青森の笑い話で「ひっつみ かっけ うどんの話」があります。
旅人が陸奥のとある山間いで夜になり、一軒の農家に一夜の宿を求めた。
部屋に通され休んでいると、家の主の話し声が聞こえてきた。
「どうやって食べるべえ、のばし切りか、ちぎって煮るか、切り刻みか」
これを聞いた旅人は、自分が食べられてしまうと思い慌てて逃げてしまう。
実はこの会話は旅人をもてなす為に、小麦粉をどう料理するかの話だった。
かっけ、ひっつみ、うどんの作り方の話です。
うろ覚えなので細かい表現は違っていたかもしれません。
青森県南部地方から岩手県北にかけては、夏のヤマセ(霧と低温をもたらす東寄りの風)の影響で米よりも麦や雑穀の栽培が多く、主食として食べられていました。
日常の食としての郷土料理は今も家庭料理として生きています。
"八戸せんべい汁"も粉食文化のひとつですね。
近年健康食として注目されている雑穀も、粉食文化とともに進化しているようです。
岩手県産ですが南部地方の食文化です。
旅人が陸奥のとある山間いで夜になり、一軒の農家に一夜の宿を求めた。
部屋に通され休んでいると、家の主の話し声が聞こえてきた。
「どうやって食べるべえ、のばし切りか、ちぎって煮るか、切り刻みか」
これを聞いた旅人は、自分が食べられてしまうと思い慌てて逃げてしまう。
実はこの会話は旅人をもてなす為に、小麦粉をどう料理するかの話だった。
かっけ、ひっつみ、うどんの作り方の話です。
うろ覚えなので細かい表現は違っていたかもしれません。
青森県南部地方から岩手県北にかけては、夏のヤマセ(霧と低温をもたらす東寄りの風)の影響で米よりも麦や雑穀の栽培が多く、主食として食べられていました。
日常の食としての郷土料理は今も家庭料理として生きています。
"八戸せんべい汁"も粉食文化のひとつですね。
近年健康食として注目されている雑穀も、粉食文化とともに進化しているようです。
岩手県産ですが南部地方の食文化です。