな記憶の山口さんですからね。



「山口さん!失礼だからジロジロ見ちゃダメですよ。もしかしたら知らない人かもしれないし、文句つけられるかもしれないでしょ?」


「いやいや、会ったことあるんだわ。でも、思い出せんのよ。困ったわ~」


「会ったことあるんなら、思い出せなくても、あっちから挨拶にくるでしょ普通。」


と話してる間にもジロジロと失礼ビームを送る山口さんですが、私の立ち位置から相手の顔は見えません。



そして機内へ。


機内で通路側の席に座っても巨体を捩り後ろに座る誰かをジロジロと見続け


「いやいや、参ったぞ!誰だっけ?朴ちゃん知ってる?」


「もう、失礼だからやめなさいよ。私からは見えないし!」




そして羽田


飛行機を降り到着口へ向かいながらも、山口さん、ジロジロと振り返ります。


「ほらほら、朴ちゃん、あの人よ。どっかの銀行の人だっけ!」


「山口さん、指さすのやめて下さいよ。失礼でしょ。あ、あの人はですね、プロレスラーの大仁田厚ですよ。」


「え?誰それ?」


「知らないんですか?ジャイアント馬場の付き人から始まって、今、参議院議員じゃないですかね?」


「あ、そうなの?びっくりしたぞ!」

といいながらまだジロジロと大仁田厚を睨みつけています。



で、当の大仁田厚、地方空港の待合室、機内、そして今、ずっとジロジロと睨みつける巨体の汗かきオヤジに気づいてはいたものの、「はて?知り合いだっけ?」との戸惑いがあるようで、


山口さんと視線が合うなり、深々とお辞儀をしてくれました。


それが嬉しかっのか、謎が解けてスッキリしたのか、山口さんも満面の笑顔で「あ、どうもどうも!」とお辞儀をするのでした。


「朴ちゃん!彼いい男だよー。で、誰だっけ彼?」


一度診てもらった方がいいな



写真は本編と全く関係ない昨日に出会ったお友達!姿かたちは違うけれど皆んな友達だ!


走れ朴竜!23 カルガモ増量中

2020年08月29日 | ちっちゃいおっさん
昨日は在宅勤務
8月30日で閉店してしまう地元の札幌ラーメンのお店で遅い昼食。 


味噌ラーメンの大盛りをオーダーしたところ、超大盛りにしてくれました。


こりゃ走らなきゃいけないところでしたが、長時間のWEB会議で首筋を痛めてしまい、また夕方になっても下がらない気温のため、昨日のランは断念。


本日はちょっと長めに走ろうとまず蓮池へ。


あれ?
カルガモ増えてる?


数えてみたら見えるだけでなんと12羽おります。


もしかしたらもっといるかも!
別の家族も合流したのかな?
であれば、いつもはどこに棲んでいるんだろう?


なんだか嬉しいぞ!
嬉しくて心軽やかになりにけり。


身も軽やかにパイニー坂をピッチを上げて登ります。


先週土曜日のブーツレッグさんとのパイニー坂はバテバテだったの申し訳なかったです。


よし、こうなったら先週と同じルートにしてみよう!


西鎌倉商店街を抜けて赤羽交差点から


鎌倉山入口まで続く長い坂も


バテることなく一気に駆け上がり


鎌倉山入口に到着


さて、どうしようか暫し迷い、結局


西鎌倉交差点から腰越のルート。
これも先週土曜日と一緒。


本日はそこから小動交差点を抜けて七里ヶ浜へ向かいます。


小動の浜辺へ降りる階段が新設されましたので、しばしブレイク


陽射しは強いけれど海風は爽やかで気持ちいい


水も綺麗


人もおらず鵠沼海岸より静かでのんびり


そこから砂浜を歩いて七里ヶ浜へ向かい、折り返して帰ります。


今日は15キロくらいでしょうか。
風に秋の気配を感じるランでした!




