先日、『辟』という字から派生した「躄」と「壁」という字の違いを調べていく中で、意味を表す文字と音を表す文字を組みあわせて作られた形成文字というものの面白みに興味を持ち、何か頭の中で色々な漢字が渦を巻き、枕元に置いているメモにも寝ぼけ眼で書いたのか、訳の判らない字が書いてあります。
ということで、その後に気付いた形成文字を数個並べてみます。
(1) 「毎」 ⇒ 「悔」・「侮」・「晦」・「梅」・「敏」・「繁」など
「毎」は、訓読みでは「まい・ごと」ですが、音読みでは、「マイ・バイ・ハン・ビン・ブ・カイ」と変化しています。
「毎」の意味は、①ごと。つね。つねに。たびごとに。 ②むさぼる。もとめる が主な所ですが、「暗い」とかいうような意味もあるようです。
(2) 「夌」 ⇒ 「陵」・「凌」・「稜」・「崚」・「菱」など
「夌」の読みは「リョウ」で、その意味は、①しのぐ。②こえる。のりこえる。③高い。高い地。などです。
(3) 「暴」 ⇒ 「爆」・「曝」・「瀑」など
「暴」の音読みは「ボウ・ バク」で、訓読みでは①あばく ② あらわす・ さらすとなります。
漢字というか、日常使っている言葉の由来などに興味がある私には、この形成文字というのは非常に興味がある分野ですが、はまり込んだら没頭してしまうような麻薬的な恐れもあり、この度は一応この程度にしておきます。
※ この項は、<漢字の音符><goo辞書>などを参考にさせて頂きました。(まさ)
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今日の夕食 オデンとスープ
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オデン 昨夜から仕込んでおいたので、美味しく味が沁みていました
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スープ 購入品のふかひれスープにレタスを入れました
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スープ 購入品のふかひれスープにレタスを入れました
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