老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ストレリチア3つ目の花開花、ベランダの様子など

2020年04月30日 20時38分27秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)
 今朝カーテンを開けると、ベランダのストレリチアに待望の3つ目の花が開花していました。何とか4月の開花に間に合ったというところです。

 以前から咲いていた2つの花を後ろに押し倒すようにして、その前に割り込んでの開花。
花の根元には沢山の蜜が溢れるように付いており、我が家で初めてのストレリチア開花をタップリと観察できました。

 その他、先日開花をお知らせしたS・プラテンシス、S・ネモローサ、クレマチス、ナルシサス・バルボコディウムも満開状態ですし、スカビオサ(マツムシソウ科)も2度目の花を開き始るとともに、青ネギのネギ坊主も可愛らしい花を咲かせておりベランダは満開状態です。

 また、ベランダにおる鉢植えのゲッキツ(ミカン科)の小さな実が赤く色づいてきました。(まさ)

ストレリチア

同上

同上。 花の元は沢山の密です

S・プラテンシス

同上 アップ

S・ネモローサ

同上 アップ

ネギ坊主

クレマチス

ナルシサス・バルボコディウム

スカビオサ

ゲッキツの実

ゲスと忖度 

2020年04月29日 19時58分49秒 | その他
 少し前になりますが、毎日新聞夕刊の「柳に風」というコラムで、編集長の松井氏が「ボスの周りは“ゲス”の山」というタイトルで書かれていました。

 タイトルだけでは内容が全く判りませんでしたが、読んでいくと取り巻きの「忖度(そんたく)」による情報のねじ曲げの恐ろしさを書かれているのですが、落ちは「忖度」の英語が“guess”で、これを“下司(ゲス)”に掛けられたようです。


 「忖度」はgoo辞書では“他人の心を推しはかること、又は、推しはかって相手に配慮すること”とありますが、特に後段の意味になると、これにズバリ当てはまる英語はないと思います。

 前段については、これに近いのはsurmiseguessでしょう。手元にある新コンサイス英和辞書では、
surmise:推測する。憶測する
guess: 推量する。推定する
とあり、どちらかといえばsurmiseの方が近いかも知れませんが、guessでも大きな違いはないでしょう。

 何れにせよ、忖度をする側の人は、国民の貴重な税金を自分が担当する分野で如何に国民の為に有効に使用すべきかかという本来の業務目的を忘れ(或いは意識的に放置して)、自己の昇進が最大目的と思っているのですからある意味では「下司(ゲス)」と言われても仕方ないでしょう。(まさ)

南九州を訪ねて その⑭ ~最終回:西都原古墳公園とフローランテ宮崎(4月6日)~

2020年04月28日 20時21分54秒 | 旅行/色々な風景
 いよいよ最終日、飛行機の時間まではタップリ時間があるので、西都原古墳群と宮崎市内にあるフローランテ宮崎を訪ねることにしました。

 9時頃に西都原古墳公園駐車場で近くに住む友人と待ち合わせとしましたが、残念ながら博物館は月曜日が定休日で中に入れず、屋上からの古墳群の景色も楽しめませんでしたので、古墳の全容は判りませんでしたが、折から満開のサクラと、まだ見頃のナノハナが見事でした。


 その後、宮崎市の海岸沿いにある有名なシーガイア宮崎のすぐ近くにある植物公園「フローランテ宮崎」を案内してもらいました。

 ここも人影は少なくて、ゆっくりと回れましたが、手入れの行き届いた園内では色々な花が楽しめ、花好きの我々には至福のひと時でした。

 ここで友人とも別れ、港や市内を回って空港へ…
久しぶりの運転でしたが、無事に返却しました。


 年初めに計画した時点では想像もしなかった、コロナウィルス流行というヤヤコシイ時期での旅行の決行でしたが、懐かしい先輩や同僚たちに会え、またツレアイもいままで自分が作っていたワイヤークラフトの作品を手渡すことができて、少しホッとしたように見受けました。

 また、かねてから行きたいと思っていた南九州の観光地も回ることができ、思い出深い旅となりまた。

 帰阪後3週間が経過しましたが、幸いにも私たちがお会いした方々や、私たちもコロナウィルスらしい症状が出ておりませんので、この点が一番ホッとしている点です。

 また、14回にも及ぶ面白くもない他人の旅行記に付き合ってくださった方々にも、厚くお礼申し上げます。(まさ)

〈西都原古墳公園〉

サクラとナノハナ

ナノハナとサクラ

古墳群

茶畑/ナノハナ/サクラ/古墳

マツバウンラン

同上

〈フローランテ宮崎〉

入口

吊り雛

園内

同上

多肉植物のタペストリー

パステルガーデン

同上

地湧金蓮(チユウキンレン、バショウ科、中国雲南省原産、英名:Golden lotus banana)

