良く使われる言葉ですが、「何で青?」と聞かれると直ぐには答えにくい言葉です。
青二才:
経験の浅い年若い男性を指す言葉ですが、<世田谷自然食品>の「ライフスタイル情報」で判りやすい説明がありましたので、引用させてもらいます。
「青二才」は、相手をののしったり、嘲(あざけ)るときに使われるほか、「何分、青二才ですので」など謙遜するときにも使います。「青」は、色を表す言葉ですが、同時に年が若く、未熟な者を指すときにも使う接頭語。「青臭い」といえば、世間の実情をよく知らず、未熟なことをいいます。
また、緑色の菜のことを「青菜」、緑の田を「青田」などといいますが、日本では古代、色を表す言葉は「赤、青、白、黒」の4種類しかなく、緑色のものも「青」と呼ぶ習慣があったため、芽吹いたばかりの「緑」を「青」で表現したようです。
一方、「二才」については、二つの説があります。
ひとつは、「出世魚」から来たという説。出世魚は成長につれて呼び名が変わります。例えば、ボラは1年目ではオボコ、スバシリ、イナ、と名を変え、2年目はボラ、さらに大きくなるとトドと名を変えます。この2年目の魚、つまり、さらに成長した魚になる手前の段階の魚を、「二才子」「二才魚」と呼んだのが、青二才の「二才」の語源であるという説です。
もうひとつの説は「新背(にいせ)」という言葉が転訛したという説です。「背(せ)」は古語では「夫、恋人(男性)、兄弟」など親しい男性を呼ぶ言葉です。この「背」に「新」をつけた「新背」は青年のこと。また、青年団に入る新顔のことを「新背」と呼んだともいわれます。この「にいせ」がなまって、二才になったというのです。
青息吐息(あおいきといき):
“困り果てた時に、弱々しくつくため息”を言いますが、<語源由来辞典>などに拠ると、この「青」は若いという意味ではなく、弱々しい様子を表し、「青息」は青ざめて吐く息という意味でしょう。
また「吐息」はため息の意です。
このような「青」が使われている言葉としては、「青びょうたん」などがあります。
個人的には「青息吐息」よりも「桃色吐息」の方が好きなんですけど・・・(まさ)
青二才:
経験の浅い年若い男性を指す言葉ですが、<世田谷自然食品>の「ライフスタイル情報」で判りやすい説明がありましたので、引用させてもらいます。
「青二才」は、相手をののしったり、嘲(あざけ)るときに使われるほか、「何分、青二才ですので」など謙遜するときにも使います。「青」は、色を表す言葉ですが、同時に年が若く、未熟な者を指すときにも使う接頭語。「青臭い」といえば、世間の実情をよく知らず、未熟なことをいいます。
また、緑色の菜のことを「青菜」、緑の田を「青田」などといいますが、日本では古代、色を表す言葉は「赤、青、白、黒」の4種類しかなく、緑色のものも「青」と呼ぶ習慣があったため、芽吹いたばかりの「緑」を「青」で表現したようです。
一方、「二才」については、二つの説があります。
ひとつは、「出世魚」から来たという説。出世魚は成長につれて呼び名が変わります。例えば、ボラは1年目ではオボコ、スバシリ、イナ、と名を変え、2年目はボラ、さらに大きくなるとトドと名を変えます。この2年目の魚、つまり、さらに成長した魚になる手前の段階の魚を、「二才子」「二才魚」と呼んだのが、青二才の「二才」の語源であるという説です。
もうひとつの説は「新背(にいせ)」という言葉が転訛したという説です。「背(せ)」は古語では「夫、恋人(男性)、兄弟」など親しい男性を呼ぶ言葉です。この「背」に「新」をつけた「新背」は青年のこと。また、青年団に入る新顔のことを「新背」と呼んだともいわれます。この「にいせ」がなまって、二才になったというのです。
青息吐息(あおいきといき):
“困り果てた時に、弱々しくつくため息”を言いますが、<語源由来辞典>などに拠ると、この「青」は若いという意味ではなく、弱々しい様子を表し、「青息」は青ざめて吐く息という意味でしょう。
また「吐息」はため息の意です。
このような「青」が使われている言葉としては、「青びょうたん」などがあります。
個人的には「青息吐息」よりも「桃色吐息」の方が好きなんですけど・・・(まさ)
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