時間旅行
2011-06-03 | 巨木
ある巨木を見に行った時、近くにお住まいらしい農作業姿の女性が不意に現れて
「この木はね、いろいろな人が見に来るのよ。
去年も大勢来て、棒を立てて木を計ったりしてたのよ。」
そう言って、細い道を歩いて行ってしまいました。
その後姿を見ながら、私の今いるこの場所で、百年前や二百年前にも同じシチュエーションがあったかもしれないと、ふと思いました。
地域にあった小さな出来事を、こんな事があったと語り継ぐ暮らしがずっと昔からあったのかもしれないと。
そんな気持ちを抱く時、自分が今いる時間は溶け出してしまい、ずっと昔に暮らしていたはずの人々の、日々の感情を垣間見た気がします。
子供の頃、使っていた言葉とか、考えてた事で忘れてしまったことがいっぱいあって、でもその中に大切な何かがあったような気がして一所懸命思い出そうとしているけど思い出せません。
本を読んだらヒントになるかと、長いこと雑読し続けてるけれども今も分からない、そんな事がこの道の先にあるような、そんな不思議な気持ちになります。
「この木はね、いろいろな人が見に来るのよ。
去年も大勢来て、棒を立てて木を計ったりしてたのよ。」
そう言って、細い道を歩いて行ってしまいました。
その後姿を見ながら、私の今いるこの場所で、百年前や二百年前にも同じシチュエーションがあったかもしれないと、ふと思いました。
地域にあった小さな出来事を、こんな事があったと語り継ぐ暮らしがずっと昔からあったのかもしれないと。
そんな気持ちを抱く時、自分が今いる時間は溶け出してしまい、ずっと昔に暮らしていたはずの人々の、日々の感情を垣間見た気がします。
子供の頃、使っていた言葉とか、考えてた事で忘れてしまったことがいっぱいあって、でもその中に大切な何かがあったような気がして一所懸命思い出そうとしているけど思い出せません。
本を読んだらヒントになるかと、長いこと雑読し続けてるけれども今も分からない、そんな事がこの道の先にあるような、そんな不思議な気持ちになります。
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