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冬の奥入瀬

2013-01-05 | 青森自然
シダで有名なのは正月飾りにも使われるウラジロです。
冬でも瑞々しい緑色であるため、西日本での正月飾りに使われてると聞きます。
東北地方では正月飾りにシダが使われているとは聞きませんが、シダには耐寒性に違いがあって、雪の降る頃まで瑞々しい緑色を保っている種類もあります。
リョウメンシダの多い場所にある巨木を見学してきました。
巨木はもちろん魅力的なのですが、新雪を踏み抜いた時に、たまに姿を見せる緑色のシダの葉は、モノクロと空のブルーだけの世界の中で新鮮な驚きを魅せてくれます。

正月休暇で遭難のニュースが多く、新雪の山の景色が素晴らしすぎて、その魔力に囚われる人も多いのかもしれませんが、私はほんの少し前まで生命の宝庫であった雪の下の緑色に惹かれてしまうのです。
雪の上を歩いて、時たま踏み抜く雪の下には、雪の布団をかぶったほんの少しの緑色が残っていることに、小さいありがたみを感じるのです。

 





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2 コメント

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Unknown (マサコ)
2013-01-06 20:19:07
山林を研究されていれば雪に覆われた道でも(複数の人達で)遭難の危険は無いですね、しかも
足元に緑色を見つけたら感動し、ありがたくもなりますね

新年から体を鍛えていますね
偉いです
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マサコさま (shouske0)
2013-01-08 15:04:53
それほど鍛えているわけでもないし、山林を研究など大それたこともしておりません(笑)
緑の中にいるのが好きなだけで、もう一人で出かけるのも危険なのでやめました。
機会がある時だけ、ちゃっかり参加して少しだけ遊んでいるだけなんですよ。
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