福 島第1原発事故に伴う、汚染水の発生抑制の「切り札」として鳴り物入り建設が始った原発1~4号機の凍土遮水壁工事は、昨年11月に全周の工事が終了し使用が開始されたとの発表があったとの記憶があるのですが、その効果についてはどうなっているのでしょうか?
この工事は、2020年東京五輪の招致活動が山場を迎えつつあった2013年5月に政府が前面に立って汚染水対策にあたっていることをアピールする必要があり、その効果を疑問視されつつも世界で例のない長さ1.5キロもの凍土遮水壁の建設に345億円という巨額の税金を投入したもので、更にこの凍土遮水壁の維持稼動には今後も年間十数億円かかるとされていたと思います。
この工事の効果については、今年の3月1日に東電が「遮水効果は5割になる」との評価結果を公表したようですが(3月3日付毎日新聞)、その後の評価などは一切ニュースとして報道されていません。
確かに、汚染水量について降雨量などでも違うでしょうし、原子炉建屋周辺などから地下水をくみ上げていることによる効果の方が大きいともされており、ここら辺も含めて、もう少し詳しい評価数字を示すべきでしょう。
少しでも関心のある人は、この異常ともいえる酷暑の中で上手く稼動しているのか気になるでしょうし、マスコミも当初の問題投げかけだけでなくもう少し継続した報道をすべきではないでしょうか?(まさ)
この工事は、2020年東京五輪の招致活動が山場を迎えつつあった2013年5月に政府が前面に立って汚染水対策にあたっていることをアピールする必要があり、その効果を疑問視されつつも世界で例のない長さ1.5キロもの凍土遮水壁の建設に345億円という巨額の税金を投入したもので、更にこの凍土遮水壁の維持稼動には今後も年間十数億円かかるとされていたと思います。
この工事の効果については、今年の3月1日に東電が「遮水効果は5割になる」との評価結果を公表したようですが(3月3日付毎日新聞)、その後の評価などは一切ニュースとして報道されていません。
確かに、汚染水量について降雨量などでも違うでしょうし、原子炉建屋周辺などから地下水をくみ上げていることによる効果の方が大きいともされており、ここら辺も含めて、もう少し詳しい評価数字を示すべきでしょう。
少しでも関心のある人は、この異常ともいえる酷暑の中で上手く稼動しているのか気になるでしょうし、マスコミも当初の問題投げかけだけでなくもう少し継続した報道をすべきではないでしょうか?(まさ)