朴竜の最強上司伝説!6 素敵な魔法

2020年08月29日 | ちっちゃいおっさん

史上最強の上司山口さんと私が当時働いていた米系投資顧問会社のオフィスは帝国ホテル内にあり、ランチはよく近くの銀座のコリドー街に出かけました。


ランチ時は山口さんと一緒に居たくないので巻こうとするんですが、警察犬並みの嗅覚で付いてくるわ、汗は凄いわ、ご飯はこぼすわ、ウェイトレスをねーちゃんと呼ぶわ、まあ恥ずかしい恥ずかしい。そんなある日。






僕達はしつこく付いてくる山口さんを巻けずにランチ後のコーヒーを銀座コリドー街のIrish Pubhubに行ったのでした。


腰高のstallにずり落ちそうに腰掛ける山口さん。短い足は床に届かず所在なく空気を蹴っています。




完全なopen café風で剥き出しの天井にオシャレにfanがゆっくりと回っています。


そんな店内、山口さんは足元がどうにも気になるようで、少し強めに足を蹴るような仕草を始めます。






「山口さん、どうしたんすか?」


「いやいや、さっきから足に何かが当たるようで引っ張られてるような気がするんだけどね。いや~気のせいかもね~」


とか、山口さんは言うのですが、私、ちょいテーブル下を覗いてみると、な、なんと。


超デカイどぶネズミが山口さんのズボンの裾をガチガチと噛んでいるんです!


え~⁉︎ マジかよ!






ま、コリドー街は上は高速道路、その高架下の飲食街。食糧豊富、冷暖房完備ですから、どぶネズミがいたって不思議じゃありません。


「や、や山口さん、どぶネズミっす!足元!」



あわわわわ、と山口さん椅子からひっくり返ってしまいました。


その超デカイどぶネズミも慌てて逃げ出します。






混雑した店内、客の足元を抜けて壁を伝い、梁や鴨居を伝いみんなが見守る中、女性用トイレの天井に消えて行きました。


床に転がってる山口さんもそれを見守ります。 


女性用トイレの天井にどぶネズミが消えて10秒後です。


トイレのドアを開けてモデルのような超美人が出てきたのです。本当、超美人。






その美人が転がってる山口さんの横を通り過ぎ流時です。


山口さん、


「あ、あんた魔法にかけられてネズミにされてたの? いやいやびっくりしたぞ!いやいや、あなた別嬪さんですねー、びっくりしました。」


と話しかけたのです。


うん、確かにそんなタイミング!


山口さんロマンティックや。


でも、あんた転がったままですって!