ヒトツバダコ(別名:ナンジャモンジャの木、モクセイ科)

サルビアの仲間

ぺトレア(クマツヅラ科)

同上 アップ

イペー(ノウゼンカヅラ科)

宮崎県庁。かって東国原氏が知事時代によくTVで見かけた建物です

南九州を訪ねて その⑬   ~飫肥(おび)~

2020年04月27日 19時26分17秒 | 旅行/色々な風景
 今回の宮崎南部旅行の目的の一つは現在は日南市に所属している飫肥(おび)の城下町散策でした。

 ここは初代藩主の伊東祐兵(すけたけ)が豊臣秀吉より九州征伐の功績により飫肥城を与えられた天正16年(1588)から、明治初期までの280年間飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えたところで、飫肥藩の領土は、日南市、北郷町、南郷町、宮崎市の南部、清武町、田野町に及んでいたようです。

 先日訪れた薩摩の知覧とは少し様子が違いますが、武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みは見事ですし、商人町通りも樽を店頭に置いた商家や、格子に壁燈籠、番傘を飾った商家が軒を連ね、町を流れる堀割の清流など、江戸時代を彷彿とさせる町並みが楽しめるところで、昭和52年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


 着いてすぐに、有名な飫肥天の昼食を摂り、その後飫肥城跡や静かな町並みを楽しんでいると結構な時間になり、その後に予定していた都城市の関之尾の滝見物は諦めて、往路と同じく日南海岸沿いの道で宮崎に戻りました。(まさ)


重要伝統的建造物群保存地区の案内板

桜が見頃の大手通の大手門前

豫章館(明治時代の旧藩主の屋敷)の塀と桜

大手門

城内の様子

城壁の内側の支え

旧本丸への道

癒しの森(旧本丸跡にある飫肥杉)

同上。杉の根っ子

旧本丸の裏門

旧藩校「振徳堂」

同上

国際交流センター「小村記念館記念館」の庭園

豫章館(元藩主の居宅)の建物

同上 庭園

大手通の旧家

後町通の様子

同上 遊漁池

旧山本猪平家(大手通)

同上 母屋

旧高橋源次郎家

日南ダム近くの桜

同上

南九州を訪ねて その⑫ ~日南海岸(4月5日)~

2020年04月26日 19時14分40秒 | 旅行/色々な風景
(花の紹介などで色々と回り道していますが、南九州旅行記も残りわずか。何とか今月中には終えたいと思っていますので、今しばらくお付き合いください)

 翌日の4月5日は宮崎市から南に向かい、日南海岸を経由してもう一つの目的地である飫肥に向かいました。
 もう少し遅ければ。私の大好きなジャカランダの花で有名な日南市の南郷は外せないのですが、今回はまだ花の時期には少し早いので、日南海岸では、青島/堀切峠/サンメッセ日南/鵜戸神宮に立ち寄りました。

 青島以外は初めての場所でしたが、特にサンメッセ日南には驚きました。
何と、宮崎の海岸にイースター島で有名な巨大なモアイ像があるのです。1992年にイースター島のモアイ像の修復に日本の企業が協力したことにより、モアイ像の複刻が許可され、その建設地として選ばれたのが現在のサンメッセ日南の場所で、モアイ像の完成と同時にサンメッセ日南がオープンしたということです。

 また、園内の丘の中腹あたりに、ひときわ目立つカラフルな7人のオブジェが並んでいます。これは「モアイと海を見るヴォワイアン」という作品で、ヴォワイアンとはフランス語で「見る人」という意味で、7体のモアイ像と向き合う形で座っていました。

 鵜戸神宮はプロ野球の関係者の参拝などで、良くTVで目にする有名地ですが初訪問。
海彦・山彦伝説の地でもあるらしく、海岸に近い大きな洞窟の中に立派な本殿がある珍しい神社でした。(まさ)

〈青島と堀切峠〉

早朝の青島と弥生橋

鬼の洗濯岩(波状岩)

同上

青島神社

海岸の砂場で見かけたハマエンドウ

宮交ボタニックガーデンで見かけたイペー(ノウゼンカヅラ科。ブラジルの国花です)

堀切峠からの鬼の洗濯岩の風景

〈サンメッセ日南〉

モアイ像。春分と秋分の碑にはこの真ん中から朝日が昇るようです。

同上

同上 斜面にもあります

ヤシと青空

ヴァワイアン(「見る人」)像。モアイ像と向かい合っています。

蝶の地上絵

〈鵜戸神宮〉

楼門

本殿入り口を見下ろす

洞窟内にある本殿

亀石桝形岩