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谷地温泉

2009-08-06 | 温泉
一時期経営破たんから閉鎖されていた谷地温泉。
日本三大秘湯の一つといわれ、泉質の良さもあいまって多くのファンに愛されていた温泉ですが、昨年の夏に営業再開されています。
何度か行った場所ではあるのですが温泉に入るのは初めてです。
近くなので何時でも行けると思っていると、行く機会も逃してしまいがちです。
閉鎖中にまだ入湯していなかった事を残念に思っていたので、この機会に初入浴を果たしてきました。
青森県内の祭りの時期でもあり観光客も多く、平日ではありましたが他県ナンバーの車もありました。

 

泉質は硫黄泉で、霊泉といわれるぬるめの湯と熱めの湯の二つの浴槽があります。
入浴法の説明書きには
「ぬるめの湯に30分ほど浸かった後、熱めの湯に5~10分」
とあったので、その通りに。
ぬるめの湯の温度は38度で、初めはやや冷たく感じたのですがだんだん汗が噴き出します。
30分後には顔は汗だくです。
熱めの湯に5分は少しつらく感じました。

腰が痛くて困っていたのですが、適応に 「とくに腰痛」と書いてある通り、腰は楽になりました。
体が芯から温まり、この日一日ポカポカしていました。
体から硫黄の香りが漂って、温泉に入った実感があります。

家の近所のお年寄りが秋になると湯治で谷地温泉に行っていた事を思い出しました。
「ぬるくてあったまって、いい湯だあ」
この湯に何日か浸かっていたら、それは楽しいだろうな、と思います。
自炊をしながらの湯治は今では少なくなっていますが、青森県内には湯治もできる温泉が残っています。
混浴が多いのも湯治場の名残のようです。
忘れられている古い文化が今も息づいている、それはとても貴重なものでもあります。


食堂のそばはとても美味しくて、何度か来ているのはこれが目的でした。






日帰り入浴  10:00~18:00  500円
宿泊     5800円
営業     通年



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