写真は本編と全く関係ない茅場町の名店の夏に合う美味しい料理の数々です。



朴竜の最強上司伝説!5 カラオケにて

2020年08月28日 | ちっちゃいおっさん

山口さんとカラオケに行った時のお話。


外人のゲストも入れて総勢8人で部屋を借りました。その部屋は4階にありました。


さて、乾杯を終え誰彼が勝手に歌い出して15分くらい経過した頃に2杯目の飲み物をオーダーすることになりました。






受付に繋がる部屋の壁掛け電話の近くに山口さんが居心地悪そうに大人しく座っています。


「すみません山口さん。電話に一番近いので、飲み物をオーダーして貰っていいですか?」と女性社員。


「じゃあ、カシスオレンジとジントニック、モスコミュール、カンパリソーダ。朴さん何にします。え?じゃあ生追加。」


山口さん、聞いたこともないような飲み物を一気に云われて慌てふためきます。


そんなものひとつずつ聞きながら電話でオーダーすれば良いものを、何故か聞き返しながら手のひらにボールペンでメモるありさま。


メモリ終えたらブツブツと言いながら部屋から出て行きました。






「トイレかな?」

「トイレ行く前にオーダーしてくれたらいいのにね~。」と奇行が日常の山口さんですから、まあ文句を言いながら暫し待つことにしました。


ところが、山口さんが戻る前に飲み物がやってきました。そして暫くして息を切らしながら山口さんが戻ってきたのです。






そして暫くしてまた飲み物の追加オーダーを電話に近い山口さんに頼むことになりました。前回と同じ手のひらにメモりブツブツと外に出て行きました。


で、また山口さんが戻る前に飲み物が届きます。まあ、別に飲み物があるなら山口さんがいなくても構わないので、我々は引き続き歌い狂っていました。


暫くしても山口さんは戻ってきません。






頻尿の山口さんですからトイレかな?と思い、私もトイレに行こうとドアを開けたところ、廊下にあるソファに山口さんが苦しそうに寝そべっているのです。


「山口さん!大丈夫ですか?どうかされましたか?」


「いやいや、朴ちゃん達飲み物を頼むから一階まで降りて頼んできたんだけど、さすがに4階から2回降りてくのはつらいぞぉ。」






「山口さん、飲み物は部屋の電話でオーダーするんですよ。一階まで行かなくてもいいんですって!」


「え?そうなの? 知らなかった!びっくりしたぞ、朴ちゃん!」


あ~ この人、いい人だなあ。でも、滑稽な物知らずだなあ。




写真は本編と全く関係ない全然食欲が湧いてこない不味そうで投げやりなディスプレイです


朴竜の最強上司伝説!4 犬を喰らうひと

2020年08月27日 | ちっちゃいおっさん

外人客の接待のために数人で東銀座のフレンチに行った時のことです。


山口さんは外人に一番遠いテーブルの端っこの席を猛然と死守することから始まります。


全員が着席した頃を見計らってオシャレなウェイターがフレンチスクリプト体で書かれたメニューを渡してくれます。


メニューは日本語はナシ。


フランス語で料理名が書かれ、英語で料理の簡単な説明書きがあります。


仏語はしょうがないとして、英語もちんぷんかんぷんな山口さんはもうどうしてよいのか分からず緊張しまくりです。


そんな緊張感に見舞われているのが見え見えの正直者でも、見栄は張りたいらしくフレンチにはよく来ている的な子供のような嘘をつくのです。


さあ、ウェイターが前菜からメインディッシュの説明をしてくれます。


「メインディッシュは今日は4品からお選び出来ます。」


「え?全部を少しずつアラカルトではダメなの?」


「山口さん!恥ずかしいから喋らないで話を聞きましょうよ。すみません、じゃあ始めから説明してください。」


「かしこまりました。本日の魚は舌平目のムニエル、スズキのポアレ、お肉は小羊のステーキ、鶏の林檎ソースでございます。」


山口さん、もう何が何だか分かりません。料理の名前を聞いても実際どんなものが出てくるのかイメージの欠片も沸かず席で石のように固まっています。


「じゃあ、私は肉で小羊を!」と私。「私はスズキをください!」「う~ん、じゃあムニエルをお願いします。」「I'll take a chicken please」とすらすら決まっていき、山口さんの番。


「う~ん、何が何だかさっぱりわからんで、びっくりしたぞ!朴ちゃんは何頼んだの?」


「私は小羊ですが、他も旨そうですよ。」

「う~ん、う~ん」と固まる山口さん。


唸りながら2分経過。さすがにウェイターの表情にも苛立ちと面倒臭さが見て取れます。


我々も恥ずかしいやら、喉は渇くわで、かなり苛立って来ました。


唸りながら3分経過。


流石に誰かが「山口さん!早く決めてよ。迷惑でしょう⁉︎ 店にも外人のお客にも!」と怒り始めたのをきっかけに、全員が山口さんの態度に呆れたような発言を浴びせ、かつ早く決めるように急くのです。






皆んなの怒りや冷ややかな表情をようやく察した山口さんですが、もう慌てて何が何だか分かりません。


「じゃ、ぼぼぼ僕は、ここここの、小小小小小小小小」


「小小小 子犬(こいぬ)ください!」


一同、暫し沈黙!


次いで大爆笑!ウェイターはプロなので「かしこまりました、小羊ですね。」と言ってはいるものの、肩が震えています。


外人客「Oh! What happen? Why do you laugh?」「Yamaguchi San has ordered Puppy 」と言い間違いを含めて誰かが説明してやると外人客も大爆笑!


で、当の山口さんは自分の言い間違えには当然気づくことはなく、思いがけずウケた自分の発言に気を良くして、


「いえ~す、いえ~す! アイ アム  パピー! パピー! なんかわからんけど、びっくりしたぞ!」と上機嫌。


一方、まだデザートやワインのオーダーを聞けていないウェイターは俯いたまま激しく肩を揺らしながら笑いを堪えていたのでした。





写真は本編と全く関係ない私が愛してやまない横浜鶴屋町の魚介類のお店「角一」


朴竜の最強上司伝説!3 長野県への出張

2020年08月27日 | ちっちゃいおっさん

それは山口さんと長野県の有名な地方銀行を訪ねた時のこと。


広々とした重厚な応接室に通されて担当者を待つこと暫し。


生来落ち着きのない山口さんは所在なさげにキョキョロと部屋を見渡します。


そして立派なテーブルにある備え付けのライターとクリスタルの入れ物に入ったタバコを発見!


