明日からまた、海外に出掛けます。
今度の行先は、3月に行ったマルタ共和国から僅か100㎞程北にあるイタリアのシチリア島です。
イタリアには50年以上も前にアフリカからの帰途にトランジットでローマに一泊して、翌日に少しだけ市内を観光したのと、一昨年にスロバニアとクロアチアに行く時に飛行機の都合でヴェネツィアに降りたものの、直ぐにバスに乗り込んでスロベニアに向ったという経験しかなく、実質的には初めてです。
有名な観光地には余り寄らない私流の旅ですが、今回の楽しみはやはりギリシャ/ローマ/イスラムなどの歴史が融合した文化遺産やですが、案内書を見る限りでは前回のマルタのような巨石文明時代の遺産などはなく、ギリシャ時代の遺産が多く残って入るようです。
また、私的には大好きなジョゼッペ・トルナーレ監督の「ニューシネマパラダイス」や「マレーナ」の映画の雰囲気をエンニオ・モリコーネの音楽を思い浮かべながら現地で感じてみたいですし、今回のツアーにはストロンボリ火山やエトナ山も含まれているので、約2週間を思い切り楽しんできます。
昨年秋から頻繁に海外に出かけていて、「この物価高で生活が苦しい中で、しかも厳しい円安の中でよく行くわ・・・」と言われることもありますが、老後の生活について一つ吹っ切れたことも事実です。
即ち、ツレアイよりも7歳も年上でしかも一般的には女性の方が長寿の基準からすると、我が家では当然ながら私が先に逝くだろうから、その後ツレアイが困らないようにという気持で何かと準備していましたが、それが逆に突然という感じでツレアイが先に亡くなってしまいました。
当然ながら独り住まいになった寂しさもありますが、ツレアイの最後を看取ったことで私自身の最後についてもある程度の見通しと覚悟がついたような気にもなりましたし、更に丁度一年ほど前に岡山の山林ハイキングで雨に濡れた山道から滑落したものの、奇跡的に擦り傷だけで済んだことや、気になっていた四国88ヶ所霊場巡りも済ませたことで、自分の気持ちにも大きな変化がありました。
あちこちにガタが来て、老いを自覚せざるを得なくなった我が身が、まだ迷惑を掛けずに動けるうちに、好きなことをしてみようというような気持になったのも事実です。
幾分言い訳めいた話になりましたが、2週間の留守に備えて、冷蔵庫内の生鮮食料品も上手く片付きましたし、とに角楽しんできます。
PCは持参しますが、今回は連日の早朝からの移動だけに、夜は写真のPCへの取り込みだけで時間を取られ、ブログの新規書き込みは難しいでしょうから、時々は短い書き込みが出来ても、取り敢えずは帰国まではお休みという感じになりそうです。(まさ)
今日の夕食 冷奴/牛肉・野菜炒め/おひたし/メカブ
牛肉・野菜炒め 冷蔵庫の中の野菜類一掃できました
おひたし ブロッコリーとチリメン