光禅寺の枝垂れ桜
氷見市役所横にある光禅寺の桜です。(今年の桜は花の付きが少ないようです。) ここ光禅寺は、前田利長公の縁の寺として能登立山シーサイドラインホームページでお勧めコースにも入れられている寺です。◇能登立山シーサイドライン みどころ前田家ゆかり(お勧め季節:通年)
今回、光禅寺を訪ねてみると、山門を再建中でもう間もなく完成のようです。
光禅寺
光禅寺は氷見を代表する曹洞宗の名刺であり、明峰素哲や月澗義光が住した寺としてもよく知られている。
明峰素哲(一二七七~二二五〇) は、大乗寺(加賀) や永光寺(能登) に住し、嘉暦元年(二二二六) には光禅寺を創建した。その後」法嗣の松岸旨淵へ住職を譲る。晩年再びここに住し、伽藍を整え所持していた弁才天を唐島へ安置し、七四歳の生涯を終えた。
月澗義光(一六五三~一七〇二)は旧十二町村で生まれ、元禄元年(一六八八)に第十九世住職となった。荒廃した伽藍復興のため全国各地を行脚し、元禄十四年(一七〇一) に再建を果たして、翌年五十歳で示寂する。その傍ら血書の大般若経を三百巻書き終えた。第九代田中屋権右衛門の日記『応響雑記』には、光禅寺関係の記事が多く見える。境内に秋葉権現があり、毎年二月の始め頃、火祭を行っていた。また町方から、疫病除などの祈躊が度々依頼されている。寺宝に、氷見市指定文化財の絹本著色前田利家画像・木造地蔵菩薩立像などがある。
氷見市の歴史・民俗 氷見市教育委員会著より
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