「朴ちゃん。このタバコ吸ってもいいと思う?」


「まあ、吸うために置いてあるんでしょうけど、我々は彼らの客ではないし、逆に客になって欲しいわけですから、普通は吸わないでしょうね。」


「朴ちゃん、私も吸うから朴ちゃんも吸いなよ。」


「いえ、それは先方に失礼だから私は吸いません。」


「え~!じゃあ私一人で吸っちゃうよ。お言葉に甘えて!」


「山口さん!誰のお言葉に甘えてるんですか?止めてくださいよ。失礼ですって!」

あ~吸っちゃった吸っちゃった。


また自分のお金じゃないと美味しそうな表情をするんですよこれが。


一本吸い終わっても担当者の来る気配はナシ。そうなると山口さん調子に載っちゃって


「お言葉に甘えてもう一本!」

「だから誰も吸っていいと言ってないでしょう!」

「いやいやもう一本!」


と結局担当者が来るまでに3本の貰いタバコをした上に、23本を自分のタバコ入れにしまう次第。


そして、担当者がようやくやって来た頃には部屋はタバコの煙が充満する始末。


担当者は入ってくるなり我々を通り過ぎて大きな窓を開け放ち、煙が外に逃げたのを確認してから、たいそう慇懃無礼に名刺の交換に応じたのでした。


あ~あ、またやっちゃった山ちゃんなのでした。


銀行を辞して直ぐに「山口さん。担当者怒ってたじゃないですか!どうしてタバコを吸うんですか!もういい加減にしてくださいよ!帰りは私一人で帰りますから!」


「え?なんで朴ちゃん怒ってるの?びっくりしたぞ!しかし、向こうの担当者の態度は失礼で参ったな!」


いやはや、こんなようでなければ生き延びれないんですね。やっぱり。




写真は本編と全く関係ない1997年に自主廃業した山一證券の兜町支店が入っていたビル。悲喜交々の舞台となった場所でもあります。



朴竜の最強上司伝説!2 北海道出張続編

2020年08月27日 | ちっちゃいおっさん

さて、やまちゃんの要らん活躍により散々な結果に終わったプレゼンの後、ふたりは宿泊先の札幌日航ホテルに向かいます。


大通り公園すぐ横にある先程の銀行からホテルは歩いて10分もかからない距離にあります。にもかかわらず、やまちゃんタクシーを止めるのです。






「山口さん!ホテル直ぐそこですよ。歩いて行きましょうよ!」


「いやいや朴ちゃん!色々と調べなきゃいけないことがあるから!」


とタクシーに乗り込み行き先を告げるとタクシーの運転手さんに「え?」と聞き返される次第。そりゃあそうです、直ぐそこですもん。


で、やまちゃん、タクシーの運転手さんに「ススキノで安くて良いところある?」といきなり尋ねます。


「え?」「あ、いやいや、そのお姉さんと裸のお付き合いが出来て、で、安いところ!」


「え?あ~、うちはそんなところ知りませんし、そんな斡旋もしていませんよ!風俗案内所に聞いてください。」


と冷たくも当たり前の答えに玉砕のやまちゃん。






「あ、そうなの?ふ~ん、お兄さんサービス悪いねぇ。」とブツブツクドクド。


あ~、一緒の人種、同じ会社の人間と思われたくない私は早くホテルに着いてくれと願うばかり。


さて、タクシーを降りチェックインの際、


「朴ちゃん、じゃあ何時に待ち合わせする?行くでしょ?」


「山口さん元気ですね~」


「あ、いや。旅の恥は掻き捨てっちゅうでしょ。」


「山口さん!私、さっきの銀行といい、タクシーといい、もう結構恥をかいたんで今日はおとなしく寝ます。」と怒りを爆発したんですが、


「え?何かあった?朴ちゃん急に怒るからびっくりしたぞ!」


結局、こう言う人が生き延びていくんですね~。




写真は本編と全く関係ない近所の家庭農園のオクラの花。優しい色合いに心和みます。



