北東北の縄文遺跡を代表する御所野遺跡と、その出土品を見学できる御所野縄文公園と博物館。縄文ファンにとって一度は行きたい場所です。
ここで住んでいた縄文の人々が朝夕眺めていた風景は、今と同じ様になだらかに続く高原だったのでしょうね。
先日、新郷村で行われたキリスト祭で、キリストの魂を鎮めるという祭りの趣旨を読んで、日本人のメンタルの特徴はこういう所にあるのではないかと考えていたのですが、もし本当にキリストが日本に来たとしたら縄文晩期であって、その時代の大きい集落であった御所野や三内丸山には行かなかったのだろうか、などと変な妄想を楽しんでいました。
予備知識なしに訪問してみると、遺跡出土物もさることながら建築物としても素晴らしい。
駐車場から公園内へと向かう木造の屋根付き釣り橋を渡りますが、この釣り橋の造形デザインも楽しめます。ただ私は高所恐怖のため、微妙に揺れる橋で気分が悪くなり、充分に楽しむことはできませんでした。う回路の案内もぜひお願いしたいです(笑)
津軽三味線のコンサートは行きたいと思いつつ、未だ観れずです。
えんぶり以外に用途を見いだせないという部分も、発想の貧困さを体現していると思うのです。
古い建物がある、という事しか利用できてない。
歴史とか、構造とか、細分化して子供たちに伝承させる内容はいくらでもあるのに。
視点が死にゆく老人のそれでしかないので、物を生かし切れてませんね。
比べて青森県、八戸市ときたら…
ハコが誰の為の物であるのか、目的を喪失してしまうとすべてが無に帰してしまう、強く感じますね