朴竜の最強上司伝説!1 北海道にて

2020年08月26日 | ちっちゃいおっさん

2000年~2004年の期間勤務していた米系投資顧問会社時代の上司のお話しです。


その上司は山口さん(仮名)といい、陰では「ぐっさん」とか「やまちゃん」と呼ばれていました。


私より一回り歳上のやまちゃん。


某大手証券会社からの転職組で外資系企業に勤めるには余りにも歳を取っており、もちろん英語は全く話せません。






ペタッと七三に分けた頭からは昭和の整髪料の香り漂い、地黒の肌は古いなめし革の如く、ギョロッと大きな眼は笑うと雨に濡れた捨て犬のようです。


巨体にいつも汗をかいて、スーツは外資系金融機関で見たこともないテカテカのツルツル。





ズボンの折り目も消え、ジャケットから煙草の匂いを発散させているのです。


人の話は殆ど聞いておらず、僅かに聞いたことは直ぐ忘れ、運用や複雑な金融商品の知識はなく、思い込みや勢いで行動するおっちょこちょいの好人物。


でも、周りがなんと言おうと私はやまちゃんが大好きでした。だって、見てるだけで楽しいんです。


さて、そんなやまちゃんの武勇伝を紹介していきたいと思います。






1


「北海道の銀行へ営業に行った時」のこと。


やまちゃん、知識もなく勉強もしていないのにプレゼンが大好きです。


北海道の銀行での応接室。


私のプレゼン中に先方から質問が来ました。それに応えようとした矢先、すかさずやまちゃんが口を挟んできます。


よく分からないトンチンカンなやまちゃんの説明に顔から火の出る思いで俯く私。


テーブルに置かれた資料にペンを指して説明したかったやまちゃん。


ごそごそとジャケットにペンを探し出します。胸ポケットにペンはなく出てきたのは老眼鏡です。


内ポケットを探すもやはり老眼鏡。ジャケットの右ポケットをごそごそしてペンの代わりに老眼鏡。左ポケットを探しても出てきたのは老眼鏡。


「おかしいな。ちょっと待ってくださいね。」と大きなカバンをヒックリ返したら、老眼鏡が2つ出てきました。






結局、ボールペンは見当たらず、テーブルには指紋や脂のついた汚い老眼鏡が6つもならんだのです。それはそれは異様な光景です。


しょうがないので、やまちゃんは老眼鏡で資料を指しトンチンカンな説明を始めるのです。


プレゼン後、「山口さん。いい加減にしてくださいよ。上手く行くものも上手くいかないじゃないですか!」


やまちゃん、悪びれた様子もなく「びっくりしたぞ。ボールペンが見当たらないなんて。」


「びっくりしたのは私と先方ですって。なんで老眼鏡が6つも手品のように出てくるんですか⁉︎


「それはそうと朴ちゃん。こっち(小指立てて)の方は好き?ススキノ行こうよ。ススキノ!」


やまちゃん、人の話全く聞いてないし!


それでも何故か憎めないオッさんなのです。




写真は本編と全く関係ないまだまだ暑い溜池山王です



走れ朴竜!22 食ったら走らんと

2020年08月26日 | ちっちゃいおっさん
昨日は在宅勤務
自宅近くの札幌ラーメンの名店で遅い昼食


このお店、今月の30日の日曜日で閉店となります。


25年にわたり地元に愛されて続けた美味しいお店がなくなるのは非常に残念。長きにわたりありがとうございました。


あと一度来ようっと。とりあえず醤油ラーメン大盛りを注文。あー 美味しくて寂しくて泣けてくる。


17:30
食べた分のカロリーを消費せねば!
まずは東海道線沿いを藤沢駅に向かい


藤沢市保健所の裏から境川を江ノ島方面に向かうと


ほら、パイニー坂


涼しくて走りやすい夕暮れ時。昨日よりピッチを上げて駆け上がれました。

夕陽が綺麗!

日本は電線ばかりでせっかくの素晴らしい風景が台無しです。


時間がなかったのでパイニー坂を転がるように駆け下りて、カルガモの様子を見に行くも不在。しょうがない、右に写ってる蝉を素手で


捕まえてみました。8月の終わりくらいになるとセミもスタミナ切れになるんですね。
簡単に捕まえられました。

今日は6キロ程度の軽めのランでした。




ストレス

2020年08月25日 | 哀しき酔客

ダメだ。

また疲れてきた。

無気力だ。

マスクの上下、果ては表裏さえわからなくなってきた。

氷河期突入だな。

 

さて、土曜日のこと。

PCで調べものをしていると、

妻がテレビのチャンネルを変えた。

志村けんさんとのエピソードを

タレント達が涙を流して話していた。

それらのエピソードを公共の電波を使って

話す必要があるのかはわからないけど、

志村さんはやはり偉大な人だったんだと感心。

 

エピソードトークがひと段落すると、

何故かみんなでlet it beを熱唱。

どういうことだ?

何故いきなり歌うんだ?

全然ついていけていない。

途中から見たからだろうな。

 

 

YouTubeで見た面白かったコントをひとつ。

 

さらば青春の光というコンビのネタ。

 

肩凝りの酷い妻のたまに電気マッサージ、

通称「電マ」を開発した男が、

ある業界の監督さんに抗議しに行くところから始まる。

 

その監督さんはその男を神のように崇める。

「電マ」はこの業界に革命をもたらせたみたいな感じ。

開発者は「電マ」が意図したことと違う使われ方をして、

とうとうその娘には父親の職業を伏せられてしまった。

でも売上は相当上がっているというジレンマ。

そこをつく監督とのやりとり。

かなり面白かった。

 

このコントを見るまで忘れていた。

「電マ」ってあの業界のためにあるものだと思い込んでいたようだ。

そして、その「電マ」という言葉の響きすら

下ネタと思ってしまっている。

 

はあ、どこか遠くに行きたい


走れ朴竜!21 カルガモ親子

2020年08月25日 | ちっちゃいおっさん
昨日の夕暮れ時
風は秋の気配
涼しくて走りやすい


その後のカルガモ親子の様子が心配になって


最初に蓮池を目指すルートにしました


そうすると
もうお母さんなのか子供なのか見分けがつかない大きさの


カルガモが5羽が元気に泳いでいました。
あれから数が減ってなくて安心しました!


そして、パイニー坂


土曜日にブーツレッグさんと走った時はあまりの熱さでバテてしまいましたが、涼しいので今回は一気に駆け上れました。


本当は土曜日に辿ったルートで体力を確認したかったのですが


鎌倉山まで目指す時間もないので


そのまま江ノ島方面へ向かいます。


海岸方面の空がとても綺麗に見えたし


ブーツレッグさんにランチをごちそうに
なりました。ありがとうございました!


ほら、綺麗でしょ?


まだまだ暑いは続くけれど


少しずつ秋になっていくね


学生は元気!
元気で仲良しが一番だ!


これで8キロくらいかな。

ボクシングを休会しましたので、もう少し走るなり筋トレするなり工夫しなきゃなあ。





ストレス

2020年08月24日 | 哀しき酔客

流石にストレスがたまってきた。

どこにも行けないし、気にしなきゃいいんだけど、

やはり人目は気になるし。

 

自粛警察やらマスク警察なんて人々も存在するらしい。

 

朴さんに提言しないと。

陰毛ポリスという役割が必要だ。

 

 

さて、昨日YouTubeを見ていると、

レジェンド同士のスパーリングが行われていた。

 

畑山隆則vs内山高志。

 

この2人は現役時代を過ごした年代がだいぶ離れているけど、歳はそこまで変わらないそうだ。5歳くらいかな?

畑山氏はだいぶ若くして引退したんだな。

お互いの特徴が出た見応え十分の22Rだった。

観てない人は、ぜひ。

やっぱりボクシングっていいな。

 

 

3000日を超えたってことは、始めた当初はまだ民主党政権だったのかな。

てことは消費税は5%か。

日経平均なんて、とてつもない数字だったな。

なんちゃらミクスとか言われていたけど、あそこまで下がれば、

そりゃ上がるんじゃねえかなぁなんて思ってしまうね。

 

ま、そんなことはどうでもいいや。

来週から大河ドラマ再開するし。

 

きっと良いことあるさ。

 

どこか遠くに行きたい。